あなたは、ジャンプ黄金時代って言葉を知っていますか?
調べてみると、1983年(北斗の拳開始)~1995年(ドラゴンボール終了)までの期間を示すそうです。
今日は、そんな黄金時代に連載されていた、ドラクエ好きなら誰もが知る「ダイの大冒険」の真の主人公について、語っていきます。
「ダイの大冒険」の主人公は、勇者ダイです。
しかし、ジャンプ三原則「努力」「勝利」「友情」と、
このマンガでは欠かせない「成長」を加味すると・・・
残念ながら主人公は、ダイではなく、魔法使いポップと魔王ハドラーになります。
反論は受け付けません!
2人とも序盤からは、想像もできないほど、成長を果たします!
2人について記事を書くと、かなり長引くので、ここではポップに焦点を置いて、勝手に述べていきます。
maco ダイの大冒険で、序盤から大きく化けたキャラと言えばポップだよね。 coco13 そうだね!でも”化けた”と言えば、もう一人忘れていけないキャラがいるよ ダイの大冒険好きな[…]
はじめに
まずは、ポップについて簡単に紹介します。
ポップは一巻から登場する。
しかし、最初の頃は戦力がいまいち・・・
むしろ序盤は主人公ダイが強すぎる感じ。
また他のキャラと違い、臆病でエロで、かなりのヘタレキャラ。
そのうえ、他の仲間が勇敢過ぎるため、相対的にポップがダメ人間に見えてしまう。
そんなポップだが、冒険の中で戦力はもちろん、精神的にも劇的に成長していく。
そんな姿を見て、仲間はもちろん、敵からも認められる場面が多々あるのだ。
ポップのかっこいい場面や名場面は、他のサイトでもよく見かけます。
しかし、ポップを認める!
または、思わず認めてしまう!
そんな場面を、まとめた記事はありませんでした。
そんなわけで、ランキング形式でまとめてみました(^^♪
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者10位
ダイの大冒険35巻P94より引用
ダイ
この物語の主人公。
ポップとの付き合いは長く、自分がピンチな時や、くじけたときも、ポップに助けてもらっていることから、絶対的な信頼関係がある。
物語の序盤から、ポップのかっこいい場面を見ており、早くからポップを信頼している。
VS真バーン
ダイの大冒険35巻P96より引用
ダイは、周りのキャラがポップを否定しても、冗談交じりで言い返してくれる。
そんなダイが、真バーン戦では真剣に言い返してくれた!
それは、大魔王の奥義である天地魔闘の構えを、ポップが「一人で打破する」と言ったときである。
大魔王は冷静に分析したうえで、一人では奥義を打破など不可能と、ダイとポップに忠告する。
ポップは、それでも奥義のスキをつくってやると言い切る。
ダイも、ポップの自信の根拠は分からなかった。
しかし、それでもバーンに言う!
ポップはちょっと頼りないところも初めはあったけど、この闘いを最初から、いっしょに生き抜いてきた仲間なんだ。
何度も危機を救ってくれた、信頼できる仲間だっ!
こいつがスキを作ると言ったんだから、絶対にスキはできる!
ダイのポップに対する、今までの冒険と、想いの集大成となるセリフであった(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者9位
ダイの大冒険27巻P27より引用
シグマ
ハドラー親衛騎団の一人で、騎士道溢れる戦士。
彼の持つ盾は、魔法を跳ね返す「マホカンタ」の効果があり、ポップにとっては、戦闘の相性の悪い敵。
ポップの「メドローア」を常に警戒している。
ハドラー親衛隊最終決戦
ダイの大冒険27巻P28より引用
君(ポップ)は自分で言うより、はるかに恐ろしい男だ!
はじめて相まみえた時から、私はそう思っていた!
シグマが他の敵と違うのは、ポップを最初から認めていたこと。
今までの敵は、ポップを侮っていた。
だからポップも、スキが生じて戦いやすかった。
しかしシグマは違った。
その点から、ポップはシグマを最高にやりにくい相手と評している。
2人が初めて戦ったのは、物語の中盤である。
その頃のポップは、一撃必殺の「メドローア」だけが、ハドラー親衛騎団にとって驚異であった。
しかしシグマだけは、当時から「メドローア」だけでなく、頭脳においても一目置いていたのだ。
序盤のダメダメポップに、まさかカッコいい宿敵ができるとは・・・
これは、成長したポップへの作者からのご褒美なのかもしれない(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者8位
ダイの大冒険8巻P178より引用
マァム
この物語のヒロインの一人。
そして、ポップが恋する女性。
ポップはマァムに認めてもらうために、背伸びして頑張っているところがあった。
その点では、ポップの成長に大きく寄与した人物である。
また会う日まで
ダイの大冒険8巻P183より引用
ポップに対する最初の印象は、臆病で自分勝手な奴でした。
しかし戦いを乗り越えるために、努力して強くなり、
そして勇敢になっていく姿を、間近で見てきたマァム。
そんなポップに感化されたマァムは、武道家になることを決意をする。
その決意の真意が、なんと・・・
ポップの成長に負けたくない!
