- 子どもの代わりにポケモンやっているのだけど、よく分からない。
- 子どもと一緒にドラクエをプレイしているけど、行き詰ることが多い。
- ファイナルファンタジーに興味があるけど、RPGは良く分からないし挫折しそう。
- 子どもにRPGゲームで独り立ちしてもらいたいけど、何をアドバイスしていいか分からない。
- いろいろRPGをやるけど、いつも攻略サイトに依存し過ぎてしまう。
本記事ではこのような悩みを解決していきます。
ゲームには様々なジャンルがあります。
- アクション
- RPG
- 格闘
- シミュレーション
- レーシング
- アドベンチャー
- パズル
主要ジャンルとして欠かせないのがRPGですが、苦手意識を持つ人が多いのが実情。
しかしながら、アクションや格闘と違い、RPGは(操作)センスをあまり問われないので、基礎さえ理解しておけば実は遊びやすいジャンルです。
そんなわけで、本記事ではRPGが大好きすぎてプレイはもちろん、RPGを作成した経験もある著者がRPGの5つの基礎攻略ポイントを製作者目線や自身の失敗談を交えながらお伝えします。
これまで3桁数のRPG作品をクリア。
半年以上かけてフリーゲーム作成経験あり。(計4作完成)
RPGにおいて基礎が大事な理由
RPGの醍醐味は、自分で試行錯誤しながら最適解に近づくことです。
- 次の行先を見つける。
- 強敵や難所を撃破する。
- 自分好みのメンバーを育成する。
- 自分独自の理論を組み立てる。
しかしながら、基礎を知っていないと試行錯誤が苦痛になってきます。
RPGを提供する側はプレイヤーが最低限の基礎知識はある前提で作品を提供してくるからです。
基礎が分かっていないと、初歩的な部分で躓いてしまい、結果としてRPGに苦手意識が生まれてしまいます。
算数で例えるなら、加減剰余の基礎を正しく理解せず、様々な問題を解くようなものだよ。
試行錯誤から逃げる手段として攻略サイトがありますが、過度な依存は危険です。
攻略サイトへ過度に依存してしまうと思考が停止してしまい、作業感が強く出てしまうからです。
とくにRPGの場合、アクションや格闘のように操作スキルが求められない分、思考面で差別化を図っています。
アクションや格闘は攻略サイトを見ても難易度「難」の敵やステージを撃破できないよね。
アクションや格闘では、攻略サイトの知識に加えて操作スキルの上達が必須なので、攻略サイトはヒントのような存在だよ。
RPGの攻略サイトは『ヒント』でなく『解答』そのものなので、熟読すれば難易度「難」の敵やステージを撃破できてしまいます。
これは数学で例えるなら、解答を見ながら問題を解いて、解けた気になっているだけの話です。
せっかくお金を出して買ったなら、攻略サイトは主役でなくサポート役に徹してもらい、あなたが主役でゲームをクリアしましょう。
RPGの基礎を知っておけば、序盤で躓くことも、攻略サイトに過度に依存してしまうリスクも軽減できますし、RPGの醍醐味である試行錯誤も楽しめます。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎①:固有名詞があるキャラは重要
RPGで定番なのが様々な街に訪れること。
街にはたくさんのキャラが存在していますが、どのキャラが重要なのか戸惑うことがあります。
そんなときは、話しかけるキャラに固有名詞があるか確認しましょう。
固有名詞があるキャラというのは、ゲーム上、下記のような役割を持っていることが大半だからです。
- 新たなイベントの引き金
- 重要キャラの身近(親族・仲間)な存在
- サブイベントで活躍
『固有名詞があるキャラは重要』ってことを分かっていないと、どうでもよいモブキャラの情報に振り回されたり、情報整理が出来ずごちゃごちゃになったりします。
桃太郎で例えるなら、鬼退治を主人公へ直接依頼する重要キャラ(村長)の話が、イベント(鬼退治)の引き金となります。
鬼の被害に嘆く村人Aや村人Bの話を聞いても、イベントに直接関係しないので話半分で聞けば大丈夫です。
僕の失敗談
ドラクエ4の第1章は、2つの街(バトランド城とイムル村)しか出てこないのですが、固有名詞キャラの話の内容を疎かにしたため、次のイベントが発生せず、ひたすら彷徨いました。
