こんにちは、山登りは苦手なcoco13世です。
2016年10月にキナバル山登山に挑戦し、無事生還しました(゚∀゚)
その経験を活かし、これから挑戦される方のために、持ち物リストを作りましたので参考にしてください。
登山初心者が作っていますので、「そんなの当たり前!」というツッコミは、心の中で叫んでください(^^)/
キナバル山の概要
まず事前知識として、キナバル山登山においては、スタート地点であるセンターハウスで、不要な荷物(スーツケース等)を置いていけます。
そのため最小限の荷物で、登山に挑戦することができます。
また初日に泊まる山小屋でも、荷物(バスタオル・着替え等)を置いていけるので、2日目は更に最小限の荷物で挑戦できます。
ここでは、実際にキナバル山を登ってみたcoco13世が、持参してよかったものや、不要と思われるものを紹介します。
ちなみにcoco13世は、30代のおっさんで登山は全くやらない登山超初心者です。
初日は標高1866mのティムポーン・ゲート(登山口)から標高3273mのラバン・ラタ・レストハウス(山小屋) まで登ります。(平均所要時間6時間)
2日目に標高4095mの頂上を目指します。(平均所要時間3時間半)
初日の服装。
短パンでも寒くなかったです。
頂上では上半身はパーカーの上に、レインコートを着ていました。
下半身は下記写真のフリースパンツでした。
2日目、山小屋からの下山時の服装。
昼前ぐらいでしたが、晴れていれば長袖シャツ1枚で十分。
風があったため3000m付近までは、少し肌寒かったです。
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キナバル登山の持ち物:必需品9選
①フリースパーカー
朝および夜の登山の防寒具となります。
特に登山2日目の3,500m以降は、森林限界エリアに突入するため、木もなく風も強いため必須である。
なお、僕の2日目の頂上へ行く服装は、上はアンダーシャツ、パーカー、カッパの3枚着でした。
またパーカーは、山小屋宿泊時にパジャマにもなる優れもの(^^)/
(山小屋は暖房の効きは良いため、なくても大丈夫です。)
当初、スノボウェアと迷いましたが、パジャマになる点や、飛行機内での活躍を考えると、フリースパーカーに軍配が上がりました(^^)v
②フリースパンツ
パーカーと同じく、防寒具としてもパジャマとしても有効。
1日目は晴れていれば、パーカーやフリーズパンツは不要です。
ちなみにパーカーおよびパンツは、GU製品でしたが、全然問題ありませんでした。
③即乾性アンダーシャツ
初日は半袖、2日目は長袖を着用していました。
晴れていると、3000mでも動くと汗をかきますので必需品です。
④手袋
1日目は出番なし。
2日目の森林限界エリア(3500m以降)から役立ちます。
2日目は深夜2時出発で、標高3300mからのスタートであるため、熱帯エリアといってもそれなりに寒い!
また森林限界では、文字通り植物はなく、足場も土から石場に変わり、急な傾斜はロープを使って登ります。
したがって手袋がないと、ロープを握ることに億劫になります。
また濡れることも考えると、耐水性の高い手袋がオススメ!
ちなみに僕は、初日のスタート地点の売店で購入した布製手袋でしたが、霧雨で濡れて不快感がありましたね(^^)
手袋自体の重量は大したことないので、スキースノボ用のグローブを代用しても問題なし。
⑤ヘッド式懐中電灯
2日目の深夜の森林限界エリアで、特に活躍します。
2日目は深夜2時頃から登山がスタートとなる。
当然ながら真っ暗なため、懐中電灯は必須!
また森林限界エリア以降は、傾斜も急になりロープを掴む場面も多くなるため、頭にセットする懐中電灯が必須!!
頂上付近は特に足場も悪く、また濡れて滑りやすくなっているため、懐中電灯を手に持つ行為は大変危険である(‘Д’)
1つあれば災害時にも役立ちそう(^^♪
⑥粉式ポカリスエット(&空ペットボトル)
1日目は、スコールのときに肌寒さを感じましたが、晴れているときは意外と暑く、汗も結構かいていました。
2日目も急な傾斜が多く、運動量も多くなります。
したがってスポーツドリンクは欠かせません。
山小屋では水は無料ですので、多くの水をペットボトルに入れて、持参しておくと心強い!