特に氷魔塔のハドラー戦では、
マァムをかばったり
ベギラマを習得して敵を一掃したり
成長による活躍をマァムに見せることができた。
マァムが武道家になる、決意の最初のきっかけはマトリフとのやり取りである。
しかし、ポップの急成長が、マァムの決意の根底にあったのだ!
ちなみに、このセリフを受け取った後、ポップは告白しようとする。
だが、自分はまだまだ弱いことを理由に、告白ができない。
また別れのシーンでポップは、もっともっと強くなると決意!
今読み返すと、バキシリーズに出てくるビスケット・オリバの、
愛以外に人を強くするものなど、あるものか
このセリフが思い浮かんでしまう(^^)v
鬼岩城襲撃
ダイの大冒険15巻P149より引用
メンバーが最強の剣を求め山奥の村にいるときに、ものすごく大きな城(鬼岩城)が、世界会議の場に攻めてくる!
それを知った時、ダイは己の剣の誕生を見届けるため、その場を離れることができない。
そして、どうするか迷っているときに、ポップが音頭を取って、
ここは俺たちに任せておけって
こうハッキリ言います。
まだヘタレな部分が残っているためか、その直後、かっこよく言った自身のセリフについて、軽く後悔してしている。
そんな姿を見た、大ネズミのチウが、
あいつビビっちゃっていますけど、大丈夫なんですかねぇ
マァムに問いかける。
その時のマァムのセリフが、
ポップは一見たよりなく見えるけど、どんな苦しみにも恐怖にも必ず打ち勝ってくれる人
素晴らしいフォロー(^^)/
2人が出会った当初から、ポップが成長したからこそ、出てきたセリフである。
ちなみに、この現場に居合わせたポップの父親も、成長したポップを見て、立派な男になったと妻と共に認めている。
ダイの大冒険15巻P152より引用
何気に父が子を認める、この場面も好き(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者7位
ダイの大冒険35巻P63より引用
ラーハルト
竜騎衆の一人。
最後の決戦で、ヒュンケルに代わり参加となる。
実力は地上最強クラスであり、ポップを下に見ている。(実際に、覚醒したポップより強い)
ダイの父親であるバランを心酔している。
そして、その息子であるダイも、バランと同じように心酔し、また絶対的な忠誠を誓っている。
VS真バーン
ダイの大冒険35巻P59より引用
はじめておまえを尊敬した
だが、おまえごときにダイ様への献身で負けるわけにはいかない。
ダイに絶対的な忠誠を誓い、ダイの目的のためなら、神々とも戦うと言ったラーハルト。
そのラーハルトですら、真バーン戦では打つ手なしで、ヒムと共に怯んでしまう。
そんな中、ダイのために全てを懸け、勝利を全く諦めていないポップを見て、思わず出たセリフ。
ラーハルトがポップに敬意を払ったのは、この場面だけ。
だが、ポップのダイに対する忠義を、自分以上に認めた貴重な場面でもあった(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者6位
ダイの大冒険28巻P75より引用
ハドラー
この物語のポップの並ぶ、もう一人の真主人公。
最初は三流魔王であった。
だが最期は、言葉に表せないほど、かっこいい戦士になっていた(^^)/
ダイヤの9トラップ
ダイの大冒険28巻P71より引用
オレのような悪魔のために、こいつをしなせないでくれっ!神よッ!!
「こいつ」とは、もちろんポップのこと。
キルバーンの”ダイヤの9”トラップに嵌ったダイ、ハドラー、ポップの3人。
ハドラーの助けとポップのメドローアにより、脱出の機会が得る!
