FP1級合格者が語る、おすすめの教材(テキスト・問題集)とは!?




こんにちは、考察や分析が好きなcoco13世です。

今日はFP1級に合格するための重要な要素となる教材についてお話したいと思います。

記事の精度を高めるために実際に名古屋と大阪の大型本屋に出向き、全ての教材に目を通したぜ!

それだけでは足りないと思い、本屋に出向く前に過去問もしっかり目を通しておいたぜ!

FP1級に合格するための勉強方法としては

試験日から逆算して勉強時間の確保や段取りをする。

テキストの内容を理解・暗記する。(インプット)

問題集をひたすら繰り返す。(アウトプット)

自分の特性(ミスしやすい・苦手・得意など)を理解して対策を練る。

ざっくりこんな感じです。

この流れから分かるようにインプットとアウトプットの土台となる教材(テキストと問題集)選びは非常に重要になってきます。

しかしFP2級程ではないがFP1級の教材も数多く出版されております。

そして、これらの教材の中身をこれから受験される方が見ても、正直判断に迷うと思います(試験内容の全貌が見えていないので当然です。)

そんなわけで、考察や分析が好きなFP1級保持者の暇人が、実際に名古屋と大阪の大型本屋に出向き全ての教材に目を通した結果、おすすめできる教材を発掘しましたのでお伝えします。

おすすめテキスト(学科)

おすすめテキストは結論から述べるとTAC出版の「合格テキスト」である。

このテキストは僕が実際に受験勉強していたときにお世話になったものでもある。(受験を終えた今でも実務でお世話になっています。)

このテキストの良い所は以下の通りである。

①ボリュームがある

FP1級は極めて広範囲の試験である。すなわち幅広い知識が求められるのだ。

そのためインプットの要となるテキストのボリュームの絶対量は求められる。

テキスト+問題集が一体化した教材ではとても太刀打ちできません。

このテキストは分野ごとに分かれており一冊あたり150ページ以上、6冊合わせて900ページ以上と申し分のないボリュームです。

なお、これだけのボリュームのあるテキストを使っていても当日はテキストに一切記載がない問題(時事問題は除く)が出題されます。

ボリュームの少ない教材だと、何が分からないか分らない状況に陥るよ。何が分らないか把握できないと対策すら練れないよね。

参考①

なお試験ではテキストの太字部分はもちろん、それ以外の部分も積極的に攻めてきます。

写真は相続事業継承の「遺言」の部分ですが、出題問題は注意書き部分の「推定相続人でない兄弟姉妹は証人になれますか?」という問題でした。

正解は直系血族や配偶者がダメであって、兄弟姉妹は未成年等でなければOKですが、試験本番では、公証人の4親等以内の親族と直系血族が混合してしまい、悩まされました。

他にもさらっと書いてある内容が出題されたりもしています。(もちろん太字部分も数多く出題されますし、太字部分すら取りこぼすようでは合格は厳しいです。)

参考②

他ブログではよく紹介されている本です。

かなりの分厚い本で、実物を見てびっくりしました。

中身も板書風で読みやすく、また理解しやすいのですが・・・

残念ながら試験内容の水準に達していないです。

FP2級レベルであれば読みやすさ・分かりやすさは重視されますが、FP1級ではそれよりも幅広い知識が得られるかが重要です。

確かにFP1級においては理解するのが難しい問題は多いですが、専門のサイトや専門書で調べれば済むことです。(その方がより深い知識が得られますし、自分で試行錯誤して調べた事はインプットされやすいです。)

分らないことは積極的に調べる姿勢がないとFP1級合格は厳しいよ。

ただ繰り返しますが読みやすく分かりやすいので、インプットの段階で躓いたときは読む価値は大いにあります。

②チェックテストが充実している

この本の良いところとして、20~30ページごとにチェックテストが用意されているところです。

FP1級は覚えることがたくさんありインプットが的確に行われているか逐一確認する必要があるのですが、過去問等の問題集だと難易度が高く、また1問の問題に対し幅広い知識が問われることから適していません。

そこで役立つのがこのチェックテストです。

問題数は10~20の○×問題ですが的を得た問題が多く、インプットの段階では非常に有効的です。

このチェックテストは試験勉強の仕上げの段階でも有効的で、僕自身も試験前日に全分野一通り行い知識の漏れがないかどうか確認しました。

また実技試験勉強でも忘れてしまった知識を取り戻すために役立ちました。

参考③

この本も他ブログではよく紹介されています。

試験の主催団体である「きんざい」が発行しています。中身はかなり濃く。キャッチフレーズ通り頻出テーマは確実に押さえることができます。

また先ほど紹介した参考②のFP教科書と比較して記載内容は堅いです。

ただし短所は3つあります。

1つ目がチェックテストがないこと。

そのためインプットの都度、簡単なアウトプットによる確認が行えません。

2つ目はボリュームが少ないこと。(550ページ程)

