ポケモン初デビューは学生時代に発売したポケモン緑。
学校にゲームボーイを持ち込み、放課時間に通信ケーブルで対戦や交換をしていたあの頃に戻りたいものです。
本記事では初代ポケモン好きの著者がピカブイの裏ボスであるミュウツーを試行錯誤のうえ撃破したので戦術をお伝えします。
四天王撃破後、ミュウツーをゲットするためにハナダの洞窟に直行される方は多いはずです。
しかし、戦術もなしにミュウツーに挑むと確実に返り討ちに合います。
当初挑んだメンバーは以下の通り。
- ピカチュウ(レベル50後半)
- リザードン(レベル50後半)
- カメックス(レベル50後半)
- ナッシー(レベル40半ば)
- ヤドラン(レベル40半ば)
- ギャラドス(レベル40半ば)
計6匹のバランス型メンバーで挑むも結果は、、、
ミュウツーに先手を取られ、サイコキネシスで手も足も出ずに完敗。
若き頃なら全滅してもへこたれず、喧嘩商売に登場する工藤のように「燃えるぜ」とやる気に満ち溢れていましたが、30代のおっさんになった今はそんな気力も湧かず!
ピカブイをプレイしていた長男に、『ミュウツー強すぎるから、今持っているポケモン強くしないと無理だよ』と伝えるも、長男は『・・・・・ミュウツーほしい』と小声で回答。
どうやら保育園でピカブイが話題になっているらしく、ミュウツーを持っていることが1つのステータスになっているみたいだったのです。
ミュウツーを諦めきれない長男を見ていて、何とかしてあげたいという気持ちになると同時に、若き頃のボス戦の修羅場が脳裏に浮かびます。
ミュウツーは確かに強い!
だけど、自分のRPG人生のなか、もっとヤバイ奴はたくさんいました。
- FFTのウィーグラフ&ベリアス
- ロマサガ2の七英雄
- ミンサガの真サルーイン
- スターオーシャン2のハニエル&ミカエル
- ドラクエ6の本気ムドー
- ドラクエ9のLv99竜王
- FF5のオメガ、しんりゅう
- FF12のオメガmk.Ⅻ
奴らとの闘いはもっと絶望的な戦いでした。
こいつらを撃破した自分ならミュウツーも殺れる気がしてきました。
そんなわけで、打倒ミュウツーの戦術を練ることになったので、失敗した戦術、泥臭く撃破した戦術をお伝えします。
ピカブイミュウツー攻略法:ミュウツーの使用技
まずは、ミュウツーの特徴と戦闘の制限を把握しておく必要があります。
ミュウツーの使う技の特徴は以下4つ。
- サイコキネシス:分類:特殊、威力:90、属性:エスパー、10%の確率で特防1段階ダウン
- 自己再生:最大HPの半分回復
- ド忘れ:特防を2段階上げる
- スピードスター:分類:特殊、威力60、属性:ノーマル、命中率100%
一番厄介なのが「サイコキネシス」です。
ハナダの洞窟で捕獲した特防130の野生カビゴンで210ほど(カビゴンの最大HPは250前後)のダメージを受けます。
そのため、特防がかなり高いかHPが相当高くないと、先手で「サイコキネシス」を使われたら即死です。
次に厄介なのが「自己再生」です。
ミュウツー戦が厳しい戦いになる理由の1つが5分という制限時間!
地道にミュウツーのHPを削っても「自己再生」で回復されたら制限時間を超えてしまいます。
そのため、ミュウツー戦では弱点を突く技か、威力の高い技が必須となります。
ミュウツーが使用する「ド忘れ」は特防を大幅に上げる技のため、特殊攻撃タイプの技を主体で戦う場合は厄介ですが、物理攻撃主体で戦う場合は何の影響もないためラッキーな技に化けます。
「スピードスター」は威力も弱く、脅威もなし。
ミュウツーが「スピードスター」を使ってきたらラッキーと思いましょう。
ピカブイミュウツー攻略法:失敗戦術
せっかくなので失敗した戦術も紹介します。
ハマダの洞窟2階で捕獲したカビゴンで挑みました。
カビゴンはレアポケモンですが、ハナダの洞窟でシルバーコロンかゴールドコロンを使用すれば20分程で遭遇できます。
この野良カビゴンの技はそのままミュウツー対策になります。
- いやなおと:防御を2段階下げる
- ド忘れ:特防を2段階上げる
- のしかかり:分類:物理、威力:85、属性:ノーマル、30%の確率で「麻痺」
戦術はシンプルで、相手の攻撃を耐えつつ補助技を使い、確実にダメージを与えていくだけです。
似たような戦術として有名なのが、HPが高いラッキーに「どくどく」を使わせる戦法。
HPが高いカビゴンでもミュウツーの「サイコキネシス」2発は耐えられません。
行動順は以下の通り。
- 1ターン目:「ド忘れ」を使い、特防を上げる。
- 2ターン目:「まんたんのくすり」でHPを全回復。
- 3ターン目:再度「ド忘れ」を使い、さらに特防を上げる。