しかしポップは、脱出できるにも関わらず、
自分たちを逃がすために体を張り、崩れ去っていくハドラーを見捨てることに抵抗があり、迷いから逃げ遅れてしまう。
ポップにとってハドラーは、
自分の誇りを賭けて
仲間達と力を合わせ
正々堂々と戦い
必死に頑張りぬく
自分たちと同じ存在だと認識していたのだ。
そんなポップの想いを聞いたハドラーは、涙を流しながら、上記のセリフを言う。
自分などのために、ポップという素晴らしい男が、犠牲になることはあってはならない!
かつて魔王と呼ばれた男が、初めて神に祈った名場面でもあった。
成長した2人が築き上げた、この場面は、作中でも上位にランクインする、感動の名場面であった(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者5位
ダイの大冒険28巻P68より引用
キルバーン
大魔王バーンの側近。
呪法を使ったトラップが得意。
中盤からポップの成長を警戒し、ダイ一味の中で真っ先に殺そうとしてくる。
呼び名も”魔法使いの坊や”から”ポップに”昇格している。
ダイヤの9トラップ
ダイの大冒険28巻P8より引用
キルバーンは、様々なトラップを持っている。
その中で最高の自信作が、前述した”ダイヤの9”。
キルバーンは成長するダイを警戒し、ハドラー戦決着後のスキをついて、ダイをハドラーと共にダイヤの9トラップで殺害しようする。
しかし僕らのポップが、先回りして食い止める!
そしてハドラーの助けもあり、ダイだけがトラップから逃れることに成功。
最高の自信作にも関わらず、ダイが逃げたことに対し、キルバーンは、なぜか満面の笑み。
これまでのキルバーンなら、お目当てのダイを仕留められなかったことに対し、軽く怒りを覚えたはず。
バーンも、ダイにまんまと逃げられたのに、上機嫌のキルバーンに疑問を持つ。
なんと、キルバーンが上機嫌だったのは、ポップがこのトラップで殺害できると確信したからだったのだ!
人間を卑下している、大魔王バーンに対しても、
人間をナメちゃいけません。成長度だけで言ったら、ポップはダイ以上ですよ。
彼さえいなくなれば、ボクの超魔力の罠の数々を突破できる者は、パーティーにはいなくなる。
ダイの大冒険28巻P67より引用
大魔王の側近のキルバーンですら、ポップの成長や魔法力を警戒していたのだ(゚∀゚)
そしてポップの成長性について、大魔王にも忠告してくれる。
キルバーンの中でも、ポップの評価は右肩上がりであった(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者4位
ダイの大冒険35巻P35より引用
アバン
ダイとポップの先生であり、かつての勇者。
ポップはアバンに憧れ、家出して弟子入りしている。
性格は、後述するマトリフ師匠と違い優しい。
頭がかなり切れ、大魔王バーンも警戒している。
VS真バーン
ダイの大冒険35巻P13より引用
まるで昔のようだ。
マトリフが傍らにいるのと同じような存在感を感じる。
知らぬ間に大きくなるものだ。どの子も!
ポップとアバンが、実質的に初めて共闘するのが、真バーン戦。
ダイの元に駆け付ける仲間たち。
だが、真バーンの第三の眼により、多くの仲間達が、突然「玉」となってしまう。
「玉」にならなかった、ラーハルトやヒムが動揺しているのに対し、ポップは事態を冷静に把握する。
そして、この状況を”ありがてぇ。むしろ好都合だぜ”と言う!
人情家だと思っていたヒムは、その言葉に驚く。
しかし一番驚いたのが、ポップのセリフの真意を知ったアバンであった。
アバンは、仲間が動揺するような状況の中で、一人冷静なポップを見て、かつての仲間でポップの師匠である、マトリフを思い浮かべる。
そして、まるでマトリフが隣にいるような、安堵感を得てしまったのだ。
ちなみに、ポップのセリフの真意は、
「玉」にされただけで、死んだわけでない。
相手は大魔王。攻撃だけを、考えなければいけない!
「玉」の方が安心だし、目の前で仲間が死に、動揺を誘われる心配がない。
大魔王に致命傷を与えるまでは、戦力外の仲間は「玉」の方が戦いやすい。
ゲームに例えると、弱い仲間は蘇生させずに、回復は二の次で、攻撃重視で押し切る感じ。
また、バーンの攻撃で、アバンは戦闘離脱となるが、その寸前にバーンが、アバンに語りかける。
安心したぞアバン。おまえが早々にいなくなってくれて
戦闘力はさておき、頭脳だけは油断ならん、地上一の切れ者だからな
このバーンのセリフに対しアバンは、こう言い返す(^^)/
あいにくと切れ者ならば、私以上がもういる。
大魔王バーンですら、アバンの頭脳は警戒している。
そんなアバンが、自分以上の切れ者と認めたのが、ポップだったのだ!
