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ライブ・ア・ライブという埋もれた名作を紹介しよう!【ネタバレだらけ】

スクウェア:1994-9-2

難易度:平均C(各シナリオにより異なる)

やりこみ度:B

クリア回数:3回

 

こんにちは、SFCゲームが大好きなcoco13世です。

今日は今から20年以上前にスクウェアが発売した異色のRPG「ライブ・ア・ライブについてお伝えします。

 

本作品が発売した直近半年のスクウェア作品は、

94年4月に発売した、ナンバリング大作である「ファイナルファンタジーⅥ」

95年3月に発売予定であった、ファイナルファンタジーシリーズの坂口博信と、ドラゴンクエストシリーズの堀井雄二・鳥山明が手を組んだ「クロノトリガー」

この2大作品であったため、残念ながら埋もれる結果となりました。

 

もちろん本作品においても、小学館とのコラボでシナリオごとに、違う漫画家が描いたことから事前の知名度はありましたが・・・

売上本数は、上記2大作品の10%強程でした。

 

しかしながら、本作品のファンは、今もなお非常に多く、20年の時を超えて移植もされました。

 

ライブ・ア・ライブは一体何者なのか?

 

ネタバレ有で、ゲームの内容や思いを述べていきます(^^)/

 

ライブ・ア・ライブの特徴:7つのシナリオ

7人のキャラ選択画面

 

オムニバス形式のシナリオが7つ用意されている。

 

各シナリオは、時代も世界も異なるだけでなく、遊び方も異なる!

 

coco13世
この遊び方も異なる点が、複数の主人公から1人を選択できる、ロマサガ1や3、サガフロとの大きな違いだよ。

 

功夫編(伝承)

所は中国、大志山という山に拳法使いの老人がいた。
年老いてきた彼はその拳法を受け継ぐ若者を探す・・・・
3人の弟子を探し出し体力・速度・力の修行を行う。
どの弟子が後継者となるかは老師の修行のつけ方しだい。

 

主人公は、自身の流派を継承する者を探す老師。

 

老師はかなり強いため、戦闘に慣れる意味では、初心者にお勧めのシナリオ(^^♪

 

シナリオも簡単で、次にどこに行けば良いか、迷うこともない!

 

前半は弟子集めと育成、

後半は街で悪さをする憲法集団・義破門団との戦いになる!

 

育成は、老師が一番注力したものだけが生き残り、他の2人は殺されてしまう!

 

弟子のお勧めは、素早さが高いレイ・クウゴ。

最終編で主人公唯一の女性キャラにもなる。

 

シナリオボスは、義破門団の総帥オディワン・リー

 

老師と生き残った弟子が、義破門団の道場に乗り込む!

そして最後は、老師に託された弟子と、オディワン・リーの一騎打ち!!

 

coco13世
同門も信頼しないで、得た強さのみを追及するオディワン・リーを、「心の強さ」に重きを置く弟子が打ち負かす良い話。

 

師匠の最後を泣き叫ぶレイ

 

現代編(最強)

世界に点在する、あらゆる格闘技の奥義を身につけ
『最強』の座を手に入れようと野心をする若者の激闘!
ムエタイ・プロレス・ルチャ・骨法・サンボ・スモウ・・・・
すべての格闘技の必殺技を、その肉体で受け習得するのだ!

 

主人公は最強を目指す、知力がいまいちな青年。

 

現代編ではマップ移動はなく、6人(順不同)と1対1で闘う。

その中で、敵の技をラーニングし、シナリオボスである7人目と戦う戦闘のみの話。

 

レベル上げによるステータスアップはないため、

6人の戦う順番と、ラーニングが重要になってくる!

 

シナリオボスは、最強を目指すオディ・オブライト

 

相手の命を絶たずして真の勝利はない!

そう断言するオディ・オブライトは、主人公が戦った6人を、倒すだけでなく命も奪う。

 

coco13世
オディ・オブライトの行為を「てめえがやってるのは格闘技じゃない、ただの殺戮だ」と言い放ち、6人から得た必殺技と怒りで、オディ・オブライトを撃破する良い話。

 

現代編の格闘ゲームに似せた敵選択画面

 

coco13世
本部のじーさんの奥義だけでクリアできるという、ツッコミはなしだよ。

 

SF編(機心)

地球にむけて航行中の貨物輸送船コギトエルゴスム。
その中で今、新たな生命が生まれつつあった・・・
船内で次々と起こる事件・・・・
メカニックのカトゥーに作られたばかりのロボットも乗組員達と共に巻き込まれて行く。

 

主人公は、乗組員カトゥーに作られたロボット。

 

現代編とは異なり、強制戦闘は一回だけ。

コギトエルゴスム船内の移動と会話が主体である。

 

次々と乗組員が犠牲になり、生存者も疑心暗鬼に陥る、SFホラーサスペンス (‘Д’)

 

特に中盤のベヒーモス徘徊は、トラウマとして名高い!

