こんにちは、最近は東南アジア観光にハマっているcoco13世です。
2016年に、一人旅でキナバル山に登るため、マレーシアのクアラルンプールとコタキナバル(ついでに台湾)に行ってきました。
キナバル山は、4,000mを超える山ですが、登山初心者の僕でも頂上まで登れました。
<日程>
1日目 出国 大阪→クアラルンプール
2日目 クアラルンプール→コタキナバル
3日目 コタキナバル→キナバル山周辺→キナバル山麓
4日目 キナバル山麓→キナバル山(山小屋)
5日目 キナバル山(山小屋)→キナバル山(頂上)→コタキナバル
<今回の記事はココです>
6日目 コタキナバル
7日目 コタキナバル→台湾
8日目 台湾→帰国
ツアーは組んでいません。
日本で事前に手配したのは、キナバル山ツアー(周辺観光含む)だけです。
キナバル山一言メモ
マレーシア最高峰の山で標高4,095m。
1,866mの入口からスタートして距離は8.5㎞ほど。
3,200m付近に山小屋があり、1泊2日で登るのが定番。
1日の登山客数に制限があり、グループごとに専用ガイドの同行が義務づけされている。
登山口の各ゲート通過時間が決まっており、よほどの方でない限り、時間内で制覇するのは難しく、一般的には山小屋で一泊して、翌日山頂を目指すことになる。
山小屋の収容人数は130人ぐらい。
キナバル山の登山計画を練るには、航空券より先に、まず最初に、山小屋を確保する必要がある!
山小屋はステラハーバー社が管理しているため、山小屋予約するためには、直接ステラハーバー社とやり取りするか、旅行会社を通じてやり取りするかの2択となる。
ステラハーバー社の接客の評判はよろしくないため、現地旅行会社を通じて行うことを、強くオススメします。
\キナバル山の持ち物が気になる方はこちら/
こんにちは、山登りは苦手なcoco13世です。 2016年10月にキナバル山登山に挑戦し、無事生還しました(゚∀゚) その経験を活かし、これから挑戦される方のために、持ち物リストを作りましたので参考にしてください。 &nb[…]
お世話になった、現地旅行会社の日程および料金(^^)
1名参加、英語ドライバー、英語登山ガイドで、費用は当時RM2,130(当時1RMあたり30円弱)でした。
現地担当の日本人のスタッフと、メールで決済を含むやり取りをしますが、対応は迅速で、不明な点も親切に教えていただきました。
マレーシア旅行3日目
3日目は、朝一番からキナバル山の公園本部へ、寄り道しながら向かいます。
幻の花ラフレシア
朝6時起床。
近くの飲食店でパンを食べ、軽く街を散策。
本日からボルネオトレイルという旅行会社で申し込んだ、2泊3日のツアーに参加となる。
朝7時半にキナバル山公園行きの車が迎えにくる。
(キナバル公園本部は、コタキナバルから北東88㎞に位置している。)
コタキナバルから1時間程のドライブで、休憩地点であるナバル村に到着。
30分程の休憩だが、山道で若干、車酔い気味であったので、ちょうど良い時間であった。
写真は、ナバル村から見たキナバル山。
雲に隠れているのが、キナバル山の山頂部分。
明日登るキナバル山を拝んだ後は、ラフレシアを拝みに、キナバル公園方面へ車で1時間程向かう。
1年のうち、数日しか咲かない幻の花ラフレシア.。
今回の旅行で、無事拝むことができました(^^)
匂いは気にならなかったですね。
ツアーだと、事前に咲いている場所の情報を仕入れてくれるので、確率を上げたい方はツアーを利用しよう!
