銀行で働いて嫌だと感じる5つのこと




こんにちは、社畜スキルレベルが徐々に上がっているcoco13世です。

今日は銀行で働いていて実感する嫌なことを5つ挙げていきたいと思います。

銀行へ就職・転職を考えている学生・社会人必見です。

はっきり言って社畜スキルレベルを上げないとやってられないのが銀行の仕事です!

同業者の方も気分転換に読んでください。

辛いのはあなただけでないです。

ノルマが大変

営業係はもちろん、手数料重視の今日にいては窓口係でもストレスの大きな要因となるのが、このノルマです。

なぜ銀行のノルマが大変に思える理由は2つです。

1・・ノルマが多岐にわたる

民間企業において営業担当であれば一定のノルマは存在すると思います。

ただ銀行ノルマの特徴はなんといってもノルマが多岐であることです。

主力となる貸出金や預金の他に、手数料収入として欠かせない投資信託、保険、カードローン、クレジットカードなどなどです。

貸出金においても事業性、住宅ローン、フリーローンと分かれ、保険においても、個人年金、一時払い終身保険、がん保険、外貨建保険等、細かくノルマが分けられています。

当然ながら、これらの商品を売り込むためには各分野の専門知識(財務、税務、不動産、各種法律等)は必須となりますし、セールストークも身に着ける必要があります。

また各分野の関連性は薄いため、融資知識を得るために財務分析や不動産の勉強をしても保険や投信信託に役に立たたず、融資業務同様に一から勉強する必要が出てきます。(クルマのディーラーが車と一緒にスマホを販売するようなものです。)

2・・そもそも達成が非常に困難

昔は本業である貸付で利益を確保できたものの、低金利の今では難しくなっています。

そのため金利が取れなければ、代わりに量を取らなければいけませんが、市場が縮小していく中で毎月一定の貸出量を獲得していくのは非常に大変です。

また貸付だけでは利益確保は難しいので、前述した通り銀行は保険や投資信託などの手数料収入も重点を置いています。

こちらも、高いノルマがあるうえに、毎年割り当てられるため大変です。

なぜなら一時払いの保険は一度販売したら、それで終わりです。投資信託だって乗り換え販売にも限度があります。(融資は獲得すれば借入期間中は毎期利息収入を得れる。)

またこれらの一時払い金融商品は自行の預金を振替することが多く、預金減少に繋がります。

しかし銀行は預金減少を許しません。

なぜなら銀行の順位付をする場合の物差しは預金量であるため、一般企業でいう売上数字と同じくらい気にしています。

マイナス金利にも関わらず銀行が夏と冬に定期預金キャンペーンをやるのは、預金を減らさないためです。(もちろん預金量や定期預金のノルマもあります。)

ノルマが多岐のうえに量も求められるため達成が非常に困難となっています。

付け加えるなら、NISA口座獲得等の時事ノルマや新商品取り扱い開始に伴うノルマ等、当初年度計画にないノルマが期中に発生するのも原因の1つと言えるでしょう。

人間関係は殺伐としている

これは先ほどのノルマとも関係性が深いです。

ノルマは地域性の若干の配慮はあるものの本部から支店に一方的に振り当てられます。

ノルマ振り当てについて支店メンバーのスキルや経験は配慮してくれないため、営業ができない人がいると大変です。

銀行のノルマのプレッシャーはかなり激しいため、営業が出来ない人のノルマを営業が出来る人が補てんすることは多々あります。

しかし、支店で決めた個人のノルマを達成しても支店としてノルマ達成できなければ、ボーナスや人事査定にも大きく影響するため、毎回足を引っ張る営業の出来ない人への攻撃は当然ながら強くなります。

仕事の出来ない人間が年上や役職が上でも関係なく、標的になります。(営業不振以外にも事務ミスが多い、苦情が多い人も標的になります。)

標的になると罵声は当たり前、無茶ぶりな仕事を与えられたり徹底管理されたりして業務が非効率化して悪循環に陥ります。

そのため標的にならないよう、日々ノルマのプレッシャーと戦いながら結果を出さなければなりません。

ちなみに支店で常にノルマを達成できていれば和やかな雰囲気になりますが、目標ノルマのハードルは高いため殺伐モードがデフォルトです。

付け加えるなら、支店の人員も削減傾向であるため、1人当たりの仕事量も増え、心に余裕がなくなっているのも原因でしょう。

銀行本位の営業

よくネットの記事で「銀行員が勧める金融商品は買ってはいけない」と言った批判的な記事を見かけます。

正直、それを一番実感しているのが銀行員なのかもしれません。

銀行は数字至上主義のためノルマ達成の圧力がすごいです。

そのため銀行では顧客本位の営業でノルマ未達成より銀行本位の営業でノルマ達成の方が評価されます。

極論を言ってしまえば、モラルに反していても、顧客から苦情がなく、規程や法律に反していなければ、営業手法は問われません。

そんな環境のため、本来の姿である「顧客本位の営業」でなく「銀行本位の営業」になるのはある意味必然なのかもしれません。

銀行本位の営業として代表的なのがお願いセールスや押し売りセールスでしょう。

一例を挙げると

クレジットカードを使ったことのない高齢者へのカード加入。

リスク商品を嫌う顧客へのNISA口座作成。

資産に余裕があり借金予定のない人へのカードローン契約。

優良先への資金需要のない融資取組。(一定期間だけ借りてもらうこと。もちろん利息や印紙代金は顧客負担)