この場面は、大魔王の最強奥義”天地魔闘の構え”でヒム、ラーハルト、アバンの必殺技を迎撃し、ダイが動揺する中、
ポップだけが心を鬼にして、冷静に最強奥義の死角を見極めていたのだ!
事実、一回奥義を見ただけで、奥義の秘密を見抜く!
ダイの大冒険35巻P41より引用
最終戦では、戦闘より頭脳面で、戦力になるポップ。
アバンは真バーン戦で、初期とは見違えたポップを見れて、とても嬉しかったに違いない。
アバンは他の仲間と違い、ポップの成長過程を見ていないため、正直驚きの連続だっただろう!
バーンパレスでも、通常2~3人のMPを満タンにするシルバーフェザーを、ポップに使用してもMPが満タンにならず、驚く場面がありました(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者3位
ダイの大冒険11巻P22より引用
ヒュンケル
元魔王軍6大団長の一人。
アバンの使徒の長男にあたる人物。
ポップはマァムがヒュンケルのことが好きだと思い、ポップは彼を恋敵としているが、当人は眼中にない感じ。
最初はポップを見下しているが、徐々に頼りにするようになる。
竜騎衆戦
ダイの大冒険11巻P21より引用
この戦いでは、ポップが仲間に心配されないように、あえて嫌われ役を買って、一人で竜騎衆3人の足止めをする。
当然、竜騎衆の一人目に大苦戦するが、ヒュンケルの助けもあり、なんとか一人目を倒す。
その時のセリフが、
おまえにしてはよくやった・・
心配せずにあとはゆっくりやすんでいろ
顔すら合わせずに言うが、
ポップが意識を失った後に、振り返り言ったセリフが、
本当に良くやったぞ・・
ポップ・・・!
素直でないヒュンケルらしいセリフ(^^)v
このセリフには、たった一人で無茶な足止め役を買い、実際に竜騎衆の一人を満身創痍ながら倒した。
そんなポップの心意気を認めたからこそ出たセリフだろう。
この辺りから、ヒュンケルも成長したポップを、徐々に認めてくれるようになる(^^)v
死の大地から帰還
ダイの大冒険17巻P133より引用
ポップの失態により、ダイを危機に巻き込み、ポップ一人が逃げて帰ってくる場面がある。
その時ヒュンケルが、ポップに向かって怒らずに、なぜか優しい言葉をかける。
その真意が、あえて優しい言葉をかけた方が、ポップが元気になると思ったからである。
そしてポップが居なくなった後に、マァム達に言ったセリフが、
オレが動けん今、あいつに元気を無くされては困る。
多少無理をしてでも頑張ってもらわねば
戦力的には、ダイに続く2番手のヒュンケルですら、成長したポップを認め、頼りにするようになっていたのだ。
ハドラー親衛隊最終決戦
ダイの大冒険27巻P15より引用
マァムが女王アルビナス、ヒュンケルが兵士ヒムを撃破し、2人が合流した際、マァムは騎士シグマと戦っているポップを心配する。
その時のヒュンケルのセリフが、
今のポップに勝つのは、オレとて容易ではない。
ヒュンケルも最終戦の前に、急激に強くなった。
そんなヒュンケルですら、ポップの戦闘力を認めるようになっていたのだ(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者2位
ダイの大冒険17巻P118より引用
クロコダイン
元魔王軍6大団長の一人。
一言でいうと武人のような男(獣人)
早くからポップの事を認めてくれる。
VSクロコダイン戦
ダイの大冒険4巻P67より引用
クロコダインは、勝利のためにザボエラの誘惑に負け、人質という卑劣な手段を用いてダイ達を苦しめる。
そんなピンチの場面で、一度は逃走したポップが現れ、ダイを窮地から救うために、命を捨てる覚悟でクロコダインに挑む。
最終的には、覚醒したダイにクロコダインは敗れる。
そして敗北を認めた後に、ポップに向かっていったセリフが、
小僧、おまえにも教えられたぞ・・男の誇りの尊さをな・・・
この「教えられたぞ」というセリフは、一度は逃げ出したものの、仲間のために戻ってきた、その成長ぶりを目の当たりにしたため、出てきた言葉である
またバラン戦では、ポップの戦いについて、
人間の素晴らしさを見た!
