子どもがハマっている釣りスピリッツで気がついたこと。
それは、子どもが釣りスピリッツで連敗してメダルが目減りしていることです。
もちろん運ゲームでもあるので連敗は仕方ないですが、レジェンドボスを釣り上げメダルが増えたかなと思っていても、少し時間が経って様子を見に行くとメダルはゼロになっています。
最近は子どもが釣りスピリッツ中は目を離していたのですが、このままではいけないと思い、同行して行動を観察してしました。
本記事では、観察のなかで見受けられたNG行動と改善方法についてお伝えします。
人気のswitchソフト「釣りスピリッツ」を買い与えた親御様にも関係する内容です。
釣りスピリッツNG①:雑魚に10枚ルアー使用
以前は5枚ルアーで健気に奮闘していたのに、最近は安易に10枚ルアーを使用していました。
確かに雑魚でもメダル獲得20枚以上は出現しますが、ほとんどが20枚以下です。
そんな雑魚相手に10枚ルアー+通常必殺技(1回につきメダル1枚消費)を使用していたら、捕獲率50%以上でないと当たり前ですが目減りします。
また、手持ちメダルの目減りが早いということは、ウルトラ石をゲットできる機会も失っていくことになります。
通常ステージの雑魚戦での目的は、ウルトラ石ゲットであり、メダルを増やすことではありません!
そして、ウルトラ石ゲットの絶対要件は獲物に逃げられることです。
そのため、5枚ルアーで10枚以上の獲物を狙い捕獲できたらラッキー、逃げられてもウルトラ石ゲットをできたらラッキー、といった戦法が有効的なのです。
10枚以下の魚でも捕獲すれば、スペシャルゲージが溜まるメリットはありますが、10枚以下の捕獲ではスペシャルゲージの溜まり量は微小なうえ、スぺシャル必殺技よりウルトラ必殺技の方が極めて有効的なので、スペシャルゲージはそれほど気にしなくても大丈夫です。
釣りスピリッツは雑魚戦で目減りしたメダルを、大型のボスをゲットして一気に取り戻すという、4号機スロットのような性質だと認識しましょう。
そのため、通常ステージの雑魚戦では目減りを極力防ぎつつウルトラ石を集め、ボス戦やグレートクラスを万全の状態で迎えるかが、非常に重要になってきます。
釣りスピリッツswitch経験者はとくに注意が必要です。switchゲームでは設定は甘くメダルも貯まりやすく、またメダルがゼロになっても時間経過で回復するため、10枚・20枚ルアーを使用することに抵抗感が薄れてしまい、アーケード機でも同じプレイスタイルで臨んでしまう可能性があるからです。
釣りスピリッツNG②:ボス戦で安易に20枚ルアー使用
先ほどの続きとなりますが、子どもは雑魚敵に10枚ルアーに留まらず、通常ステージのボス(50枚)にも20枚ルアーで挑んでいました。
20枚ルアーで挑む対象は150枚以上のレジェンドボス以上のみです。
例えば、通常ステージのボスに50枚で挑んだ場合・・・
最低20枚というリスクを投げ打って、仮に2回目で捕獲しても、50-46(23×2)=4枚の純増にしかなりません。
単純に2回に1回捕獲してもメダル増加にたいして貢献しません。
せっかく、20枚というメダル消費が悪魔のようなルアーを使うのであれば、見返りも相応でないと割に合いません。
また、20枚ルアーを使う以上は効果を最大限引き出すべきです。
効果を引き出す手っ取り早い手法が、ウルトラ必殺技との併用です。
ウルトラ必殺技を使うためには、ウルトラ石を5つ収集する必要があるので、レジェンドステージ突入時にはウルトラ石収集に専念してください。
ボス出現までにウルトラ石を集め、ウルトラ必殺技を使える状態になったら20枚ルアーをセットして待機です。
待機する理由として、獲物を釣り上げる恩恵はメダル獲得の他にスペシャルゲージ増加となりますが、釣りスピリッツではウルトラ必殺技を使い切るまでは、どんだけ大物を釣り上げても、スペシャルゲージが一切溜まらないという仕様になっています。
スペシャルゲージ増加はウルトラ石収集より優先度は低いものの、スペシャルゲージMAXによるスペシャル必殺技もメダル増加に貢献するので、ウルトラ必殺技が使用できる間は、ウルトラ技を使用するのに相応しい獲物以外は関わってはいけません。
ボスが出現したら、真っ先に狙います!!
真っ先に狙う理由として、これは僕の経験と仮説に基づいた意見ですが、ボスにおいて初回出現時だけは設定が甘い(捕まえやすい)からです。
この甘い設定を逆手に取り、初回のみ積極的に勝負に出ます!
- 20枚ルアー
- ウルトラ必殺技
- 真っ先に狙う
この3点を意識すれば、レジェンドやマボロシボスでも、それなりに期待ができます!
逆を言えば、ここまで要件を整えて、初めて20枚ルアーを使う資格を得ることができるのです。
ただ、この要件について、ハードルを高く感じる方は、レジェンドステージでボス出現までに、ウルトラ石が4つまでしか収集できなかったときは、20枚ルアーで初回のみ狙う選択を取っても良いです。
ここで捕獲できたらラッキー。逃げられてもウルトラ石をゲットできたらラッキーの感覚でプレイします。
また、ボス出現中にお供の雑魚戦でウルトラ石を収集して、ウルトラ石5つ収集したら、20枚ルアーとウルトラ必殺技で一度はリベンジはしても良いです。
20枚ルアーを使ってよいのは150枚以上の獲物であり、ルアーの効果を最大限引き出すためにもウルトラ必殺技と併用すること。
ただし、ボス出現初回時だけは、ウルトラ必殺技が打てない状況でも勝負して良いです。
通常ボスやグレートクラス如きには、割に合わないので絶対使ってはいけません!