 

シナリオボスは、宇宙船コギトエルゴズム号を管理するマザーCOMの本体OD-10

 

思考型プログラムOD-10は、船内の調和を目的としている。

 

OD-10は船内の人間の言動から、人間は船内の調和を乱すものと判断!!

ベヒーモスを檻から放ったり、コールドスリープの電源を落としたりして、船内の人間を排除していく!

 

終盤で一連の犯人がOD-10と判明するが、この時点で生存者はカトゥ―、ロボット嫌いのダース伍長、主人公しかいない!

しかし、カトゥ―も傷を負ったことから、伍長と2人で行動することになる。

 

coco13世
戦争でロボット達に仲間を殺された伍長は、ロボットを嫌っていたが、終盤ではロボットである主人公と力を合わせ、「人間はな人殺しの道具を作っているばかりじゃないんだぞ!!」と、OD-10の導いた答え(人間の排除)を否定する良い話。

 

キューブのコーヒーを注文する伍長

 

西部編(放浪)

アメリカ大陸 西部開拓時代。
放浪を続ける おたずね者が無法者達におびやかされるサクセズ・タウンにおとずる・・・・
ワナの材料を探し町の人々と協力してしかけ無法集団クレイジーバンチの襲撃をむかえ撃つのだ!

 

主人公は一匹狼のガンマン。

 

戦闘はSF編同様にボス戦のみ。

 

総勢15名の無法集団クレイジー・バンチは、鐘の音が8回鳴ると、サクセズ・タウンを襲撃してくる!

そのため、それまでに住民と協力して罠を張り、ボス戦の敵を1人でも多く減らすのが目的となる。

 

罠をどの住民に指示するかは、プレイヤーが選べるため、住民の性格や特性を把握することが求められる!

 

シナリオボスは、クレイジー・バンチの指揮官O・ディオ

 

罠で手下たちを減らしておかないと、ボス戦は厳しい戦いになる(‘Д’)

 

coco13世
自分達の街を主人公達に任すだけでなく、罠という形であるが一緒に戦い、また主人公も街の人達に「人を守ることの大切さ」を、今一度教えられる良い話。

 

ディオと多数の部下と一度に戦う主人公

 

原始編(接触)

はるか昔の原始時代。
キビし〜い長老のもと相棒のゴリと気ままに暮らす少年が、かりを許される年になった日・・・・
会話のない時、代人は強い嗅覚を持っていた。
においをかぐ事で 獣の居場所や危険などを知る事が出来たのだ。

 

主人公は、村長に育てられた原始人の少年。

 

まだ言葉がない世界のため、コミュニケーションは動作のみで行われる。

また主人公の移動時固有技として「匂いを嗅ぐ」がある。

 

7つのシナリオの中で、ギャグ要素と下ネタ要素が一番強い!

 

またシナリオ自体のボリュームも多く、

他部族の女の子に恋をしたり、

他部族の戦士と争いになったり、

好きな女の子が恐竜の生贄になったりする!

 

シナリオボスは恐竜お~でぃ~お~

 

終盤、恐竜お~でぃ~お~の生贄の場に落下する、

主人公と相棒のゴリ

好きな女の子

敵部族の族長と

リーダーの戦士

 

coco13世
真っ先に逃げ出した、敵部族の族長は恐竜の餌食に!いがみ合っていた敵部族の戦士と力を合わせ恐竜を撃破!!この事がきっかけで、敵部族とも和解する良い話。

 

敵部族の戦士と一騎打ちで戦う主人公

 

幕末編(密命)

時は幕末
この天地動乱の時代にも影ながら生き続ける「忍び」に密命が下った・・・・
敵の城へ潜入し数々の敵や からくりを突破しとらわれの人物を救出せよ!
なるか100人斬り!?

 

主人公は、歴史の影に生きる炎魔忍軍忍者の若き忍者。

 

移動マップは尾手城のみであるが、トラップなどもあり、

アクションスキルも問われる!

