イスラエル観光 1人旅ブログpart1【目指すは第三都市ハイファ】

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金属探知機が見える乗り継ぎゲート

こんにちは、旅行ではリスクを取るcoco13世です。

アラブの春が中東で広まった頃に、イスラエル(ついでにヨルダン・トルコ)へ、1人で旅行してきました(^^)/

 

イスラエルは「危険な国」なイメージが強く、旅行先としては選ばれにくい観光地です。

 

しかしながら、宗教聖地エルサレムを筆頭に観光名所は多く、多少のリスクを取ってでも、行く価値はあると断言できます。

そうは言っても、一定の信ぴょう性の高い情報は必要です。

 

そんなわけで、実際の旅行体験を時系列でまとめてみたので、定番の旅行に飽きた方、イスラエルに興味を持っている方は参考にしてください。

 

 

<日程>

1日目 出国 大阪→イスタンブール

2日目 イスタンブール→テルアビブ→ハイファ⇔ナザレ、ティベリヤ

<今回の記事はココです>

3日目 ハイファ→エン・ゲディ(死海)→マサダ国立公園→エイラット

4日目 エイラット⇔ペトラ遺跡(ヨルダン)

その2

5日目 エイラット→エルサレム

6日目 エルサレム→パレスチナ自治区(ベツレヘム)→テルアビブ 出国

その3

7日目 イスタンブール

8日目 イスタンブール→大阪

9日目 帰国

その4

 

 

 

ツアーではないです。

日本で事前に手配したのは、航空券とエイラット⇔ペトラ遺跡の個別ツアーだけです。

part1ではイスラエル北部の体験談となります。

 

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イスラエル旅行一言メモ

 

基本、英語は通じる

 

7月に行ったので暑く、エイラットや死海では40度ほど。

 

人はあまり親切でない

 

5日間イスラエルにいたが、日本人観光客との遭遇はゼロ。

 

武装した兵士が多く、エルサレムは特に厳重。例えるならエイリアンが現れても、5分以内に制圧されるレベル。

 

物価は日本とあまり変わらない

 

移動手段は主にバスだが、国の面積は四国程度なので十分。(最南のエイラットから中心のエルサレムまで4時間ほど)

 

パレスチナは情勢次第では入れなくなるので、ベツレヘムやエリコを予定している方は情勢に注意。

 

パレスチナガザ地区は、危険なので近づかないこと。

 

空港セキュリティは最も厳しく、他の国と違い、出発3時間前のチェックインがデフォ。

 

イスラエル旅行のきっかけ

 

独身最後の海外旅行にふさわしい場所を探していたところ、知人よりイスラエルがよかったと聞き、候補に入れました。

 

宗教都市エルサレム、死海、新約聖書の地などなど、魅力がたくさんあることから、危険を承知で行ってみようと決意。

(個人的に新約聖書の話は好きで、宗教絵画の実物を見に、ヨーロッパの美術館に足を運んでいました。)

 

計画を練る中で、ペトラ遺跡にも日帰りで行けることが判明し追加。

 

万が一、旅行直前に情勢が悪化し、イスラエルに入国できない事態も視野に入れ、イスタンブールを経由地に入れました。

(トルコ→シリア→ヨルダンの横断旅行も、第二候補で考えていました。)

 

イスラエル旅行1日目

夕方に関空より経由地トルコへ。

 

いざ関空へ

 

お金に余裕がなく、名古屋から新幹線を使わず、近鉄アーバンライナーに乗って難波を目指す。

 

飛行機は深夜便であったため、難波に着いた後、すぐに空港には向かわず、道頓堀でたこ焼きと金龍ラーメンで栄養補給。

その後、日本橋のオタロードや心斎橋をフラフラしつつ、南海鉄道に乗って関空到着。

 

空港到着後も時間に余裕があったため、人生2回目の訪問となる関空内を探索。

また、死海で浮きながら少年ジャンプを読むという目標を果たすため、暇つぶしも兼ねてジャンプを購入。

 

今回の旅行は、今までで一番危険度が高いと感じ、軽く不安を抱きながら、イスタンブール行のトルコ航空機に乗り込む。

 

イスラエル旅行2日目

イスタンブール経由でテルアビブへ。

テルアビブからハイファは電車移動。

ハイファを拠点にナザレとティベリヤ(ガリラヤ湖)をバス移動。

 

テルアビブより入国

 

早朝にイスタンブール・アタチュルク国際空港に到着。

 

そのまま乗り継ぎで、テルアビブ行きのゲートに向かうが、乗り継ぎ便にも関わらず、手荷物検査がある。

金属探知ゲートも設置してある。

 

もう、この辺りから、イスラエルのセキュリティの意識の高さを感じる!