このケースでは、イムル村の固有名詞キャラ『アレクス』に話しかけてフラグを成立させた後に、バトランド城の固有名詞キャラ『フレア』に話しかけることがイベント発生条件となります。
固有名詞キャラは重要であるという認識がなかったゆえに苦労しました。
製作者目線のポイント
固有名詞があるキャラが重要なのは、製作側の視点で捉えるとより分かります。
製作者は1つの街(箱もの)を造った後、まずはイベントの引き金となる重要キャラを配置します。
ただ、重要キャラだけでは現状の雰囲気が掴めないので、若干の有益情報を持たせたモブキャラや人数合わせの無益なモブキャラを配置します。
- ○○という魔物は毒を持っているから注意しろ
- この街は勇者○○の生まれ育った街だよ。
- ここから北に行くと○○があるよ。
- 妻のつくるご飯は最高だべ~
- ○○ちゃんは本当かわいんだな~
- 今日もいい天気だべ~
製作者側はプレイヤーに『このキャラは重要だよ』って認識してもらう姿勢を示す有効な手段として、重要キャラに名前(固有名詞)や地位(王・村長など)を与えるのです。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎②:武器や防具は装備しないと意味がない
RPGの醍醐味は、敵を倒したりイベントクリアで得たお金で良質な武具を購入して、メンバーの戦力を上げることです。
とくに装備のグレードアップはダメージ量や被ダメージ量が大きく変わることが多いので、レベルアップ以上に強くなったことを実感しやすいです。
RPG初心者の方でたまに勘違いしているのが、装備を購入しただけで装備したと認識してしまうこと。
えっ!て思われる方もいると思いますが、実は最近のゲームに馴染んでいる人ほど陥りやすいです。
最近のゲームでは購入と同時にyes/noの二択で装備が完了してしまい、『購入=装備』という方程式が成り立ってしまうからです。
一部のRPGでは『購入=装備』の方程式が成り立たず、購入した後に装備画面で手動にて装備する必要があります。
RPGの中には、聖剣伝説シリーズやロマサガシリーズのように装備の有無で戦闘難易度が大幅に変わるものもあるので必ず装備を意識すること。
心配な方は装備画面から確認するクセをつけましょう。
僕の失敗談
聖剣伝説3で主人公以外のメンバーの装備の仕方が分からず、購入時に勝手に装備が完了しているだろうと楽観視。
すると3番目のモグラボス(ジュエルイーター)で早くも全滅を繰り返す事態に陥ります。
困ってしまい装備画面を初めて確認したら、なんと初期装備のまま!
購入した最新武具を装備したら、あっけなく撃破できました。
RPGの戦闘において装備が大事なのか痛感する良い機会でもありました。
製作者目線のポイント
完成した作品は、世に出る前に必ずテストが行われます。
RPGにおいては必ず戦闘バランスの確認も行われますが、製作者側は『この時点では、このぐらいの装備はしている』前提でテストをしています。
装備を無視する行為は製作者側の前提条件を下回る行為となるため、難易度が跳ね上がります。
製作者側の前提条件を下回る状況で挑むことが許されるのは、やり込みプレイヤーやプロゲーマーだけです。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎③:回復キャラは必ず入れる
RPGにおいてメンバー構成はプレイヤーに委ねられることが多いです。
ここで気をつけたいことが1つ。
回復キャラは必ず1人は入れること。
RPGで全滅するパターンの1つが強敵相手に回復が追いつかないこと。
回復キャラは一般的に攻撃力が低いため、火力面ではやや落ちますが、それ以上に安定感を保てます。
回復キャラを優先しない火力重視のメンバー構成は、中級者以上が許される行為だよ。
ただし、あまり回復キャラが多いと火力が劣り長期戦に陥りやすくなり、ストレスを感じる可能性があるので注意しましょう。
初心者メンバー構成の理想は万能の回復キャラ1人+バランス2人+超火力1人だよ。
僕の失敗談
ドラクエ3では勇者以外の3人メンバーを決めることができますが、火力重視にしてしまい下記メンバー構成で冒険に出ることになりました。
- 戦士
- 武道家
- 武道家
回復呪文を使えるのは勇者だけのため、勇者のMPが尽きたら、ボス戦はもちろんダンジョンの最奥でも一気にゲームオーバーになりかねない状況でした。