このテキストで勉強することで頻出テーマは確実に抑えれますが、頻出テーマ+アルファの勉強でないと、合格ボーダーを安定して通過できません。また計算問題の例題や解説が少なかった点も気になりました。(FP1級は計算問題が多いです。)

3つ目がこの本がテキスより専門書に近いことです。

FP1級の内容は理解に苦しむ点や関連付けて覚える内容が多々あります。

そのため、ただ表にまとめて記載してあるよりは一工夫して記載してあった方が記憶に残りやすいです。

実際、このテキストを一通り目を通しましたが、これから新たに勉強する人にはちょっとハードルが高いと思います。

逆にアウトプットまで済んで、ある程度の知識が身に着いている人であれば、このテキストを読めば曖昧な部分が明確になり得点が伸びると思います。

「合格テキスト」は「FPの教科書」の柔らかさと「特訓テキスト」の堅さをバランスよく組み合わせたテキストだよ。

③TAC出版である。

本屋に行けば一目瞭然なのですがFP1級は2級と比較して圧倒的に教材が少ないです。

その少ない教材の中でも昔からFP1級に力を入れていた出版社が2つあります。

1つは試験の主催団体である「きんざい」。

これは当たり前ですね。

もう1つが専門学校として有名な資格のTACです

資格の専門学校であることから試験の分析や傾向のノウハウは高く、FP創設期から「きんざい」と共に出版しているため、抜群の安定感を誇っています。

せっかく勉強するのであれば、この高いノウハウを有効に使いましょう。

RPGゲームと一緒で能力値が一緒でもツールによって今後の難易度は大きく変動します。

④持ち運びが容易

FP1級は実務経験が必要となることから受験される方の大半が社会人だと思われます。

そのため勉強時間を確保するのも一苦労なはずです。

そのため、まとまった時間の勉強はもちろんスキマ時間を如何に有効に利用するかが重要になってきます。

「合格テキスト」は6冊合わせると、かなりの重さになりますが、1冊だと一番分厚い不動産ですら200ページ弱なうえA5サイズなので、かばんにも収まりますし、重さも負担にならないことから持ち運びは容易です。

通勤時間や食事時間やちょっとした待ち時間に、この本を常時持参してスキマ時間を有効に利用しましょう。

曖昧部分の見直しや忘却防止のためのチェックテストの活用等、スキマ時間でも十分に発揮してくれます。

⑤テキストまとめ

僕のおすすめとしてインプット教材はTACの「合格テキスト」を主として、理解に苦しむ内容は「FPの教科書」、ある程度過去問でも点数が取れるようになったら「FP特訓テキスト」で知識の補強です。(お金がかかるので「合格テキスト」以外は立ち読みで良いと思います。)

おすすめ問題集(学科)

問題集もテキスト同様に複数の問題集が出版されています。

しかしテキストと違い、各出版社のトレーニング用問題集には1つの共通点があります。

それは過去問をベースにしていることである。

そのため問題文そのものに対する差別化はあまり図られておりません。

では、どこで差別化を図っているかと言うと以下の2つです。

①抽出された問題
 
②解説項目

1つ目は膨大な過去問から抽出(激選)された問題のことです。

問題集の役割は正確な知識がインプットされているか。また基礎知識を元にアウトプットが支障なく行えるか確認するためです。

そのためアウトプットの場となる問題集では、どのような問題に触れるかが非常に重要になってきます。

当然ながら各出版社は過去問の中から重要視されている問題を抽出して問題集を作成していますが、それぞれ抽出した問題は異なっています。(もちろん重複問題もあります。)

しかし、どの問題集が一番抽出の精度が良いかは合格者であっても判断は難しいのが実情です。

2つ目が解説内容です。

これは問題集ごとに差があります。

前述した通り問題集は過去問をベースにしているため各出版社が同一の問題を抽出することは珍しくありませんが、解説項目においては各出版社の特徴が大きくでてきます。

テキストによるインプットも、一部の天才は除くと完璧に行うのは難しいでしょう。そのため問題集の解説もインプットの場に繋がることは多々あります。

またインプットの段階では点と点であったものが、アウトプットの段階で点と点が線に結びつくことも多々あります。

インプットの場に繋がることも、線として結びつくことも問題集の解説次第となりますので、解説に力を入れている問題集を選ぶことが重要です。

それでは問題集を紹介してきます。

①「きんざい」精選問題解説集

まず1冊目はこれがオススメです。

1つ目が試験の主催団体である「きんざい」が発行していることです。

試験の主催団体である「きんざい」が自ら抽出した問題は「受験者にこのレベルの問題は解けるのがFP1級保持者に相応しい」というメッセージでもあるため、まずはこの問題集をこなすべきです。

