2016年にマレーシア旅行を決めたとき、とりわけ楽しみにしていたのが、ボルネオ島にそびえたつマレーシア最高峰の山キナバル山登山と本記事で紹介するクアラルンプールのバードパークです。
マレーシアのクアラルンプールは、美しい自然と現代的な魅力が共存する都市として知られており、その中でも鳥愛好家や自然を楽しむ人々にとってバードパークは必訪のスポットと言えます。
バードパークは直訳すると『鳥の公園』ですが、ただの公園ではなく規模は東南アジア最大級だよ。
本記事では著者の体験を基にクアラルンプールのバードパークに行ってきた感想や訪問を計画する際のおすすめポイントをご紹介します。
1日目:大阪→クアラルンプール(ブキッ・ビンタン通り周辺観光)
2日目:クアラルンプール(ペトロナス・ツイン・タワー、バードパーク、ムルデカ・スクエア観光)→コタキナバル移動
3日目:コタキナバル→キナバル山周辺観光→キナバル山麓
4日目:キナバル山麓→キナバル山(山小屋)
5日目:キナバル山(山小屋)→キナバル山(頂上)→コタキナバル(市内観光)
6日目:コタキナバル(市内観光、動物鑑賞ツアー参加)
7日目:コタキナバル→台湾(新竹、台北観光)
8日目:台湾→セントレア
ツアーは組んでおらず、日本で事前に手配したのはキナバル山ツアー(周辺観光含む)だけです。
キナバル山登山の感想に関しては下記記事を参考にしてください。
マレーシアのバードパークの基本概要
バードパークには約 200 種、3,000 羽以上の鳥が生息しています。
施設内は4つのゾーンに分かれており、広さは84,500㎡と東京ドームの2倍弱の広さです。
公式サイトから料金、営業時間、エサやり等の各種プログラムを確認できます。
料金
大人 | 85RM |
子ども | 60RM |
子どもは3歳から11歳までとなります。
マレーシアの物価から考慮すると料金は高めです。
営業時間
毎日9時から18時までで定休日はなし。
公式サイトより各プログラムの時間帯を確認してから、バードパークへ訪問する時間を決めていきましょう。
アクセス
バードパークは山の中にありますが、中心部から車で15分ほどとアクセスはよいです。
マレーシアのバードパークの感想・魅力
2016年にバードパークに訪れて感じたことは4つ。
- 鳥を間近で見ることができる
- 一部の鳥と触れ合うことができる
- 施設は広く見ごたえがある
- 現地まで歩くことはおすすめできない
具体的にお伝えしていきます。
鳥を間近で見ることができる
マレーシアのバードパークのコンセプトは自由。
一部の危険な鳥を除いて放し飼いになっていますが、野生の鳥と違いバードパーク内の鳥は人間に慣れているため、近寄っても逃げない鳥が多かったです。
施設内には飲食できる場所もありますが、エサをもらえると認識しているのか多くの鳥が寄ってきます。
僕が訪れたときはテーブルの上に鳥が乗ってくるなど、なかなかカオスな感じでした。
アイスなどは奪われる可能性もあります。
一部の鳥と触れ合うことができる
バードパーク内の鳥は放し飼いであるため、間近で見れるだけでなく触ることもできます。(触れることは禁止されていない)
実際に複数の鳥と触れ合いましたが一番思い出に残ったのがクジャク。
飲食できる場所で休憩していたら、こちらに寄ってきて自慢の羽根を伸ばしてアピールしてきたので、記念に2ショット写真を撮らせてもらいました。
エサやりなど鳥と触れ合うプログラムも用意されているので、見るだけでなく触れ合いたい方にもおすすめです。
施設は広く見ごたえがある
バードパークは東京ドームの2倍近くと非常に広く、施設内は多くの鳥が生息しているだけでなく植物や水場も本格的で、まるでジャングル内を歩いているような感じです。
歩いている最中に、日本では見かけない様々な鳥が飛び回っていたり歩いている姿を見ると、個人的にはジュラシックパークにいるような感じになります。
植物や水場も自然下に近い環境であることから、自然繁殖する鳥がいるのも納得です。
現地まで歩くことはおすすめできない
赤が間違いルート、青が正しいルート
ペトロナス・ツイン・タワーを見学後、地下鉄でKLCC駅からバサール・スニ駅へ移動し、駅から健康のために徒歩でバードパークへ向かいましたが後悔しました。
昼になるにつれ気温も上がっていくうえに、バードパークは山の上にあるため坂を登る必要があるからです。
さらに痛恨の一撃だったのが道を間違えたこと。
救いは道中で野生の小型の猿の群れに遭遇したこと。
マレーシアのタクシーは安いので、酔狂でない方はタクシーで行った方が無難です。
自然を味わいたならバードパーク内でも十分に味わえます。
バードパーク周辺の主な観光スポット
間近で見ると迫力あるペトロナス・ツイン・タワー
- ペトロナス・ツイン・タワー
- アクアリアKLCC水族館
