ダイの大冒険90話では、軍団長を粛清する立場である強キャラのキルバーン相手にアバンが完全勝利します。
アバンがキルバーンに勝てた要因の1つに、かつての宿敵であった魔王ハドラーの加護があった点も見逃せません。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ90話感想・見どころ
90話の見どころと言えば、魔王軍の大幹部であるキルバーンとダイ達の師匠である元勇者アバンの完全決着。
キルバーンと言えば、魔王軍団長を粛清する立場であり、初登場時にはハドラーもビビッてことから弱いはずがありません。
また、これまでダイたちをあの手この手と苦しめてきた敵でもあります。
そんなキルバーンに1人で挑み勝利を収めたのがアバンです。
キルバーンの策略(審判とグル&メガンテ)により異空間で死亡したと思われましたが、さすがはアバン先生。
ルラムーン草を原料とした魔法の砂により異空間から脱出。
しかしながら、なぜメガンテを受けたのに生き延びれたかはアバンもわからず、キルバーンも想定外で驚きを隠せません。
全ての罠を出し尽くしたにもかかわらず仕留められず、さらには追いつめられることに、初めて恐怖を感じるキルバーン。
思えばキルバーンは登場時から常に余裕さがあり、ダイ達を翻弄してきましたが、アバンに出会ってからは調子が崩れ、90話では完全に動揺してしまっているのが伝わってきます。
しかし、さすがは魔王軍の大幹部。
最後に切り札となる必殺技『バーニングクリメイション』(直訳すると燃えさかる火葬)を持っていたのです。
アバンも『バーニングクリメイション』を切り札と認識し、最強の必殺技『アバンストラッシュ』で勝負に出ます。
アバンストラッシュなど恐るるに足らずと余裕の口調のキルバーンに対し、『よく言う。生まれて初めて真剣勝負をするような男がっ!』とアバンが言い放ったことで激情するキルバーン。
キルバーンも心理戦のやり取りには長けていましたが、やはりアバンのほうが上手であることが分かります。
アバンストラッシュVSバーニングクリメイション
バーニングクリメイションで燃え尽き勝利を確信したキルバーンですが、炎の中からアバンが出てきて、アバンストラッシュをまともに受けます。
なぜ、バーニングクリメイションに耐えることができたのかと、自問自答するキルバーンは、アバンの背後に『あるもの』を見ました。
『あるもの』とはハドラーの幻影でした。
アバンも同時に背後のハドラーの幻影を見て、ハドラーがメガンテやバーニングクリメイションから自分を守ってくれたことに気がつきます。
かつては勇者と魔王の立場で、互いに生命を懸けて戦った関係であり、魔王の最期は勇者の胸の中と奇妙な関係でしたが、1つ言えるのは、ハドラーの加護があったからこそ、アバンはキルバーンに勝てたのです。
かつての宿敵が守ってくれた熱い展開でした。
現実主義のキルバーンは、ハドラーの身体は魔炎気を発する細胞であったことから灰となっても耐熱の効果があり、そのおかけでメガンテやバーニングクリメイションに耐えきれたと考察し、奇蹟を否定しましたが、否定中にハドラーの怒りを買ったのか、バーニングクリメイションの劫火が自身の身体に引火します。
ピロロが慌てて消化作業を行いますが、そもそもキルバーンの血は魔界のマグマの成分でるため、一度引火してしまった以上、消すことができず、アバンに助けを求めます。
アバンは一瞬間を置くとフェザーを投げて、なんとキルバーンを救います。
救われたキルバーンと救ってもらったピロロは、アバンに恩義を感じるどころか、すぐにアバンを仕留めようと、アバンにファントムレイザーを仕掛けます。
しかしながら、アバンにとってはキルバーンの行動は100%想定しており、生きていたければその場を動くなと警告します。
アバンの警告に対しハッタリと感じ、さらに自身の専売特許である『罠』を仕掛けたと言うアバンに怒りを感じたキルバーンは、アバンを仕留めようと動いた瞬間、なんと首が跳ね飛んでしまいました。
一瞬、何が起きたか分からなかったキルバーンでしたが、首を切られながら後ろを振り向いて、見えざる刃(ファントムレイザー)が仕掛けられていたことに気がつきます。
慌ててピロロが回復させようとしますが、さすがに回復はできず、勝者がアバンとなりました。
相手の罠を逆手に取るあたりが、アバン先生ならではですし、ダイの大冒険では数少ない頭脳戦なので、見ごたえがあります。