 

また城内も複雑であることから、初心者が最初に選ぶのはお勧めしない!

 

目的自体は要人救出と大名・尾手院王の打倒のみ!

 

しかし、100斬りの他に0人斬りも可能であったり、FF5のオメガや神竜をモデルとした、凶悪な強さを持った敵とも戦えたりする!

(要約:やり込み要素や隠し要素が多い!!)

 

シナリオボスは大名・尾手院王

 

coco13世
日本を支配するために、人であることもやめた尾手院王を、人の道に目覚めたおぼろ丸と、未来を夢見る囚われた要人(龍馬)が倒す良い話。

 

幕末編は、行動次第で結末が変わってくるので詳しいことは省きます。

 

魔神竜之介と闘うおぼろ丸

 

近未来編(流動)

今よりちょっとだけ未来。超能力を持つ少年がいた。
人々の本音を見すぎケンカにあけくれる日々だったが・・・・
人の心を読む事が出来る読心能力を持っている少年・・・・
はたして古代ロボット魔神ブリキ大王は復活するのか!?

 

主人公は、人の心を読むことができる超能力者でもある孤児。

 

癖のあるシナリオが多い中で、最も一般のRPGに近い。

 

シナリオボスは、日暮里の寺に置かれている、巨大な仏像である隠呼大仏に降臨した御出居という名の神。

 

近未来編の敵である、雲龍教祖、科学者シンデルマン、陸軍総帥のヤマザキ。

 

彼らは暴走族クルセイダーズを利用し、攫ってきた一般人を液化して作り出した“液体人間”(2000人分・60000リットル)を注入することで、御出居様の降臨した隠呼大仏を動かし、穢れた現世を救うという、恐ろしい計画を企てていた。

 

対抗するためには、巨大戦闘ロボット「ブリキ大王」に頼るしかなかった。

だが強大な精神エネルギーを要することから、誰も動かせなかった。

 

しかし主人公の兄貴分である無法松が、マタンゴという精神増強剤を大量に摂取し、極限まで精神力を高めブリキ大王を起動させる!!

 

しかし最後には力尽きてしまう・・・

 

実は松の過去は、クルセイダーズのリーダーであった。

そして、機動隊であった主人公の父とは敵同士であり、父を殺した張本人でもあった!

 

松は罪滅ぼしのため、陰ながら主人公達を助けていたのだ。

 

coco13世
松の過去を心を読んで、父の死の真相を知った主人公であったが、松を憎むことなく遺志を受け継ぎ、主人公の増幅した念力で、ブリキ大王を動かし、敵の軍を蹴散らし切り札の隠呼大仏を撃破。

 

coco13世
最後は雲龍教祖、科学者シンデルマン、陸軍総帥のヤマザキも、2000人の液体人間に飲み込まれる、とても良い話。

 

松の遺志を受け継ぐアキラ

 

 

coco13世
ブリキ大王起動の一連のイベントは本作品の中でも特に名場面だよ。

 

ライブ・ア・ライブの特徴:8番目のシナリオ

7つのシナリオをクリアすると8番目の中世シナリオを選ぶことができます。

 

ライブ・ア・ライブの真髄は間違いなく、この中世シナリオである!

 

7つのシナリオだけであれば、この作品は程々の評価で終わっていただろう。

 

中世編(魔王):前半シナリオ

西の山に勇者有り・・・・
強き心 強き力を持ち 勇ましき姿となりて・・・・
魔王を打ち砕かん・・・・
東の山に魔王あり・・・・
邪悪な心 邪悪な力を持ち 邪悪な姿となりて・・・・
全てを憎むものなり・・・・
スベテヲニクムモノナリ・・・・

 

中世編は「物語の経緯」が重要なので、シナリオを前半と後半に分けて、じっくり解説します。

 

 

舞台は中世のルクレチア王国。

中世、勇者、魔王、姫とRPGの王道。

また敵もランダムエンカウントであり、本作品で最も王道のRPGである。

 

物語は王国武闘大会で、

主人公である剣士オルステッド

親友の魔法使いストレイボウ

2人の決勝戦から始まる。

 

試合の前に、ストレイボウは主人公に言います。

 

遠慮はなしだ。

友達だからといって・・・

手加減などしたら許さんからな。

 

結果は主人公が勝利するも、ストレイボウも称賛。

 

優勝者である主人公には、王様の娘であるアリシア姫と結婚が約束され、次期王となる主人公とアリシアのための宴が始まる。

 

宴の夜、城のテラスで2人きりなった主人公とアリシア。

アリシアは主人公に言います

 

誰よりもあなたを信じます。

 

coco13世
意図せぬ婚約にも、関わらず主人公の事を「信じます」と言い切るとは、良い姫じゃないか!