釣りスピリッツNG③:狙いが定まっていない
子供は良く10枚ルアーでゴールドクラスを狙っていました。
ゴールドクラスは通常ステージでも獲得メダル30枚以上、レジェンドステージにおいては40枚以上も出現することから、10枚ルアーで勝負すること自体は問題はないです。
ただし、勝負に持ち込めばの話です!
子供の行動を見ていると、ゴールドクラスに10枚ルアーを投げても、ゴールドクラスは食らいつかず、近くを泳いでいた10枚以下の雑魚が食らいつく現象を何度か見ました。
他にも、ゴールドクラスが反応しないので諦めてルアーを引き戻す最中に、予期せぬ雑魚(3~7枚)が食らいつくこともありました。
10枚のメダルを消費して得られる最大の利益が10枚以下では、例え運の良さがMAXでもメダルは目減りしていきます。
ゴールドクラスやカギノウオを狙う場合には、最低条件として周囲に邪魔な魚達がいないか確認してから狙う必要があります。
また、遠くに投げたルアーを戻す最中に湧き出た雑魚が食らいつく可能性もあるので、遠くにいる場合は諦めるか、リスクヘッジのために5枚ルアーで対応するべきです。
ルアーを投げる際には、もう1つ注意点があります。
それは、獲物はルアーによって接触範囲や判定が変わることです。
大きいボスなどは分かりやすいですが、投げた位置が微妙な20枚ルアーと最適な位置に投げた3枚ルアー。
2つが重なったとき獲物は20枚ルアーに優先して反応します。
釣りスピリッツのボスは、ルアーが良質なほど接触判定の範囲が広がり、また優先度が高まる傾向があるからです。
この設定はメダル消費が大きいルアー使用時に、雑魚が安易に反応しないよう設計されたものだよ。
ボスやグレートクラスを狙う際に、他のプレイヤーが自分より良質なルアーを使用していると競り負けるので注意が必要です。
先ほどのレジェンドボスで、初回では20枚ルアーをおすすめしている理由の1つでもあります。皆が20枚ルアーで攻めてくるなか5枚や10枚ルアーでは競り負けます。
一方、ゴールドクラスやカギノウオは良質なルアーを使用しても、接触判定がさほど広がらないので過信は禁物です。
対象の獲物が群れの中にいるときは、良質なルアーで勝負するのは控えること。
接触判定が良くないゴールドクラスやカギノウオを、良質なルアーで狙う場合は近くを泳いでいるときだけにすること。
大型ボスはルアーが強力になるほど接触判定が甘くなる反面、カギノウオやゴールドクラスの接触判定は通常の雑魚敵とさほど変わらないので、ルアーのコントロール力が問われます。
釣りスピリッツNG④:必殺技の無駄打ちが多い
通常必殺技は、1回使用ごとに1枚メダルを消費します。
メダル1枚消費すれば簡単に使用できることから、ついつい緩みがちな行為でもあります。
子どものプレイを見ていると、10枚程度の雑魚敵にも通常必殺技を4回以上使用していることもありました。
通常必殺技の止め時は難しいですが、原則は2発に留めるべきです。
ただし、ダメージが50・100という数字が出た時は3発目を使用しても良いです。
また、機会が少ない20枚ルアーで勝負する場面では5発以上も視野に入れて良いです。
もう1つ、通常時の必殺技を抑える対策として近くの獲物を狙う手法があります。
捕獲のフラグが成立していれば,、必殺技なしでも捕獲できるため、近くの獲物を引っ掛けたら、まずは必殺技なしで網まで持っていきます。
付近で留まるようなら、ここで初めて必殺技を使うことを検討。
仮にフラグが成立していれば、大半は逃げる素振りを見せる機会もなく捕獲できます。
これが遠くにいる獲物だと、捕獲フラグが成立していても、引き上げる最中に逃げる素振りを見せつけられ、不安になって必殺技を使いがちになります。
99.9%フラグ成立と言われるダメージ999でも、レジェンドボス級に逃げる素振りを見せつけられると、不安になり念のためもう1発使用したくなります。
設計側からすると、どうせ捕獲されるならプレイヤーに1枚でも多くメダルを消費させようと、逃げる素振りを見せつけ不安に陥れているのでしょう。
逃げが素振りなのか本物なのか判別は不可能なので、逃げる素振りを見せつけられる前に捕獲することは、通常必殺技の無駄使い節約に大きく貢献します。
通常必殺技は原則2回まで。
逃げる素振りを見せつけられる前にさっさと捕獲すること。
近くの獲物を狙う利点は、前述した「ルアーを一旦引き戻す際に、想定外の雑魚が食らいつく」リスクを軽減する他、通常必殺技の無駄打ちを軽減できること。
釣りスピリッツNG行動まとめ
アーケード機の目的は慈善事業でなく、プレイヤーやその親から資金を回収して、ゲームセンターの利益に貢献することです。
そのため、釣りスピリッツにおいては、プレイヤーにお金やメダルを使わすための、様々な誘惑や罠が仕掛けられています。
しかしながら、プレイヤーは小さな子ども達が主役なので、期待値割合はパチスロよりはずっと甘いため、本記事でお伝えした4つのNG行動に、気をつけながらプレイをすればメダルは長持ちします。
また、メダルだけに着目して、ゲーム本来の目的である楽しむを置き去りにならないよう、本記事の内容も手法の1つ程度として取り入れてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
釣りスピリッツの攻略に関してはこちらの記事を参考にしてください。
メダルを気にせず、とにかく楽しみたい人にとってはswitchソフトがおすすめです。