首切断による勝利は元勇者の勝ち方としては残酷な感じもしますが、そもそもがキルバーンが持ち掛けた勝利条件であるため致し方ありません。
あえて相手のルールで勝利を収めたことから、アバンVSキルバーンはアバンの完全勝利と言えるでしょう。
ダイの大冒険アニメ90話『影と死神(ミストとキル)』の概要
90話ではミストバーンの秘密の判明とアバンVSキルバーンの最終決戦となります。
ダイの大冒険アニメ90話のあらすじ
ポップとブロキーナがメドローアの光の中に消えていった――。
そのショックはあまりに大きく、残されたマァムたちは戦意を喪失してしまう。
唯一ヒュンケルだけはミストバーンの秘密にたどりつく糸口をつかむが、ちょうどそのとき彼らの前に現れたキルバーンが追い打ちをかけるようにアバンの敗北を語り、一同をさらなる絶望へと突き落とすのだった……。
だが、キルバーンはあろうことか、ミストバーンに加勢するのではなく、ヒュンケルと同様にミストバーンの正体を追及しだしたのだ。
数百年にもわたる奇妙な友情関係を築いてきた、バーンの名を冠するふたりが静かににらみ合う――。
だが、その直後、キルバーンがふと発した一言で、ミストバーンはキルバーンが偽物であることを看破する。
なんとその正体は、変身呪文(モシャス)で扮したアバンだった。
驚く一同に、キルバーンとの決闘の顛末を明かすアバン。
いわく、ジャッジと共に復讐の空間に残されたアバンは、キルバーンを利用して空間からの脱出に成功し、アバンストラッシュでキルバーンを倒すと、最後はキルバーンが自らの罠にはまる形で自滅したのだという。
すべてを語り終えたアバンは、改めてミストバーンの秘密に迫る!
公式サイトより引用
アニメ第90話は原作33巻”戦慄の事実…!”から”裁きは下った!”までだよ。
ダイの大冒険アニメ90話の主な登場キャラ
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ミストバーンにメドローアを放つも跳ね返されてしまい、そのまま消えてしまった。
ポップの評価については、こちらの記事で紹介。
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職を決意。
ブロキーナ老師の元で武神流を身に着けた。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、元魔王六軍団長の一人。
義に熱い戦士であり、ラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
瀕死の状態でマキシマム軍団と戦ったことで戦闘不能の体になったが、戦いの意志はラーハルトやヒムに託された。
真ミストバーンの言動からバーンとの関係性に気がついた。
>ヒム
公式サイトより引用
ハドラー親衛騎団の1人。
ヒュンケルとの戦いで敗れるも、ハドラーやハドラー親衛騎団の遺志を受け継いで奇跡の生還を果たした。
一つの生命を宿ったことで闘気を扱うことができ、戦闘力もチェスのルール『兵士の昇格』により格段に上がった。
自分を助けたことでヒュンケルが戦闘不能になったことから、ヒュンケルが復活する日まで、ヒュンケルが戦うはずだった相手は自分が代わりに引き受けることを決意。
接近戦の戦いを得意としており、光の闘気を放つことができるため暗黒闘気の使い手にとっては天敵といえる存在。
>ラーハルト
公式サイトより引用
バラン直属の配下、竜騎衆の1人で肩書は『陸戦騎』
超人的な素早さで槍の達人。
幼少の頃からバランに面倒を見てもらい、バランを心底慕っていた。
バランの遺言により、バランの子ダイの手助けすることを決断し、ダイへ部下としてメンバーに加入することを申し出る。
>ビーストくん
公式サイトより引用
獣王遊撃隊№11。
その正体は武術の神とも呼ばれ、マァムとチウの師であるブロキーナ老師。
回想編にも登場。
かつてアバンと共にハドラーと戦ったメンバーであり、ハドラーの足止め役を担った。
受け流しの達人であるが、実は攻撃力も高くミストバーンにカウンターからの猛攻を仕掛けた。
ポップと共に跳ね返されたメドローアによって共に消えさった。
>アバン
公式サイトより引用
元勇者でありダイ・ポップ・マァム・ヒュンケルの師匠。
単純な戦闘力はダイに劣るが、頭脳戦に関してはメンバーのなかでトップクラス。
キルバーンにモシャスに化け、ミストバーンから秘密を探ろうとするなど、戦闘以外での活躍も目立つ。