また、火力重視のスタイルとはいえドラクエ3のボスは持久力が高いため、中ボスである”やまたのおろち”戦では苦戦を強いられました。
その後、武道家1人を回復呪文が使える賢者に変更(転職)したら、一気に難易度が下がりました。
回復キャラを入れることで火力が落ちるデメリットはありますが、安定面のメリットの方が大きく、結果として戦闘の難易度は下がったわけです。
製作者目線のポイント
前述した通り、RPGにおいては必ず戦闘バランスの確認テストも行われます。
確認テストでは製作者は『この時点で、この程度の回復の手段は持っている』前提でテストをしています。
回復キャラがいない前提にしてしまうと、どうしても敵側の火力を落とすことになり、実際に回復キャラがいるメンバー構成で挑むと、守りを固めれば簡単に撃破できる仕様になってしまいます。
ドラクエ3で中ボスである魔王バラモスが最強の全体攻撃魔法イオナズンを使用するのは、回復呪文を使えるキャラが2人以上いることが前提となっているからだよ。
したがって、バラモス戦で回復呪文を使えるキャラが主人公のみの場合、難易度は跳ね上がります。
前述した通り、製作者側の前提条件を下回る状況になるからです。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎④:消費アイテムはケチらない
ゲームを進めていくと色々な消費アイテムが手に入ります。
そして中には非売品(お金で購入できないもの)や現時点では購入できないものが出てきます。
- ポケモンで例えるなら、序盤のスーパーボールやいい傷薬
- FFで例えるなら、序盤のエーテルやハイポーション、終盤のエリクサー
- ドラクエで例えるなら、序盤の魔法の聖水
中々手に入らないことから大事にしたい気持ちは分かりますが、戦闘を快適に進めていきたいならバンバン使っていきましょう。
序盤で入手できるものに貴重なアイテムなんてありません。
保持しておくものは、ゲーム中でただ1つしか入手できない最レアアイテムぐらいです。(初代ポケモンでいうマスターボール)
RPGが苦手な人ほど、序盤や中盤のボスで役立つ消費アイテムを温存して苦戦を強いられています。
FFのエーテルのように高値で売れる場合は一定量は売ることも視野に入れましょう。
お金を貯める手段は敵を倒すことだけでなくアイテム売却も意外と有効です。(特にFF)
それでも消費アイテムを使うことに抵抗がある方は、「3つ以上入手したら1つ使う」といったルールを設けてみましょう。
僕の失敗談
初代ポケモンでは序盤から良質な回復アイテムを手に入れる機会が多いです。
しかしながら『今はまだ使う時でない』とジムリーダー(ボス)戦は苦戦を強いられながらも、消費アイテムを温存しつつ撃破していました。
そして終盤では、序盤では良質な回復アイテム(げんきのかけら)も上位互換の回復アイテム(げんきのかたまり)の出現により役立たずの存在に…
げんきのかけら:「ひんし」状態から最大HPの半分を回復する
げんきのかたまり:「ひんし」状態からHP満タンまで回復する
序盤のアイテムなど中盤以降はどんどん価値は下がり、終盤ではゴミと化するため、価値あるうちに消費することが大事です。
ドラクエ5の魔法の聖水(MP回復量10ほど)も同じだね。
序盤でMP10回復は凄く魅力的だけど、終盤ではMP10なんて攻撃魔法を1回温存すれば捻出できる値だから、ありがたみは少ない。
製作者目線のポイント
消費アイテムに関してはプレイヤーによっては入手を見逃す可能性もあることから、確認テストにおいて厳しい前提を設けていることは少ないです。
したがって、消費アイテムに関しては、ボス戦で惜しみなく使ったりお店で高値で売却することによって、製作者側の前提条件を上回ることができるため、相対的に難易度が下がります。
難易度”普通”レベルのRPGであれば、序盤で希少価値あるアイテムを無理して使わなくても、クリアできる仕様になっているよ。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎⑤:独自のシステムを理解する
RPGが苦手な人や初心者が一番疎かにしているのが、システムを理解していないこと。
中にはシステムが複雑なRPGもあるため気持ちは分かります。