ポーリン温泉で休憩
ラフレシアを拝んだ後は、キャノピーウォーク体験を行うため、ポーリン温泉へ。
この温泉はかなり広く、温泉の他にもキャノピーウォークを含むアトラクションや、ビュッフェ形式の野外レストランまである。
地上41mの空中散歩( ゚Д゚)
温泉は、水着を持参すれば入れるが、足湯だけでも十分楽しめる(^^♪
キナバル公園本部へ
ポーリン温泉で昼食を済ませた後は、40キロ程離れたキナバル公園本部に向かう。
公園本部にキナバル山登山ゲートもある。
公園本部で明日の登山の手続きを行います。
ガイドは翌日のお楽しみ(゚∀゚)
公園本部から撮った道路。
登山手続きが終わった後は、本日泊まるペンションで軽く昼寝。
公園本部を一周徒歩で歩いた後、ビュッフェ形式の夕食を済ませ、明日に備え消灯。
夕食はかなり豪勢でした(^^)v
シャワー兼トイレは外にあり、夜には虫が集まってくるため、虫が苦手な方は注意!
マレーシア旅行4日目
4日目は、公園本部のスタート地点から、本日泊まる山小屋を目指します!
キナバル登山の始まり
昼寝したにも関わらず、8時間ぐっすり熟睡。
この睡眠時間が、後に足枷となる(>_<)
朝食をがっつり食べた後、センターハウスで山に持っていく荷物のみを持って、昨日登山手続きしたセンターハウスへ。
そこでガイドと初対面するが、ガイドは60過ぎのおばちゃん(゚Д゚)ノ
しかし、やはりベテランらしく、初日の足元はクロックス、スコールも折りたたみ傘で対応(゚∀゚)
登山中も、余裕で僕のペースについてきてくれる。
登山開始
センターハウスで手続き完了後、登山口であるティンポホン登山ゲートまで車で移動(約20分程)
そこから、いよいよ登山の始まりとなる。
登山口入口で記念写真。
朝なので少し肌寒かった。
1㎞間隔で休憩所があるため、トイレは気にしなくでも大丈夫(^^)/
僕が登山したときは、4㎞地点当たりで、一度激しいスコールがきましたよ。
4.5㎞(標高2960m)地点で長く休憩していたら、雨があがりました。
雨が降っていた時は、肌寒さを感じましたね。
ただ、初日は山林の中を歩くため、少しの雨なら木が遮るため、多少の雨はそこまで気にならない。
登山道はかなり整備されており、自然と人工物で形成された大・小の階段を、ひたすら登っていく感じ。
階段に慣れていないと、かなり疲れます(‘Д’)
僕自身、休憩所にたどり着く都度、それなりに休憩していた。
西遊旅行さんより、写真を引用。
これは緩やかな階段。
キナバル山では、日本では見られない数多くの植物を見ることができる(^^)v
動物については、休憩所でリスが見れたぐらい。
一番有名なのが、食虫植物のウツボカズラ。
ガイドへ事前に頼んでおくと、教えてくれます。
3000mぐらいまでは、ジャングルの中を歩く感じですが、それを超えたあたりからは、木が少なくなり、徐々に景色が変わってくる。
ただ森林限界は、富士山が2500mに対し、キナバル山は3500mほどであるため、初日は常に木がある感じ(^^♪
山小屋到着
平均時間6時間のところ、7時間かけて無事山小屋に到着。
山小屋は売店があったり、食事する部屋も100人以上収納できたりと、しっかり整備されている。
暖房もしっかり効いており、部屋の中は半袖でも大丈夫(^^♪
食事も質素な感じは全くなく、パン等は食べ放題でした。
ただ種類は多くなかったので、日本からカップ麺やインスタントコーヒーの元は、持参するべきです。
日本のカップ麺は人気が高いので、海外では話のネタになります(^^♪
山小屋では、日本人は僕を含め2人しかおらず、慣れない英語で頑張って、他の方々と会話をしたのは良い思い出(^^)/
食堂から撮った風景。
雲海を見て、すごい場所まで来たな~って感傷に浸っていた。
またまた西遊旅行より写真引用。
寝室は、2段ベッドが2つの4人部屋。
翌日は2時にガイドと待ち合わせのため、18時には夕食を済ませ、19時過ぎに消灯。
しかし、ここで問題が発生!!
前日に8時間熟睡していたため、疲れているのに、なかなか寝付けない!
