これまで数多くのRPGゲームをプレイしていきましたが、2023年11月に発売したマリオRPGリメイクはRPGの経験が少ない方や初めての方におすすめできます。
本記事ではRPG初心者にマリオRPGリメイクがおすすめな5つの理由を解説していきます。
RPGジャンルですがマリオワールド全開なので、マリオ好きなら買って損はしない作品です。
マリオRPGおすすめ理由①ストーリーはシンプルで分かりやすい
RPGの中にはストーリーが非常に複雑な作品があります。
人間関係が中心な作品だと思惑や感情が入れ混ざり、良く言えば濃厚なストーリーになりますがストーリーをしっかり理解しないとゲームの楽しさが半減します。
とくに軍事や政治が絡むゲームは駆け引き、裏切り、本音と建て前が交雑するため、ストーリーが一段と複雑になりがちです。
過去にプレイしたファイナルファンタジー12は軍事が主体のストーリーでしたが、セリフの中にも本音と建前が混在していたため、ストーリ―考察を意識しないと完全に置いていかれる作品でした。
マリオRPGは敵の目的も味方の行動も明確であり、勧善懲悪な作品であるため、ストーリーを理解できない事態に陥る心配は不要です。
セリフを流し見しながらゲームを進めていても、クリアする頃にはストーリーの全容が見えてきます。
マリオRPGおすすめ理由②半日ほどでクリアできるボリューム
ゲームによってはクリアするのに50時間以上かかる作品もあります。
50時間以上の作品だと、途中で飽きてしまい挫折するリスクが出てきます。
とくに自由な時間が少ない社会人だと小刻みにしかプレイできず、時間をかけるうちに内容を忘れてしまい、そのまま放置になるリスクもあります。
過去にプレイした作品だとドラクエ7が当てはまります。
ドラクエ7はクリアまで50時間以上かかる作品であったことから途中でモチベーションが下がってしまい、過去のドラクエ作品をクリアしたプレイヤーですら途中で投げた話をよく聞きます。
マリオRPGリメイクはクリアまで12時間ほどと、RPGの中ではボリュームは少ない方です。
ボリュームは少ないですが、プレイヤーのモチベーションを下げさせないよう内容はかなり濃厚に仕上がっているため、クリアしたときの物足りなさは感じません。
また、従来のクリアに直接関係ないミニゲームやリメイク版ならではの追加ボスも登場など、おまけ要素が充実しているので、それらを含めれば、ボリュームに関しても他の作品に匹敵するレベルです。
マリオRPGおすすめ理由③難易度の低いエンジョイモードの導入
RPG初心者が途中で挫折する一番の要素が戦闘。
一般的にRPGではアクションや格闘ゲームのような反射神経は問われない代わりに戦術を求められます。(マリオRPGはアクションコマンドがあるため例外的に反射神経を問われます)
同じレベル、同じ装備、同じメンバーでも戦術次第で結果は大きく変わるのがRPGの特徴であり、一般的に難易度が高いRPGほど高い戦術を求められます。
とくに戦術を求められるのがボス戦であり、なかなか倒せずそのままフェードアウトしてしまうのはRPGでよく見かける光景です。
過去にプレイした作品だとロマサガ2が当てはまります。
ロマサガ2のボス(七英雄や巨人など)は圧倒的な強さを誇っており、戦術なしでは先に進めません。
また、ラスボスも鬼畜級の強さを誇っており、エンディングを見ることなく撤退したプレイヤーも多かったです。
マリオRPG原作は難易度が低いことが特徴の1つとして挙げられており、マリオRPGリメイクのノーマルモードは難易度が低いと言われた原作と同じ難易度となります。
マリオRPGリメイクではノーマルモードより易しいエンジョイモードが新たに導入されたことで、戦術の低さをレベルや装備で十分に補うことができるようになりました。
また、マリオRPGでは反射神経を問われるアクションコマンドが導入されているため、戦術の低さをアクションで補うこともできます。(追加の隠しボスは戦術よりアクションコマンドの精度の方が問われます)
ノーマルモードとエンジョイモードは移動中であればいつでも切替が可能なため、普段はノーマルモードで冒険して、苦戦するボスだけエンジョイモードにしてゲームを進めていくこともできます。
マリオRPGおすすめ理由④次の目的地を案内してくれる
RPGで行き詰るのはボスが倒せないだけじゃありません。
話を流し読みしてしまい、次の目的地を見失ったり、何をすればよいか分からなくなることもあります。
過去にプレイした作品だと初めてRPGデビューしたドラクエ4が印象的です。
ドラクエ4の第一章は誘拐された子どもたちを見つけ出すことが目的ですが、話半分で進めていたため、次の町に到着するも、次にどこへ行ってよいかわからず、ひたすらフィールドを彷徨っていた思い出があります。
マリオRPGリメイクではマップ上で次の目的地に目印がつくため、迷子になる心配は不要です。
目印の場所に行き、ダンジョンであればボスを倒すか、ひたすら先に進めば解決。
町であれば、そこにいるキャラに片っ端から話しかければ解決します。
次の目的地を見失うことは、ある程度RPG慣れしたプレイヤーでも不定期にプレイすると起きる現象なので、様々なプレイヤーを想定したありがたい仕様です。
マリオRPGおすすめ理由⑤オートセーブの導入
RPGで辛いのが全滅したときのやり直し。
せっかくダンジョンの奥地まで進んだのにボスや凶悪な雑魚敵で全滅して、途中からやり直しが続くと嫌気がさしてきます。
ドラクエシリーズだとダンジョンの奥地で開けた宝箱からミミックが登場し、即死系呪文でメンバー全滅という事態は珍しくありません。
とくにドラクエシリーズはダンジョンでセーブができず、ボスに負けると町から足り直しになるため、RPG初心者には辛いところがあります。
マリオRPGではダンジョンの中にもセーブポイントがあり、ボスの直前か少し前にセーブポイントが設けられているため、全滅からのやり直しはそれほど苦痛ではありません。
直前のセーブポイントもありがたいですが、マリオRPGリメイクではオートセーブが導入されたことでセーブポイントでなく直前のマップからやり直すことができるようになったので、全滅してもリセットすれば直前からやり直すことができるようになりました。
全滅と聞くとボス戦が思い浮かぶかもしれませんが、宝箱を叩くと不意に出てくる敵も全滅級の強さを誇っています。
また、マリオRPGリメイクから雑魚戦でも通常の変異種である強敵がたまに出現し、油断すると全滅の危険性が出てくるため、もしものセーフティネットとして、セーブを自動で行ってくれることは安心につながります。
まとめ:マリオRPGリメイクは初心者におすすめ
本記事ではマリオRPGリメイクがRPG初心者におすすめな5つの理由についてお伝えしました。
- ストーリーはシンプルで分かりやすい
- 半日ほどでクリアできるボリューム
- 難易度の低いエンジョイモードの導入
- 次の目的地を案内してくれる
- オートセーブの導入
マリオRPGは原作もリメイクも話題になった名作ですので、ぜひプレイしてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。