オレの心のにごった汚れを取り除いてくれたのはポップ・・おまえだ
もはや、感激のセリフでしかない(゚∀゚)
キルバーンの襲撃
ダイの大冒険17巻P118より引用
ポップの成長を警戒したキルバーンが、ダイを見捨てて、一目散に逃げるポップを、ピンチに追い込む場面がある。
そこに助けにきた、クロコダインだが、
なんと、いきなり「逃げる」を選択!!
キルバーンも、驚きを隠せない様子。
あの勇猛で名高い獣王クロコダインが、いきなり逃げをうつとは・・
ポップも本当は、ダイを見捨てて逃げたくなかったと泣きだすが、その時のクロコダインのセリフが、
よほどの事がない限り、今のおまえは一人で逃げたりはせん。
そう思ったからこそ、オレもためらいなく逃げを選んだのだ!
・・そろそろつきあいも長いからな。
ポップも僕も感激(ToT)/
特に「そろそろつきあいも長いからな」というセリフ!!
勇猛なクロコダインが、ためらいなく逃げを選択できたのは、ポップの行動を心底認めていたからである!
場面としては6ページ程ですが、非常に重みのある、セリフと言動であった。
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者1位
ダイの大冒険24巻P189より引用
マトリフ
アバンがポップにとって「先生」なら、マトリフは「師匠」になる。
世界最強の魔法使いであり、彼の弟子入りになって、ポップは戦力的に急成長を果たす。
マトリフから見た、最初のポップの印象は、
オレがなんとかしてやらんと、あいつ死ぬぞ!
第一印象は、よろしくなかった・・・
メドローア習得後
ダイの大冒険18巻P96より引用
メドローアは、マトリフが編み出した最強呪文。
本人曰く「センスのねぇ奴には一生できない」呪文みたい。
そんな高度な呪文を習得し、その成果をマトリフに見せたとき、思わず出たセリフが、
・・今日ほどおまえを大した奴だと思ったことは・・無い
ここでは、暗にポップの魔法使いとしての素質を、褒めてしまったのだと思われる。
アバンのしるし
ダイの大冒険24巻P187より引用
大魔王とのリベンジ戦において、勇者一味は、大破邪呪文「ミナカトール」を使うことになる。
「ミナカトール」を使うためには、それぞれにしかない「力」により「アバンのしるし」を光らせる必要がある。
そのことをポップは、女子更衣室をのぞき見しているときに、聞いてしまった!
そのうえ、自分が持っている「アバンのしるし」が、全然光らないことが判明!
自分は、アバンの使徒を名乗る資格が、ないのではと本気で悩む。
そして、気が付いたらマトリフの元に来てしまう。
しかしながら、悩みの内容は言えず、弱音を吐いてしまう。
ところがマトリフは、成長したからこその苦悩であることに気づく。
鼻タレのガキが、そんな次元までたどり着いたことを嬉しく、時に寂しく思ってしまう。
そして満面の笑みで、ポップに言います。
オレに”マトリフのしるし”とかあれば、とっくにくれてやるところだ
また、マトリフに甘えてしまったことを謝るポップに対して、今度は真顔で言います。
自信を持て!おまえは強い
オレの・・・自慢の弟子だっ!
あの横暴なマトリフの口から、これらのセリフを言わすとは・・・
ポップの精神面での成長ぶりが、全力で伝わってくる!
この場面は7ページ程ですが、心に突き刺さる場面でした(^^)v
ダイの大冒険【ポップ】を認めた者:まとめ
一位はポップの成長に一役買い、最初と最後で心証ががらりと変わった、マトリフになりました。
ポップを認めた者は、他にも
- ダイの父バラン
- 大魔王(真)バーン
- レオナ姫
- ポップの父親
- ヒム
などなど数多くいます。
ポップは他の仲間と違い、武器屋の息子という、ただの庶民でした。
主人公ダイは伝説の竜の騎士
ヒュンケルはアバンとミストバーンに鍛えられた戦いの天才
マァムは両親がアバンのかつての仲間
レオナは王家の血筋
本人も物語の中で、そのことを気にしていました。
しかしながら、そんなポップが劇的に成長していく姿に、読者は共感し、熱狂的なファンもできたのだと認識しております。
まだダイの大冒険を読んでない方は、是非一巻から読んで、ポップの成長に感動してください。
この記事が、初読や再読のきっかけになったら良いなと思っております。
そして最後に朗報。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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