 

しかしアリシアと主人公が抱き合っているときに、突如魔物が現れ、アリシアが攫われてしまう!

 

魔物に攫われる姫

 

王様の話から、犯人は東の山に棲む魔王!

 

主人公は姫を助けるために城を出ます。

 

主人公の決意に王も感激!!

 

主人公に姫の救出と平和を託す王

 

城を出たところで、

 

旅立つ主人公を隠れて待ち構えるストレイボウ

 

なんと、待ち構えていたストレイボウと出会い、姫救出のために一緒に旅立つ(^^)/

 

2人で魔王を倒そうと意気込むストレイボウ

 

coco13世
自分にとってメリットは少ないのに、主人公や姫のために共に魔王に挑むなんて、すごく良い奴じゃねーか!

 

coco13世
損得なしに行動する、この姿こそが「親友」なんだな。

 

 

道中の辺境の村で、ウラヌスというお爺さんと出会う。

 

なんとウラヌスは、かつて勇者と呼ばれたハッシュと共に戦った、伝説の僧侶であった!

 

ウラヌス曰く、ハッシュはかつて魔王を倒すも、

ハッシュに頼る人間が多く、また勇者ともてはやされた自分に嫌気を差し、山に籠ってしまったらしい。

(ウラヌスも同じ理由で、辺境の村でひっそり暮らしていた。)

 

しかしながら、ウラヌスは姫のために、そしてハッシュの心を救うため、仲間に加わる!

 

姫様を助けるのも大事じゃが・・・

ハッシュを人間嫌いのままで、いさせたくはない。

人が人を信じなければ何を信じるのじゃ・・・

 

主人公とストレイボウに人を信じる大切さを説くウラヌス

 

一行はハッシュがいる雪山へ。

 

心を閉ざすハッシュをウラヌスは説得。

 

弱くなったなハッシュ。

確かに人間は弱い。

弱いゆえに強い者を頼りにする・・・

じゃが弱いからこそ!

強くなろうとする。

人を信じるからこそ!

強くもなれる・・・

 

ハッシュは、自分が弱い人間でないことを証明するため、仲間に加わる。

 

西の山の頂で、魔王討伐を誓った一行は、魔王が棲む東の山へ向かう(^^)/

 

魔王討伐を誓うハッシュ

 

これまでのシナリオボスに、そっくりな像の部屋を通過した先に、魔王がいる!

 

これまでのシナリオボスとそっくりな石像が置かれた部屋を通過する主人公一行

 

魔王と闘い勝利するも、ハッシュは魔王が偽物だと気づく!

 

そして、実は病気を患っていたハッシュは、吐血し倒れてしまう!

 

何故その体で来たのだ!と問うウラヌスに対し、ハッシュは答える。

 

私は一度は勇者と呼ばれた人間

少しは勇者らしい最期を迎えられそうだ・・・

 

そして主人公に剣を託す!

 

オルステッドに剣を託すハッシュ

 

姫は・・・

お前が助けに来ると信じている・・・

信じてくれる者が一人でもいるかぎり・・・

その人間を・・・

信じるのだ・・・!

 

そう言い残し、ハッシュは亡くなる(>_<)

 

このセリフからハッシュは、

「自分が弱い人間でないことを証明するためだ」と言いながら、

実は、自分を勇者として「信じてくれた人間」のために、病気にも関わらず、同行してくれたことが判明。

 

その後、魔王がいた石像を見て、ストレイボウが何かに気づく!

 

しかし突然部屋が崩れかけ、ハッシュの遺体を置いて脱出するも、ストレイボウが逃げ遅れてしまう!

 

止むを得ず、残った主人公とウラヌスは城に戻り、王に報告。

その後、城の部屋で一晩休むことになる。

 

本当の魔王はどこへ・・・

 

姫は生きているのか・・・

 

前半シナリオは、実に王道的RPGである。

 

各キャラは「人を信じること」を強調している!