これでサイコキネシス3発は耐えられます。
- 4ターン目:「まんたんのくすり」でHPを全回復。
- 5ターン目:「いやなおと」を使い、ミュウツーの防御を下げる。
- 6ターン目以降は、回復しながら、ひたすら「のしかかり」で攻撃。
「のしかかり」では追加効果でミュウツーの麻痺も期待。
理論上、3回「のしかかり」を使えば、66%の確率で麻痺します。
3発「のしかかり」が決まれば勝利。
しかし、ミュウツーは「自己再生」を使うため、戦闘が長引いて制限時間内に倒せないこともあります。
有名な戦術であるラッキー「どくどく」戦略も同じリスクを抱えています。
僕がこの戦略で失敗したのは、単に「まんたんのくすり」が3個しかなかったから。
3個使い切った後は「すごいキズぐすり」を使用していたため全回復できず、攻撃に専念できなかったことから時間切れになりました。
「まんたんのくすり」を10個以上手持ちがあれば、この戦術は有効です。
僕の場合、一旦洞窟を撤退することに長男の許可が出なかったので、これからお伝えする成功戦術に移行いました。
ピカブイミュウツー攻略法:成功戦術
成功戦術も運は絡みます。
用意するポケモンはハナダの洞窟2階で遭遇するカビゴン1体とサイドン5体。(カビゴン2体、サイドン4体でも良いです)
前述した戦術が失敗に陥った要因は、カビゴンの「のしかかり」が火力不足であったこと。
そのため、火力重視でサイドンを選抜。
サイドンの方がカビゴンより(物理)こうげき値は高いうえ、「メガホーン」が最強クラスの火力を誇ります。(メガホーンは最初から習得済。)
メガホーン:分類:物理、威力:120、属性:虫
物理攻撃のため、ミュウツーが使用する「ド忘れ」で特防を上げられても一切影響しません。
物理攻撃のため、カビゴンの「いやなおと」を使うことにより、さらなるダメージ大が期待できます。
「メガホーン」の威力も120とカビゴンの「のしかかり」の85と比べ高い数値です。
何より一番の魅力は、「メガホーン」はエスパーポケモンの弱点である虫タイプ技であること。
弱点を突くことで効果抜群となり大ダメージが与えられます。
まさにミュウツーを殺るための技!
ただし、サイドンには欠点もあり、サイコキネシスを受けるとで即死です。
その欠点を補うため、サイドンを複数用意します。
サイドンはハナダの洞窟2階で普通に出現するため捕獲に苦労はしません。
行動順について途中までは前述した失敗戦略と同じです。
- 1ターン目:カビゴンで「ド忘れ」使用
- 2ターン目:「まんたんのくすり」で回復
- 3ターン目:再度「ド忘れ」使用
- 4ターン目:「まんたんのくすり」で回復
- 5ターン目:カビゴンで「いやなおと」使用
- 6ターン目以降:カビゴンで「のしかかり」を使い、ミュウツーが麻痺したら後はサイドンに意志を託す。
カビゴンの「のしかかり」の狙いはダメージ蓄積より「麻痺状態」にすることです。
麻痺状態にすることでミュウツーがたまに行動不能となり、サイコキネシスの発動確率を下げることができます。
意志を託されたサイドンは、カビゴンの無念を晴らすために「メガホーン」を選択。
サイコキネシスを発動されなければ撃破できます。
もし「サイコキネシス」を発動されたら次なるサイドンに期待しましょう。
サイコキネシスを4連発以上されたら運が悪いと思ってやり直してください。
ポケモン(ピカブイ)ミュウツー攻略まとめ
ミュウツー撃破後にネットで検索すると、様々な攻略法が記載されていてびっくりしました。
ゲームボーイで発売した初代ポケモンは大好きで何周もプレイしていましたが、ミュウツー戦は1ターン目でマスターボールを使って終わらせていたため、ピカブイで初めてミュウツーの戦闘力の高さを痛感しました。
最初戦ったときは、戦闘力、色合い、尻尾から、思わずドラゴンボールのフリーザを連想してしまいました。
本記事でお伝えした戦略は、ネットで公開されている戦術と比較すると泥臭いと自負しています。
しかし、補助技や弱点技を含む様々な技を駆使すること、キャラ特性を理解して応用することがポケモンを含むRPGの真髄だと思います。(スマートな戦術が思いつかなかった自分に言い聞かせただけ)
ミュウツー撃破に苦戦されている方は、ぜひ本記事の攻略法を参考にしてください。
子を持つ親御さんは、できるだけ子どもと一緒に戦術を考えてあげましょう。
ピカブイミュウツー攻略は論理的思考を鍛える良い機会だと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ピカブイはモンスターボールがあった方が楽しめます。