主催団体が抽出した問題を度外視するわけにはいかないね。

解説は少々物足りない部分も感じましたが、問題数は択一問題で各分野45問程と多くの問題と触れ合うことができるので、十分に力を身に着けることができます。

しかし「きんざい」問題集だけでは心細いので視点を変えて作成された他の出版社の問題集も必ず触れてください。

②「成美堂」重要過去問スピード攻略

続いてのオススメがこれです。

この問題集の強みは、解説項目に非常に力が入っていることです。

例えば4択から誤っているものを1つ選べという問題でも誤り項目だけでなく残り3つの正しい項目においても充実した補足説明が入っていますので、1つの問題から得られるものが非常に多いです。

試験本番で実感したのが問題を解いているときに意外にもテキストと同じぐらい問題集の解説部分も頭に思い浮かんだよ。だから解説部分を度外視しないようにね。

弱みは問題数が少なく、択一問題においては各分野20問程しかないことだが、その弱みは「きんざい」問題集で十分補えます。

また成美堂出版社はFPはもちろん宅建や社労士、中小企業診断士等の資格試験の教材にも力を入れているので、そのノウハウは信頼に値します。

参考④

出版社はTACで「FPの教科書」同様に読みやすさを重視しており、成美堂の問題集よりシンプルで読みやすいです。

また問題においても各分野25問程とそれなりに多く充実していますが、解説項目を考慮すると、後一歩踏み込んでほしいと思いました。

ただ午後の応用問題については、この問題集が一番的を得ていると思うので午後が苦手な方は購入して間違いないです。

僕自身も試験2週間前ぐらいから、午後対策のため毎日、仕事帰りに本屋に行き、この問題集をじっくり読ませていただきました。

この問題集を購入してしっかり勉強していれば午後の年金問題はもう少し点を獲得できたと思いました。

③問題集を複数取組する理由

1冊だと問題の取りこぼしが発生しますし、その出版社にアウトプットの全てを託すことになります。

しかし2冊行えば取りこぼしの発生確率は低くなり、また出版社のアテが外れたときのリスクヘッジにもなります。

また前述したように過去問がベースとなるため問題が重複することもありますが、異なる視点で作成された問題集で重複した問題が出題されたら、その問題は重要度が非常に高く、類似問題も含め絶対に正解しなければいけない問題だと認識できます。

④問題集まとめ

とりあえず試験主催の「きんざい」が抽出した問題は重要度が高く度外視してはいけない!

ただし「きんざい」問題集は解説が不十分なところがあるので、「成美堂」問題集でしっかり補うこと。

午後の応用問題に自信がなければ「TAC」FP過去+予想問題集も手元にあると良いでしょう。

おすすめ問題集(実技面接)

きんざいが出版してる、この本1冊を徹底して取り組めば大丈夫です。

学科試験から間が空くので知識は薄れていますが、「合格テキスト」をしっかり読めば十分取り戻せます。

ただし、相続・事業継承と不動産に特化される分、この2つの分野については学科より深く突っ込まれることはあるため、苦手と意識している部分についてが専門書でしっかり基礎から知識を身に着けておかないと、面接時に言葉で表現することは難しいです。

試験では間違った回答はもちろん、曖昧な回答も減点対象となります。(自分が顧客で相手のFPがこちらの問いに対し曖昧な対応されたら信頼に関わりますよね。)

僕は家族信託、借地権、個人法人間における税制が曖昧でしたので、それらの分野についての専門書を図書館で熟読しました。

最後に

このブログを最後まで読まれた方は、FP1級受験に関心を持っただけでなく、具体的に一歩を踏み出した方だと思われます。

そんな方々の要望に応えるため、客観的な意見や当たり障りのない意見は避け、主観的な意見や思いを愚直に書かせていただきました。

世の中に完璧な物はないように、FP1級においても完璧な教材は存在しませんが、ここで紹介した教材はFP1級を必死に勉強した合格者目線で見て、確かな教材だと自負しております。

是非、これらの教材を用いてFP1級合格を目指してください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。




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