 

一方、一部のキャラは、かつてのハッシュやウラヌスのように、

強い者に頼るだけで、何も行動しない人達に、違和感を感じている場面もある。

 

主人公たちを都合よく勇者扱いしていることに疑問を持つ子供

 

ここから物語は、プレイヤーも予期せぬ方向へ進みます(゚Д゚)ノ

 

 

中世編(魔王):後半シナリオ

 

主人公は、助けを乞うアリシアの夢を見る。

 

そして、落盤で死んだはずのストレイボウが、寝室から出ていく姿も見る!

 

後を追うと、なんと王の間に魔王が!

 

魔王を倒すと、実は幻術で、本体は王様であった!

 

倒れた王様を見て、驚愕する主人公・・・

 

そこへ大臣や兵士が入ってきて、倒れた王を発見。

 

本当は、ハッシュもストレイボウも王様同様に、主人公の仕業でないかと疑う!

 

そして兵士たちは叫ぶ!!!

 

オルステッドを魔王呼ばわりする兵士

 

同じく生き残ったウラヌスも、魔王の仲間と疑われる!

 

事態を把握したウラヌスは、主人公を城から逃がす。

 

しかし、主人公が王を殺した話は、既に近隣の村にも伝わっていた。

 

村人にも魔王呼ばわりされるオルステッド

 

失望した主人公は城に戻る。

そして捕まり、牢屋に投獄される。

 

牢屋には、拷問にかけられたウラヌスがいた。

 

ウラヌスは、手の平を返した人間に対し、

ハッシュの人間嫌いの気持ちも理解できる!

そう言いながらも主人公に言います。

 

ここで人間を憎んでは負けじゃ・・・

かといって自分の心にウソをついてもいかん・・・

じゃから・・・

ワシは命をかけても・・・

魔王ではないと訴えるしかないのじゃ・・・

じゃがお前はそれではいかん・・・

オルステッドお前はまだ若い・・

ハッシュやワシらが命を懸けて守ったものを・・・

守り続けるのじゃ・・・

 

そしてウラヌスは、最期の力で牢獄の扉を開ける。

 

お前には・・・

まだすべきことが・・・

信じる者がいるではないか・・・

 

そして、再びハッシュの死んだ場所へ行くのだと主人公に伝え、力尽きる(‘Д’)

 

人間の嫌な部分を目の当たりにした主人公であったが・・・

 

自分を信じ、自分のために命を懸けてくれたハッシュやウラヌス!

 

そして、自分が助けにくることを信じているアリシアのために!

 

主人公は、城内で襲ってくる兵士たちを倒し、単独で再び魔王の間に向かう!

 

そして、像の間の隠し通路を見つけ、突き進む。

 

突き進んだ先は、オープニングの光景である「東の山の頂」であった。

 

そこには一体の像があり、何者かが主人公に話しかけてくる!

 

やはり来たかと主人公に話かける者

 

なんと現れたのは、落盤で死んだはずの親友ストレイボウ!!

 

事態を理解できない主人公(‘Д’)

 

落盤で死んだと思われたストレイボウ。

実は、あの落盤はストレイボウが仕掛けた芝居だったのだ!

 

ハッシュが亡くなった時、ストレイボウは像の間の秘密通路の事に気づいた!

 

その瞬間に今まで抑えていた気持ちが爆破し、主人公を出し抜いて自分がアリシアを救おうと決意!

 

何故そのような行動を起こしたのか、理解できない主人公を見て、高笑いするストレイボウ。

 

ヒャハハハーと笑うストレイボウ

 

なんと、主人公を絶望の底に突き落とすため、王殺しの罪を負わせたのも、ストレイボウの仕業であることが判明!!

 

それにも関わらず、アリシアを助けに、ここまで来たことに激高するストレイボウ。

 

てめえはいつもそうやって!

俺のしてえ事をブチこわしやがるッ!!

むかしっから、そうだ!

俺がどんなに努力しても!

てめえはいつもその一つ上を行っちまうッ!!

あの決勝大会の時もなあッ!

俺があの夜どんなに苦しんだか・・・

てめえにッ!

てめえなんかにッ!!

わかられてたまるかよッ!!

 

親友だと思っていたストイレボウであったが、

実は主人公の引き立て役だったことに、憎しみを持っていたのであった。

 

そして、主人公の引き立て役だった過去に決別するため、本作品でも最も有名なセリフを言い放ち、主人公に戦いを挑む!!

 

あの世で、俺にわび続けろと主人公に言い放つストレイボウ

 

このセリフと共に、BGMもライブアライブの代名詞とも言える「Megalomania」に変わる。

 

しかし、またしても負けるストレイボウ。

そして勝利を喜べない主人公・・・

 

戦いに敗け倒れるストレイボウと落ち込む主人公

 

そこに、なんと攫われたアリシアが現れる!