でもRPGのシステムを理解したくないって話は、マリオシリーズで例えるなら、操作方法を覚えたくないって話と同等です。
アクションや格闘ジャンルのゲームは『操作スキル』によってプレイヤーの優劣が決まります。
RPGの優劣はどのように決まるのでしょうか。
答えは『システム』への理解度です。
操作スキルを極めたプレイヤーが、マリオシリーズでキノコなし・死亡なしで全クリアできるように、システムを完全理解したプレイヤーは、下記ような縛りプレイで偉業を成し遂げることができるのです。
- 低レベルクリア
- タイムアタック
- 1人旅クリア
RPGのシステムを理解しようとしないことは、マリオで例えるなら操作に慣れて上手になることを諦めると同じことです。
アクションゲームで操作スキルを向上させないとクリアできないように、RPGではシステムを理解しなければクリアはできません。
RPGではシステム自体が作品の一番の趣や特徴になっていることも多いです。
RPGでは以下2つで差別化を図ることが多いです。
- システム
- ストーリー
実際に評価が高いRPGは上記2つ(もしくは片方)が優れています。
RPGのメインディッシュともいえる『システム』を理解しないことは、作品の面白味を引き出さないと宣言しているようなものです。
ここまで聞くと、システムの理解について不安に思うかもしれませんが安心してください。
最近のRPGでは文字の説明書だけでなく、プレイ中にチュートリアルが用意されているので、システムを直感的に学ぶことができます。
最近の傾向では、チュートリアルが疎かなだけで作品そのものが低評価されるリスクがあることから、製作者側もユーザーに理解してもらうという姿勢が伝わってくるよ。
僕の失敗談
FF5ではジョブシステムというものがあります。
物語の進行度に伴い選択できる下記のようなジョブが増え、多彩なメンバー構成が可能となります。
- ナイト
- モンク
- 黒魔導士
- 白魔導士
ジョブシステムはFF5のメインともいえるシステムだよ。
しかしながら、FF初心者だった僕はジョブシステムをガン無視して、初期ジョブ(すっぴん)のままゲームを進行。(FF5がFFシリーズ初デビュー)
なんとかごり押しでゲームを進めるも、3つ目のクリスタルで火のボスで大苦戦。
ここで初めてジョブシステムと向き合い、火の弱点である氷魔法ブリザドが使える黒魔導士と、魔法剣ブリザドが使える魔法剣士にジョブチェンジ。
さらに守りを固めるために回復魔法ケアルが使える白魔導士を選択したら、あっさり撃破できました。
FF5のジョブの偉大さを知りましたね。
製作者目線のポイント
ここまではプレイヤー目線で話しましたが、製作者目線で見てもシステムへの理解度は重要です。
確認テストの1つとして行われる戦闘バランスの調整では、序盤を過ぎたあたりからは『プレイヤーはシステムを理解している』前提で行われるからです。
そのため、システムを理解していることを疎かにしていると、序盤過ぎたあたりから戦闘面で厳しくなり、だんだん嫌気がさしてきます。
製作者側はシステムを理解しているプレイヤーを基準としており、システムを理解しようとしないプレイヤーは見捨てていることを肝に命じましょう。
システムが複雑なRPGは見捨てられるプレイヤーが多くなるため、結果として世間評価が落ちてしまうこともあるよ。
RPGが苦手なあなたへ伝えたい基礎:まとめ
本記事ではRPGが苦手な方に伝えたい5つの基礎についてお伝えしました。
- 固有名詞があるキャラは重要
- 武器や防具は装備しないと意味がない
- 回復キャラは必ず入れる
- 消費アイテムはケチらない
- 独自のシステムを理解する
ネット社会の現代において、攻略サイトの力を頼れば大半のRPGはクリアできますが、RPGの楽しさというのは、試行錯誤しながら自分が主体としてゲームを進めていくことです。
自分が主体でプレイできるかどうかは、RPGの基礎を身に着けていることが1つのポイントとなります。
RPGは論理的思考を鍛える教材にもなりますし、アクションと違い視力低下になりにくいジャンルですので、この記事で学んだ基礎を身に着け、自分主体の思考でRPGを満喫できれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。