また標高が高いせいか、若干ながら体に違和感も感じるように・・・
意識すればするほど、違和感を感じるようになり、まさに負のスパイラル(‘Д’)
そうこうしているうちに、時間は着々と進み、気づけば23時を過ぎていた。
マレーシア旅行5日目
5日目は、深夜から早朝を目指し、昼過ぎにはコタキナバルへ到着です。
頂上決戦
なんとか寝るも、24時半には目が覚める。
寝たのか寝ていないのか、分からない感じ(-.-)
午前1時ごろから、皆が起き出しざわざわするため、寝るのは諦め、横になってまったりしていた。
そして、準備をして外に出ると、雨は降ってなく一安心するも、かなりの強風。
午前2時。
ガイドと山小屋の食堂で待ち合わせ、早速スタートです。
(ガイドは別の山小屋で宿泊していました。)
前日に、ほとんど寝れなかったせいか、疲労もかなり残っており、序盤からペースは遅め(‘Д’)
また夜のため、懐中電灯の光で、皆が今どのあたりにいるかも分かる。
かなり上の方の光を見ると「自分もあそこまで登るのか」と、プチ絶望感も感じていた。
標高が上がると、共に景色も変わり、最後の休憩所(標高3700m弱)を通過する頃には、すっかり完全な岩場化です。
下山時に上から撮った、最後の休憩所。(緑色の屋根が休憩所)
この休憩所手前ぐらいから、ロープを使って登る箇所も出てくる。
大変だが、足への負担が減ると思うと、むしろ楽に感じました。
最後の休憩所通過後は、ひたすた岩場を歩いて登っていく感じ。
途中、なだらかな坂をひたすら上る箇所もあるが、階段と違い、負担は少ないため、苦にならなかったですね。
急な坂はロープが用意されているため、危険性は低いと思います。
しかし、ペットボトルを落としたら、すごい勢いで下に落ちていったので、足を滑らせて転んだら、大惨事になる可能性はある。
緩やかに見えますが、実際はかなりの傾斜。
そのため、当日雨が降っていると、足場が滑りやすく、難易度は跳ね上がる!!
そして、4000mを超えたあたりから、最後の山場がある。
文字通りの山場。
ひたすら積み重なった大きな岩々を、手を使って登っていく。
頂上が視界に入った時は、感激でしたね(^^)/
寝不足のせいか、2日目は全体的にペースが遅かった。
また標高が高く、空気が薄いため、息も上がりやすく、1日目より2日目の登山の方が大変であった。
1日目の方が、登る時間も距離も長く、また着替え等荷物も多いにも関わらず、2日目の方が大変でしたね。
それゆえに、頂上にたどり着いたときの感動は、言葉で表せません!!
頂上に着いたときは、6時前であったため、空も明るく景色も徐々に見える感じであった。
そのため下山時には、景色も楽しむことができた(^^♪
下山時には、写真を撮ってる人が多かったですね。
キナバル山を制覇した余韻と、朝と共に周りの景色が見える楽しさから、宿泊した山小屋までは、特に苦痛なく下山できました(^^)v
山小屋に到着後は、シャワーを浴び、朝食を取り、一休憩した後は荷物をまとめ、再び下山の準備。
キナバル山下山
午前9時、山小屋から下山スタート。
寝不足はあったが、天気も快晴で何も問題なく下山できると思っていた。
しかし、登山素人であることが浮き彫りに!
勢いよく階段を下っていったら、2500m付近で足がガクガクになっていたのだ(゚Д゚)
前日の疲労による筋肉痛の痛みも出てきて、事態は想像以上に深刻な状況へ(>_<)
最後の方は、階段を一段降りる都度、痛みを感じるため、苦痛でしかなかったですね。
下山時は休憩せず(休憩すると、痛みを緩和するアドレリン分泌が止まるため)一気に下山する!
もしくはトレッキングポールを使い、足への負担を、少しでも減らすべきでした。
無事下山を終え
足を引きずりながら、なんとか下山。
最後の最後で、登り坂が待ち構えているため、登山口であるティンポホン登山ゲートを通過した後は、駐車場で大の字で倒れていた(>_<)
あの最後の坂は反則!
その後はバスが迎えに来て、センターハウスがある公園本部まで送ってくれる。
そこで登山完了証を発行してもらい、ガイドとお別れして、コタキナバルへ向かう!