 

これだけ事態が悪化していく中で、もはや自分を信じてくれるアリシアだけが希望。

 

しかし・・・

 

来ないでと主人公に言い放つアリシア

 

主人公を拒むアリシア!

 

それどころか、自分を陥れたストレイボウを擁護する。

 

この人(ストレイボウ)は・・

いつも、あなたのおかげで苦しんでいたのよ・・・

あなたには・・・

この人の・・・

負ける者の悲しみなどわからないのよッ!!

 

そう主人公に言い放つと、アリシアはストレイボウの後を追うため、主人公の面前で自決( ゚Д゚)

 

主人公の面前でストレイボウの後を追うアリシア

 

主人公の前で倒れ込むストレイボウとアリシア

 

主人公はここで、これまでの良き出来事や「信じることの大切さ」を教えてくれた、ハッシュやウラヌスとの場面を思い出す。

 

そして、ここで初めて、主人公が語る・・・

(オルステッドは、ドラクエタイプの主人公のためセリフなし。)

 

私には・・・

もう何も残されてはいない・・・

帰る所も・・・

愛する人も・・・

信じるものさえも・・・

魔王など・・・

どこにもいはしなかった・・・

ならば・・・

この私が魔王となり・・・

自分勝手な人間達にそのおろかさを教えてやる・・・

私は今より・・・

オルステッドなどではない・・・

我が名は・・・魔王・・・オディオ・・・!

 

ここでエンドロールが流れて、中世編は終了(^^)

 

皮肉にも、ハッシュやウラヌスが教えてくれた「信じることの大切さ」が、悪い方向に爆走してしまった!

 

 

信じる者のために頑張ってきたのに、その信じる者に裏切られ、帰る場所も失った者の末路は・・・

 

魔王など、最初からいなかった・・・

 

 

7つのシナリオは、良い話で完結したのに対し、

このシナリオは全く救われない展開で完結する!

 

そして、ここで再び「オディオ」と呼ばれる言葉が出てくる。

 

「オディオ」は本作品の最重要ワードである。

そして、これまでのボスの名も、この言葉が関わっている。

 

  • オディワン・リー
  • オディ・オブライト
  • OD-10
  • O・ディオ
  • お~でぃ~お~
  • 尾手院王
  • 御出居

 

いくつかの言葉、たとえばラテン語で”オディオ”は「○○○」を意味する!!

ライブ・ア・ライブの特徴:最終シナリオ

 

最終シナリオでは、これまでのシナリオの主人公が、中世に集結。

ライブ・ア・ライブという物語を集結させます。

 

coco13世
各シナリオの主人公が集結してから、本当の物語が始まるドラクエ4と違い、本作品は物語完結に一直線なので、クリアまでそんなに時間はかからないよ。

 

coco13世
せっかくこれまでの仲間が集結するのに、完結に一直線はもったいなく感じますが、本作品の主役シナリオは、この最終編ではなく中世編なので、これでよかったと思うよ。

 

そして本作品が、異色と言われるのが、

なんと、中世シナリオの魔王オルステッドを、主人公として選ぶことができ、敵サイドでエンディングを迎えられること!

 

coco13世
ドラクエ4に例えるなら、愛しいロザリーを殺された後の憎しみに満ちたデスピサロが、立ち向かってくる勇者やマスタードラゴンを、殺戮するシナリオを選べるようなものだよ。

 

7シナリオの主人公選択時

 

通常戦闘曲は、なんとオープニングで流れる「LIVE・A・LIVE」

 

 

出現する雑魚敵も、7つのシナリオを反映し、

恐竜・機械・侍など、

サガフロンティア以上にカオスな状態。

 

シナリオのエンディングから物語は開始。

突如、暗闇に覆われ、どこからか不思議な声響いてくる。

 

来たれよ・・・

○○たる者よ・・・(主人公によって変わります。)

人間に未だ幻想を抱くものよ・・・

いざなおう・・・

真実を知らしめんために・・・

 

突如、奇妙な亜空間に飛ばされ先を進むと、ここは中世の誰もいないルクレチア王国。

 

看板は血で見えないことから、魔王オルステッドにより、滅ぼされた後のお話。

 

主人公以外の仲間を探し出し、装備を整え魔王の元へ(^^)/

 

心のダンジョンでは、亡くなった人達の亡霊がおり、アキラの念力で、心の声を読むことができる

 

オルステッドに殺されて怒りを感じる者。

オルステッドに殺されても、なお信じられない者。

 

ここでは中世編の主要人物であった

ハッシュ、ウラヌス、ストレイボウ、そしてアリシアの亡霊もいる。

 

オルステッドに共感が見受けられるハッシュやウラヌスに対し、問題なのが残りの2名!!