手数料収入の高い投資信託の積極的販売。(投資信託ノルマは販売額でなく手数料収入金額であるため)

しかし、このこのようなセールスを使い続けることにより良心の葛藤に悩まされることも多々あります。

特に顧客との信頼性を築きあげたうえでのお願いセールスは顧客もこちらの関係性を気にしてやむを得ず取組してくれたりします。

こちらとしては在り難い話なのですが、顧客の需要とミスマッチしていることも多々あるため真面目な人程、このような現状から精神をすり減らしてしまいます。

「顧客本位の営業」をしたいと葛藤を抱えつつも、良心に反するセールスを行い、心をすり減らしている営業担当は非常に多いと思います。

社会に取り残されている

この21世紀になって大きく時代が変わりましたね。

特にインターネットの普及やAIなどIT分野の発展により社会は大きく変わりました。

書類保存は紙からデータへ。

連絡方法は電話からメールへ。

書類授受も郵便からデータファイルへ。

ルーティン業務は人から機械(AI、RPA)へ。

しかし銀行業界ではそのような恩恵は期待してはいけません。

書類は伝票を筆頭に紙ベースで保存するものが非常に多いです。

また各書類を種類ごとに分けて保存するため振り分け作業も手間がかかるうえに、昔の書類を探し出すのも大変です。

データ化してしまえば、探索や整理の効率化はもちろん書類紛失のリスクも減らせるのに、なかなか動く気配がありません。

連絡手法については電話がいまだに主流であるため新人は戸惑っています。

後述しますが外部メールは限られているため顧客からの連絡手法は電話しかないため1日にかなりの量のコールが鳴ります。

また、世間で嫌われている電話セールスも内勤職員の営業ツールであるため積極的です。

ネット状況については社内ではさすがにLANは整備されているも、外部についてはセキュリティーを意識しているせいか保守的です。

そのため顧客が作成したデータ(事業計画書、決算書等)はいちいちコピーしたり、時にはこちらで元のデータを紙で徴求して一から作成したりします。

ルーティン業務の機械化(AI、RPA)はメガバンクが取組していることから近い将来一気に浸食するでしょう。

金融業界の最先端であるメガバンクにおいて現状のAIやRPAにより行員の2~3割削減って、今までがいかにルーティン業務が多かったか窺えます。

逆を言えばメガバンクより下の金融機関ではいまだにAIやRPAが取って代われる業務を淡々と取組しています。

他の業界の方々と話をすると、つくづくこの業界は社会に取り残されているなと痛感すると同時に危機感も覚えます。

また業務の効率化を散々謳いながら時代に適したツールを使わない姿勢に日々ストレスが溜まります。

昭和の風土が強い。

これは箇条書(コメント付)で5つ程紹介します。

①休みにくい。

有休はもちろん代休すら休みにくい。理由は業務多忙とノルマ未達成が大半。

台風でも大雪でも関係なし。(むしろ通常より早く来ることを求められる。)

②唱和

唱和のメリットが感じられない。

唱和の内容と現状が一致しておらず形骸化している。

正直、朝礼では重要な連絡事項だけで良い。

③時間外束縛

時間とお金を奪う半強制の飲み会やゴルフ。

ボランティアという名のイベント無償労働。

④風通しが悪い

上下関係が悪い方向に働いているため、意見=反抗の風潮。

上の意見や規程に沿った改善意見はなんとか許されるが、抜本的な改革意見は危険。

イノベーションとは程遠い業界である。

⑤根性論・精神論主義

訪問内容より訪問件数が大事。(下手な鉄砲も数撃てば当たる)

結果が出ないのは本人の努力不足。(環境は度外視)

とにかく動け!(細かなロジックは不要)

まとめ

銀行員にとって一番はやはりノルマだと思います。

ノルマのプレッシャーにより体に何らかの異変が出る人が続出するのが銀行の特徴と言っても過言でないです。

また保守的な業界でもあり、昔と違い給与面や安定面といった待遇も落ちているので、早めに見切りをつける方が多いのも実情です。

競争が好きで、ストレス耐性が強く、銀行本位の営業を躊躇いなく実行でき、上下関係がしっかりしている方にはお勧めの業界かもしれません。




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