- ムルデカ・スクエア(独立広場)
- ブキッ・ビンタン
ペトロナス・ツイン・タワーはクアラルンプールを代表する建造物。
高さ452mのツインタワーなので見失うことはないです。
二つのビルの連結部分となる41階のスカイブリッジ(高さ170m)と86階の展望台は有料で立ち入ることができます。
ペトロナス・ツイン・タワー近くにはアクアリアKLCC水族館があります。
僕は行っていませんが、口コミを見ると料金は少し割高だけど優雅に泳ぐサメと海中トンネルは見る価値がありそうです。
マレーシア発祥の地であるムルデカ・スクエア(独立広場)はペトロナス・ツイン・タワー周辺やブキッ・ビンタンと違い歴史的な建造物が多いです。
ムルデカ・スクエアを南西に向かうとチャイナタウンに出ます。
バードパークからムルデカ・スクエアは距離にて2㎞ほどなので、バードパーク観光後にムルデカ・スクエアやチャイナタウンで食事を済ますのもプランの1つです。
ブキッ・ビンタンはクアラルンプールの遊びの中心であり、夜も明るく賑やかなので女性1人でも歩けます。
マッサージ屋も非常に多く点在しているほか、ホテルも多いです。(僕の泊まったホテルもこの地区)
ブキッ・ビンタンの西側にあるアロー屋台通りは夜になると多くの飲食店が開き、通り沿いにテーブルが立ち並ぶため賑やかになります。
夜のアロー屋台通りは賑やか
ムルデカ・スクエアからブキッ・ビンタンは徒歩15分なので歩いて観光も可能。
僕は1日目にブキッ・ビンタンに到着し、2日目はペトロナス・ツイン・タワー→バードパーク→ムルデカ・スクエアの順番で観光しました。
1日余裕があるなら、オプショナルツアーを利用して郊外にある世界遺産マラッカに足を運ぶのもおすすめします。
海外現地オプショナルツアーならKKdayがおすすめです。
- 良心的な値段
- 海外オプショナルツアーを専門としている
- 世界各地80か国、2万種類を超える豊富なプラン
- 日本語対応&クレジットカードで楽々決済
- wi-fiやSIMカードも取扱いしている
上記サイトのオプショナルツアーではマラッカツアーのほか、ペトロナス・ツイン・タワーの有料エリアの予約や水族館のチケット予約なども扱っています。
バードパーク周辺のホテルエリア
- ブキッ・ビンタンエリア(一番の繁華街)
- KLセントラルエリア(セントラル駅周辺
- KLCCエリア(ペトロナス・ツイン・タワー周辺)
個人的には夜も明るく交通の便も良く旅行者が集まるブキッ・ビンタンエリアがおすすめ。
ブキッ・ビンタンの西側には,アロー屋台通りや僕が泊まったホテルを含む格安ホテルが立ち並び、東側にはデパートや高級ホテルが立ち並んでいます。
バードパークから一番近いエリアはKLセントラルエリア、一番遠いエリアはKLCCエリアとなりますが、バードパークとの距離の差は2㎞ほどなので、タクシーで行くのであれば気にする必要はありません。
海外個人旅行で重要になってくるのが航空券。
同じ区間でも取り扱うサイトやお店によって値段はかなりバラつきがあります。
スカイスキャナなどで一括検索するとTrip.comが最安価格で表示されることが多く、値段はお得感があります。
最近だと2023年7月にバンコク・チェンマイの航空券をTrip.comで手配しましたが、航空券購入後のレスポンスも早く、価格も一番安かったです。
ホテルにおいても割引商品が満載で、普段は縁がない高級ホテルも特別セールやプロモーションキャンペーンで破格の価格になっていることあります。
格安ホテルも充実しているので宿泊費は最低限度で抑えたい方にもおすすめです。
Trip.comは会員数3億人と世界最大級のオンライン旅行会社であり、2003年よりNASDAQに上場しているので詐欺まがいの被害や不安もありません。
自然を楽しむならボルネオ島がおすすめ
マレーシア旅行で鳥以外に自然を求めるならマレー半島よりボルネオ島がおすすめです。
ボルネオ島の拠点となるマレーシアのコタキナバルはジャングルに囲まれた海沿いの街であり、海・山・森・川の自然ツアーが多いです。
僕はボルネオ島でキナバル山登山、ラフレシア鑑賞、テングザルとホタル観賞など自然系ツアーを楽しんできました。
現地でツアーを組むのは手間がかかるので、時間が余裕がなければ日本でオプショナルツアーを組んでおいたほうがいいです。
まとめ:マレーシアのバードパークは動物好きなら行く価値あり
本記事ではバードパークの概要や感想についてお伝えしました。
バードパークは珍しい鳥も多く、見ごたえがあり、中心部からのアクセスも良いので、ソロ、カップル、ファミリー問わずおすすめできるスポットです。
話のネタにもなるので、クアラルンプールに訪れた際は、ぜひバード―パークにも足を運んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。