コタキナバルに帰る道中も、キナバル山が見えるため「今朝あの頂上にいたんだな」って感傷に浸っていました。
キナバル山登山証(^^)v
コタキナバル市街地へ
コタキナバルに到着後は、アジアシティ(文字通り中国・韓国系)エリアにある、シティテルエクスプレスコタキナバルホテルへ。
初日と違い、かなり豪勢な建物かつ清潔(ただし部屋は狭め)で、近隣も食事処がたくさんある。
これで2泊5,500円は、コスパ良し(^^)
HISでも取り扱ってホテルなので、それなりに信頼もあるはず!
アゴダの口コミを吟味して、選んだ甲斐があった。
ホテルで小休憩後、時間はまだ4時過ぎであった。
そのため、キナバル山ツアーでお世話になった、ボルネオツアーの担当の方に挨拶しようと、2㎞程離れたモールを目指す。
もちろん足はガクガクだが、歩けないほどではない。
残念ながら、担当の方は休みであったため、他のスタッフと談笑。
明日は1日コタキナバルに滞在することから、午後ツアーである「ホタルとテングザル(ボルネオ島独特の猿)観賞ツアー」に申込み、その後は街を散策。
拠点となるコタキナバル中心部は狭いため、移動は徒歩で可能。
街を探索して気づいたことが、お店ではイスラム教徒の女性スタッフが多かったこと。
(イスラム教徒といっても、漆黒の服を纏った、本格的な教徒ではない。)
マックやケンタッキー、セブンイレブン等でもよく見かけた。
探索後はホテルシャングリラ(街の東側)を目指す。
この辺りは、マッサージ屋が密集しており、2時間コースで疲れ切った足を癒そうと施術を受けるも、少し揉むだけで激痛が走るため、スタッフも困惑していた。
(筋肉痛部分を揉み解す行為は、賛否両論あるので、自己責任でお願いします。)
マッサージ自体は、タイ古式のような独特性はなく、普通のマッサージ。
マッサージ後、ホテルがあるアジアシティに向かうと、ホテル近くの野外広場では、場外映画が公開されていた。
また屋台も多くあり、机やイスも用意されているため、夕食として利用。
なかなか開放的な感じでした(^^)/
ただ映画の内容が、ゾンビはちょっと・・・・・
ホテルに戻った後は、前日寝れなかった分、すぐに熟睡。
キナバル山登山の4つの反省点
日帰り登山できる山で、普段使わない筋肉を使っておくこと。
初心者でも登れる山ではあるが、富士山(新五合目)より大変です。
マッサージの他に、サプリも必須です。
初日にしっかり労わらないと、2日目の昼以降に地獄を見ます(>_<)
①と重複しますが、事前のトレーニングも筋肉痛緩和に最適です。
ガイドとの会話は英語。
行きは登ることに必死で、会話は少なくなるが、下山時は余裕も出てくるため、会話の機会は多い。
ガイドが登山時に、様々な植物の紹介をしてくれる。
しかしながら、食虫植物以外、何も知らなかった・・・
事前にネットで調べておくと、より登山の楽しみが増える!
ボルネオ島は植物の宝庫でもある。
part2はここまでです。
\気になる方は引き続きpart3へどうぞ/
こんにちは、最近は東南アジア観光にハマっているcoco13世です。 2016年に、一人旅でキナバル山に登るため、マレーシアのクアラルンプールとコタキナバル(ついでに台湾)に行ってきました。 キナバル山は、4,000mを超える山で[…]
\クアラルンプール情報はpart1/
こんにちは、最近は東南アジア観光にハマっているcoco13世です。 2016年に、一人旅でキナバル山に登るため、マレーシアのクアラルンプールとコタキナバル(ついでに台湾)に行ってきました。 キナバル山は、4,000mを超える山で[…]
\キナバル山の持ち物が気になる方はこちら/
こんにちは、山登りは苦手なcoco13世です。 2016年10月にキナバル山登山に挑戦し、無事生還しました(゚∀゚) その経験を活かし、これから挑戦される方のために、持ち物リストを作りましたので参考にしてください。 &nb[…]