武芸百般でもあり、あらゆる武器を使いこなすことができ、キルバーン戦との最終決戦ではジャッジの持っていた武器を槍として扱っていた。
>キルバーン
公式サイトより引用
ミストバーン同様に魔王軍の大幹部。
魔王軍団長を粛清する立場であり通称『死神』。
冥竜王ヴェルザーの配下であり、バーンの監視役として幹部に受け入れられた経緯がある。
ミストバーンとは性格も立場も異なるも気が合う仲。
真っ向勝負は行わず罠を仕掛けて戦うタイプであるが、全ての罠を出しても倒せなかったアバンに対し、人生初めての真っ向勝負にでるが、必殺技対決で敗北。
最後は自らの罠に嵌り、首が切断して敗者となる。
>ミストバーン
公式サイトより引用
魔王六軍団の1人。
暗黒闘気の使い手。
魔王軍のなかではバーンと最も長い付き合いで、2人だけの秘密もある。
バーンの許可なく衣を脱ぐことは許されていないが、ヒムに追い詰められて初めて許可なく衣を脱いだ。
衣を脱いだ実力はバーン以上であり、ラーハルトやヒムですら、まともにやり合えなかった。
衣を脱いだ状態での戦法や仕草はバーンに通じるとことがある。
ダイの大冒険アニメ90話で登場した呪文・技
>ヒャド・ヒャダルコ・ヒャダイン
使用者:ピロロ
ヒャド系【氷】の初級・中級呪文。
ドラクエ3で初登場。
他の系統は初級・中級・上級の3段階に対し、ヒャド系だけはなぜか4段階あったが、ヒャダインはドラクエ5で消えた。
対象範囲も単体・グループ・全体と段階により異なるのも特徴。
魔界の血が引火したキルバーンを救うために使用するも効果はなかった。
>モシャス
使用者:アバン
変身呪文でありドラクエ3で初登場。
変身することで変身モデルとなった者の呪文が使えるようになる。
アバンはミストバーンの秘密を探るためにキルバーンに化けていた。
作中ではザボエラも使用していた。
>リリルーラ
使用者:アバン
ダイの大冒険のオリジナル呪文。
迷宮ではぐれた仲間と合流するために利用される呪文。
目印をつけておけば異空間をも移動し合流できる。
>フェニックスウイング
使用者:ミストバーン
あらゆる呪文をはじき返す超高速の掌撃。
全てを消滅させるメドローアも例外ではない。
マホカンタと違い跳ね返す方向も定めることができる。
厳密には89話の最後で使用したが、ミストバーンによる解説は90話に持ち越しとなった。
>海鳴閃
使用者:アバン
アバン流槍殺法のスピード重視の技。
炎や吹雪も切り裂くことができる。
>アバンストラッシュ
使用者:アバン
アバン流の奥義となる必殺技。
大地を斬り、海を斬り、空を斬り、そして全てを斬る。
ダイの大冒険における代名詞ともいえる技でもある。
>バーニングクリメイション
使用者:キルバーン
魔界のマグマと同じ成分の血に炎が引火して、巨大な火球を生み出す技。
自らの腕を犠牲にすることから、1回きりの切り札ともいえる必殺技である。
>ファントムレイザー
使用者:キルバーン
自身にしか見えない13本の刃を空間に設置する技。
普段はキルバーンの頭上にラインとして刃が隠されている。
見えない刃の檻に囲まれることで対象者はまともに身動きが取れなくなる。
キルバーンが見えるのは13本の刃のみで、アバンと共に異空間から移動してきた14本目のファントムレイザーの刃は目視することができなかった。
ダイの大冒険アニメ90話の原作との変更点・カットシーン
- ヒュンケルがミストバーンの正体に気が付いた要因としてアニメでは仕草や戦法が挙げられていたが、原作では仕草・戦法以外に口調や発音もバーンと同じであったことから正体を看破できたと発している。
- アバンのモシャスが発覚した際、マァムがチウに対しモシャス呪文の説明をする場面が追加。
- キルバーンの首が跳ね飛ぶ瞬間、アニメでは突然キルバーンの視界が傾き、本人も何が起きたか理解できないような描写が追加。
若干のセリフカットはありましたが、ほぼ原作通りに話が進みました。
ダイの大冒険アニメ90話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ90話感想まとめ
90話ではアバンとキルバーンの戦いが終わりました。
そして、謎であったミストバーンの正体についても判明してきました。
来週は作中最強の敵が降臨するので、今から最終戦が楽しみですね。
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