 

俺のせいなのか

あいつがこんなになってしまったのは

by当事者意識の薄いストレイボウ

 

お願いです・・・

止めてください・・・

オルステッドを・・・

by当事者意識ゼロ&他力本願のアリシア

 

 

中世編の最後と、このセリフから、アリシアは見事「スクエア3大悪女」の1人に任命される(‘◇’)ゞ

 

一行は魔王の元へ向かい、魔王オディオ(オルステッド)と対面。

 

オディオは2つの大事な話をする。

 

1つ目は、

君達は英雄になったが、

周りの人間は、自らを危険にさらさないで、

他力本願に幸せを求める、救う価値のない存在であること。

 

2つ目は、

自分にとって大切なものを守るためなら、他者を傷つけてもよいのか。

 

coco13世
1つ目については、大臣や兵、街人のこと。姫が攫われても誰も助けに行こうとせず、王様を殺害してしまった途端、言い分も聞かず魔王扱い・・・

 

coco13世
2つ目は、己の自尊心を守るために、オルステッドを絶望に陥れたストレイボウ。そして敗北死したストレイボウを擁護し、面前で自害しオルステッドの心の支柱を破壊したアリシアのこと。

 

 

大事な話が終わると、お前たちも、この世界の人間と同じだと言い放ち、戦闘へ突入。

 

オディオは、それなりに強い!

 

特にアリシアをイメージした技「セントアリシア」が、状態異常付加もあり、非常に厄介である(‘Д’)

(エフェクトも聖母から骸と衝撃的!!)

 

オディオを倒した後、「トドメを刺す」を選択すると、後味の良くないエンディングへ。

 

主人公にトドメを刺すように言うオルステッド

 

またラスボスに敗れると、「ハルマゲドンエンディング」へ。

 

最終編で、オルステッド選択時でも視聴可能な「ハルマゲドンエンディング」

 

その名の通り、

全ての時代と世界が消滅し、無に還ります!

 

したがってエンドロールも、真っ暗な画面で流れます。

 

そしてエンドロールの最後では、

 

結局、全てが吹き飛ばされました。

 

と、英語で衝撃の文が映し出される。

 

coco13世
全てが無になれば「憎しみ」もなくなることから、これこそが、真のエンディングかもしれないよ。

 

トドメを刺さず、立ち去りると、シナリオボスの石像がある間に、戦闘メンバー以外のメンバー集結。

 

そこにオルステッドも現れ「オディオ」の意が判明。

 

知るがよい・・・

オディオの意味を・・・

それは・・・

太古の昔より・・・

はるかなる未来まで!平和なる時も・・・

混乱の世にも!

あらゆる場所!

あらゆる時代に!!

戦いの火ダネとなるものッ!!

それは人間が存在する限り永遠に続く「感情」なのだ・・・

その感情の名を・・・「憎しみ」

あるいは・・「オディオ」というッ!!

 

オルステッドは、最後の憎しみの力を使う。

そして再び、全てのシナリオボスと各主人公が闘う!

 

石像のシナリオボスと向き合う7人の主人公

 

そして全員が勝利すると、

何故勝てぬ、何が自分と違うと困惑するオルステッド。

 

そこに、最終編で選択した主人公がセリフを言い放ち、納得するオルステッド。

 

そして最期に遺言を残し、消え去る。

 

・・・私が消えれば・・・

お前達もそれぞれの世界に帰れる・・・

だが・・・

覚えておくがいい・・・

誰しもが魔王になりえる事を・・・

「憎しみ」がある限り・・・

いつの世も・・・

 

そしてTUREエンディングへ(^^)/

 

オルステッド選択時

己の勝利に酔いしれ敗者をかえりみない者達「人間」···。
それはとどまらぬ欲望を自重しない許しがたき存在···。
そう···
敗者が悪なのだ!!
勝者こそ正義なのだ!!
お前達は、素直に···自分の思うままに行動していただけだった···。
しかし敗者には···今も、過去も、明日も、未来もない!!
教えてやらねばならぬ···。
我が名は 魔王···
魔王オディオ···!!