僕は2日目に、頂上まで500mlのペットボトルを2つ持参したが、一つを道中落としてしまうハプニングがありました(‘◇’)ゞ
傾斜が急なため、ペットボトルがすごい勢いで、下に転がり落ちましたね(゚∀゚)
⑦レインコート
キナバル山は熱帯エリアにあり、また山の気候は変わりやすいことから、レインコート(リュックもカバーできるもの)は必須(^^)
初日は2度スコールに遭遇したため、大活躍でした。
また何気に防寒具にもなります(^^)v
2日目は雨は降らなかったけど、防寒具兼ウインドブレイカーの代用として、活躍してくれました。
頂上付近は、強風なうえ遮るものがないため、風対策も必要です!!
⑧ポケットティッシュ
キナバル山においては、500m間隔ごとに休憩所があり、トイレも完備されている。
しかし、トイレットペーパーは備えていないことから、余裕をもって持参していくべき!
⑨タオル
汗と雨用に、フェイスタオルは最低1つは持参しておこう!
また山小屋でシャワーを浴びる方は、バスタオルも持参対応のため必要。
キナバル登山の持ち物:あればよかった物
トレッキングポール
キナバル山は山道が整備されており、登山口から3500mぐらいまでは、ほぼ階段です。
そのため初心者であれば、トレッキングポールが大いに活躍してくれます。
僕は持参していなかったため、下山時に太腿のダメージがすごく、最後の方は、少し歩いて休憩の繰り返しでした(>_<)
下山後の筋肉痛もひどく、フルマラソン以来の筋肉痛でしたね(‘Д’)
持参しなかった理由は、使い方がわからかったこと、登山(特に下山)に対して、無知であったため!
アミノ酸サプリ
キナバル山は高低差2200m、距離8.7Kmと富士山と比較しても長期戦となるうえに、筋肉への負担も大きい!
そのため2日目から、筋肉痛との戦いにもなってくる!
そんな筋肉痛を少しでも和らげるために、アミノ酸サプリ(タブレット式)を摂取して、予防および緩和に努めよう。
僕自身、2日目の下山の最中(2500mぐらい)に、徐々に筋肉痛が発生!
翌日まで、まともに歩くことすらできず、普通の観光にも支障が出るレベルでした(>_<)
キナバル山ツアーの拠点となるコタキナバルの街は、マレーシアの主要都市であり、交通量もそれなりにあるため、道路横断時に筋肉痛で走れないと大変!!
キナバル登山の持ち物:持参不要な物
虫よけ
蚊等の害を与えてくる虫と、遭遇はなかった。
標高が高いからかな。
ヒルよけ
登山ルートはかなり整備されており、ヒル対策はしなくて大丈夫。
各ツアー会社のHPにも、不要と謳ってある。
登山靴
あれば便利だけど、僕はアディダスのスニーカーでした(^^)
同行するガイドは、初日はクロックスで登っていましたね(゚∀゚)
2日目は足場が岩場に変わり、前日に雨が降ると、滑りやすくなるため、靴底は気にした方がよい!
携帯食料
初日の平均時間は6時間程。
2日目が頂上まで3時間半程であるも、山小屋で十分に補給できることから、本格的な携帯食料は不要。
飴やチョコ程度で十分です(^^)/
帽子
防寒具対策で検討したが、氷点下になるほどの寒さではなく、また森林限界エリアからは、強風との戦いにもなります。
したがって、飛ばされるリスクがある帽子は不要。
キナバル登山の持ち物まとめ
登山初心者の方にとって、持ち物は気になります!
僕自身、海外登山はもちろん、泊まりの登山も初めてであったため、持ち物については、いろいろと情報収集に努めました。
また幸か不幸か、この旅行ではエアアジアを利用しており、荷物総重量が7Kgと制限があったため、最小限の持ち物を厳選できました。
日本の山ならもっと荷物は増えたはず・・・
ここで説明した通り、キナバル山はガチな山ではないです。
したがって持参する物は、富士登山の準用で問題ありませ(^^)v
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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