 

金属探知機が見える乗り継ぎゲート

 

写真はイスラエル行きの搭乗口。

乗る直前に再度、持ち物チェックがある。

チェックも終わり、テルアビブ・ベン・グリオン空港に到着。

 

想定の範囲内ではあったが、入国審査で引っかかり、別室に案内(‘Д’)

 

イスラエルに個人で入国する場合、高確率で審査に引っかかります。

そのため事前に、入国の意図や、旅行計画を英文でまとめておくと良いです。

 

パスポートを取り上げられ、空港職員と1対1で、入国の意図や計画ルート等の質問を受ける。

なんとか乗り切るも、有無を言わず、パスポートに入国スタンプを押されてしまう(>_<)

 

通常の国では、入国時にスタンプは当たり前ですが、イスラエルは選択できます。

なぜならイスラエルのスタンプ痕跡があると、入国を認めてくれない国がいくつかあるからです。(シリア、イラク、サウジアラビア、イエメンなどが該当)

したがって、旅行者の便宜を図り、希望すれば別紙にスタンプを押してくれる仕組みです。

 

上記の国に行く予定もなく、せっかくなら、訪れた国のスタンプは、記念としてパスポートに残したいと思い、スタンプに諦めがつく!

 

イスラエル第三の都市ハイファへ

 

イスラエルの交通手段は基本バス。

しかし第二の都市エルサレムと第三の都市ハイファ、この2つの都市だけは、テルアビブより鉄道が運行している。

そのため、空港から電車に乗ってハイファを目指す。

 

ハイファ行の電車からの車窓

 

電車から見える景色だが、想像より田舎だった。

 

1時間ほどでハイファに到着。

 

とりあえず、今晩泊まるホテルを探しに、地球の歩き方に掲載されているユースホステルに行くが、不運にも満席(>_<)

ホテルのオーナーに、インフォメーションセンターを案内され、とりあえず向かう。

 

インフォメーションの案内人より、

「民間人で、旅行者のために個別に部屋を貸しているサービスがあるからどうだ」

そう尋ねられ、立地と料金共に満足であったため了承。

 

いざ向かうと、ちょっと豪華な民家の一部屋を、提供してもらう感じでした。

一泊であったため、特に気にせず、むしろ貴重な体験ができて、ラッキーと感じる(^^♪

 

受胎告知教会を目指しナザレへ

 

ハイファにはお昼頃に到着し、時間に余裕があったので、早速バスで「ナザレ」へ向かう。

 

ナザレは、新約聖書で有名な「マリアの受胎告知」があった場所。

またイエス・キリストが伝道活動を始めるまで、両親と暮らしていた地でもある。

 

そのため、キリスト教にとっては重要な街。

 

巡礼者がたくさんいると思いきや、全然人はおらず。

 

ギリシア世教会が、マリアが受胎を告知されたことを記念して建てた「聖ガブリエル教会」も空いていた。

 

聖ガプリエル教会の外観

 

壁に描かれた受胎告知

 

上記写真は聖ガブリエル教会の様子。

 

ナザレ自体は小さな街で、受胎告知に関する教会以外、見どころは少ない。

そのため早々に切り上げ、ガリラヤ湖に面する街「ティベリヤ」へと向かう。

 

新約聖書の予備知識

新約聖書・・・イエス・キリストの生涯の記録。

マリア・・・イエス・キリストの母。

受胎告知・・・ある日突然、大天使ガブリエルが現れ、マリアに受胎を告知します。

「受胎告知」は聖書の中でも有名なシーンで、レオナルドダヴィンチをはじめ、数多くの芸術家が描いている。

 

ティベリヤ(ガリラヤ湖)へ

 

ナザレからバスにて1時間ほどで、ティベリヤに到着。

 

ティベリヤは、イスラエル最大の淡水湖「ガリラヤ湖」地域の中心地であり、街は賑やかである。

 

ガリラヤ湖で泳ぐ人々

 

暑かったせいか、ガリラヤ湖で水浴びしている人も多かった。

 

余談ですがガリラヤ湖は、淡水湖の中では、湖面の海抜が世界一低いです。(海抜-200m超)

 

道路にそびえ立つ十字軍時代の城壁

 

 

街中には十字軍の城壁が、ところどころ残っている。

また魚介類を扱ったレストランや、お土産屋も点在しており、昔と今が調和された街である。

 

ガリラヤ湖はナザレと同様、キリスト教にとっては関係のある地である。

新約聖書によると、イエス・キリストが一番弟子である、漁師ペテロをスカウトした場所である。

 

他にもイエス・キリストが、水面を歩いたり、嵐を静めるといった、奇跡を起こした場所でもある。

 

また、ペテロがガリラヤ湖で獲ったという記述が残る、伝説の魚「セントピーターズフィッシュ(聖ペテロの魚)」も、ここでは名物料理として食べることできる(^^)

 

この魚を楽しみにティベリヤに訪れたが、残念ながら味は普通で、一緒に提供されたポテトの方がおいしかった(゚∀゚)

 

セントピーターズフィッシュと山盛りポテト

 

夕食後は外も暗くなり、長いフライトや時差ボケもあったことから、1時間かけてハイファに戻る。

翌日からのハードスケジュールに備え、この日は早々に消灯。

 

part1はここまです。

 

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