 

中世編のエンディングから開始。

 

中世編の魔王の間に向かう最中に通過した、これまでのシナリオボスと思われる、7つの石像の間に向かう。

 

そしてプレイヤーである魔王は、憎しみの力を与えられたシナリオボスを操作して、これまでの主人公を倒していく。

 

そう、かつての敗者を勝者とするために!

 

戦闘時には「ハルマゲドンコマンド」を選択して、世界を無にすることも可能で。

(ハルマゲドンエンディング)

 

このシナリオがプレイヤーに伝えたいことは、

7つのシナリオで戦ったボスは、本当に悪だったのかということである。

 

悪だから負けたのでなく、負けたのだから悪なのか・・・

 

そもそも、その存在は本当に悪だったのか・・・

 

己を厳しく鍛えんがため、未熟な門下生がもたらす悪評を覚悟の上で、自ら雇った暗殺者に狙われながら生きる拳士。

 

強くなりたいという誰もが持つ願望を叶えたがために、命のやり取りを余儀なくされた格闘家。

 

人間に作られ、生まれながらに人間を守る役割を押し付けられ、その人間の身勝手さを見て、ジレンマに陥った人工知能。

 

海の向こうから来た侵略者の勝手な動機で殺され、その無念が集まって生まれた戦士。

 

純粋に、本能のままに、厳しい大自然の中を生き抜いてきた恐竜。

 

諸外国の脅威にさらされた幕末を生き抜く力を求め、人外の力を得た将軍。

 

人間の歴史につきものである「憎しみ」を克服できる、より高尚な精神性を求めるあまり、人間を改造する結論にたどり着いてしまった軍。

 

これが、オルステッドの視点から見た、シナリオボス達である。

 

特に、SF編の主人公キューブと同じ、人口知能を搭載したOD-10。

最強のためなら自らの命すら厭わない奴が、次から次へと現れる中で、命のやり取りを余儀なくされたオディ・オブライト。

 

これらのボスを、一概に悪と決めつけるのは疑問がある。

 

また、乱世の幕末を生き抜くために、力を求めた尾手院王を倒したことが、歴史的に正しかったのかは分からない。

 

少なくとも尾手院王は、他力本願でなく自らも人外になり、力を得ることで、諸外国に対抗しようとしていた。

 

 

全ての主人公を倒すと、高笑いして「SADエンディング」へ突入。

 

真の勝者と叫ぶオルステッド

 

誰一人いなくなったルクレチアの縁ある地を、何かを求めるがごとく、彷徨い歩くオルステッド。

 

そして最後は、全ての発端となったルクレチア城に向かい、魔王山が見えるバルコニーで、何かに気付いたところで完結。

 

バルコニーで景色を見ながら何かに気づくオルステッド

 

coco13世
時代も世界も異なる7人の英雄を葬った、勇者とも魔王とも呼ばれたオルステッドは、誰もいないルクレチア城のバルコニーで、何を思ったのか・・・

 

おわりに

ライブアライブの要は間違いなく中世編であり、

7つのシナリオは中世編との対比、

最終編はゲームとしての締めくくりです。

 

タイトルのライフとエビルが対になっているように、

 

生活の中で、誰もが憎しみによって、魔王になる可能性があること。

 

 

 

 

魔王は、最初から魔王ではなかったこと。

 

そして、敵として立ちはだかる者は、本当に悪だったのか。

 

このように、王道RPGのアンチテーゼとなるライブ・ア・ライブは、いろいろ考えさせられるゲームでありました。

 

また、スクウェア三大悪女と呼ばれるアリシアや、ドット絵のCGにも関わらず、プレイヤーの心を熱くする名場面が多かったことから、本作品は多くのプレイヤーに今もなお支持されています。

 

またイラスト版権が、スクウェア以外に小学館も関わっていたため、当初は移植が困難と思われた。

 

だが、20年以上の時を超え、見事にWii Uや3DSバーチャルコンソールで移植を成し遂げました!

 

無理を通してみせるッ!!byスクウェア

 

まだプレイされていない方は、是非この異色のゲームを体験してみてください。

 

長文ながらここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ライブ・ア・ライブのリメイクは、ニンテンドー3DS版バーチャルコンソールでプレイできますよ(^^)/

 

任天堂ソフトダウンロードはこちら

 

 

 

 

 

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