【比較】サガフロリマスター版と原作の10の違いを解説!改善度高し!!

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【比較】サガフロリマスター版と原作の10の違いを解説!改善度高し!!

24年ぶりにサガフロリマスターが発売となりましたが、原作では不便と感じていた点の改善や容量の問題で実装できなかったイベントが追加されており、原作プレイヤーも満足できる仕様になっています。

本記事では原作ガチプレイヤー勢がリマスター版を実際に全キャラクリアして感じた10の改善点と3つの惜かった点についてお伝えします。

contents

サガフロリマスター版と原作との違い(改善点)

  1. 退却が可能
  2. 倍速機能が実装
  3. 強くてニューゲームが実装
  4. 8人目の主人公ヒューズが追加
  5. 新イベントの追加
  6. ステータスが明瞭化
  7. アイテム説明が明確
  8. マップの出入口が一目瞭然
  9. ラスト前の警告が追加
  10. グラフィックの改善

順番に解説していきます。

サガフロリマスター変更点①:退却が可能

サガフロリマスターでは退却コマンドが追加

サガフロリマスター版では、これまでありそうでなかった『退却』(成功率100%)が実装されました。

退却が可能になったことより、敵が密集している武王の古墳やクーロン自然洞窟も、時間とストレスをかけることなく攻略が可能になりました。

ミンサガのように『退却』でLPを消費したり、ロマサガ2のように逃げた回数も戦闘回数に加算され、逃げまくっていたら敵ランクが上がっていたリスクもないので、安心して利用できます。

退却と後述する倍速機能のおかげで時間をかけることなくクリアできるので、ちょっとした時間でも気軽に遊べるようになったのはサガフロリマスターの魅力と言えます。

サガフロリマスター変更点②:倍速機能の実装

サガフロリマスターでは戦闘時に倍速機能が追加

サガフロリマスター版では『移動時』と『戦闘時』で2倍速を選択できます。

戦闘倍速機能のおかげで、ラスボス前の沼地や生命科学研究所でのメンバー強化もスムーズになりました。

T260G編のラストダンジョンの雑魚戦強制戦闘30回もストレスフリーです。

移動倍速機能も便利ですが、2倍速にすると敵の動きも2倍になるため使い分けが必要です。

サガフロリマスターでは移動時に倍速機能が追加

倍速の動きに慣れるまでは敵との接触率も高まる欠点はあるも、前述した退却コマンドがあるのでストレスにはなりません。

サガフロリマスター変更点③:強くてニューゲームが実装

強くてニューゲームでは引き継ぐ項目が多彩

サガフロリマスター版では特定のセーブデータを引き継いでプレイできます。

また、ゲームバランスを壊さないように引き継ぎ項目を選べる仕様になっています。

強くてニューゲームを利用すれば、幻魔など本来なら1つしか入手できないアイテムを複数所持できます。

ブリューナクや月下美人といった、特定の主人公のラストダンジョンで必ず入手できるレアアイテムも周回プレイで量産できます。

周回プレイで幻魔も複数装備したアセルス

個別イベントがほとんどないヒューズ編は、強くてニューゲームで進めるのが吉。

サガフロリマスター変更点④:8人目の主人公ヒューズが追加

サガフロリマスターで追加された8人目の主人公ヒューズ

原作では企画段階で終わってしまった8人目の主人公『ヒューズ』を、サガフロリマスター版ではプレイすることができます。

ヒューズ編のイベントは7人の主人公のイベント準ずるストーリーになっており、7人の主人公のイベントに首を突っ込む流れです。

ラスボスは各主人公のラスボスとなります。(ヒューズ・エミリア編ならディーヴァ、ヒューズ・アセルス編ならオルロワージュ)

ヒューズ編のラスボスは各主人公のラスボス

どの主人公のイベントに首を突っ込むかはランダム。(クリア未済の主人公は選ばれない)

突っ込み具合は見ていて面白いです。

ブラッククロス本部に乗り込むヒューズ

なおヒューズ編では、原作では主人公キャラ限定で仲間に出来なかったレッドとブルーも仲間にできます。

仲間キャラにおいても、エミリアの婚約者でありヒューズの後輩でもある新たにレンを仲間にできます。

サガフロリマスター変更点⑤:新イベントの追加

リマスター版の新イベントであるフルドの工房

原作ではどの主人公にも関係しなかった生命科学研究所フルドの工房。

サガフロリマスター版ではアセルス編の追加イベントとして盛り込まれました。

マジックキングダムにいる下級妖魔のフルドとは、アセルスと一騎討ちイベントが用意されています。

フルドに怒りを覚え闘うアセルス

生命科学研究所では、永遠の命を研究するためにモンスターだけでなく人間や妖魔をもモルモット扱いしていたナシーラに、アセルスが怒りを覚え対決します。(対決相手は原作と同じ地竜)

妖魔を実験台にしているナシーラに怒るアセルス

サガフロリマスター変更点⑥:ステータスが明瞭化

防御耐性・回避率・属性耐性も表記されるようになったリマスター版

サガフロリマスター版では基礎ステータスの数値がより明瞭化されました。

原作で表記されていた防御力は『斬』の防御力数値であり『打』『突』の防御力数値は無視されていましたが、リマスター版では物理攻撃において『斬』『打』『突』と個別の防御力数値が表記されるようになりました。

実例として、原作では魔獣の革(防御力24)より強化装甲(防御力30)のほうが防御力数値が高いことから有能に感じましたが、ステータスが明瞭化されたリマスター版だと、実は魔獣の革のほうが総合的に見て有能だと判断できます。

防御力以外も優秀な魔獣の革
斬防御力は高いも他は平凡な強化装甲

防御力数値だけでなく、無効や弱点も一目でわかるようになりました。

例えば、ジェットブーツを装備すると『足元攻撃耐性』『対空攻撃に弱い』と表記され地震攻撃は100%回避できるも、ゼニスマンティスなどが放つ烈空撃がクリティカル扱いになります。

竜鱗の盾と玄武の盾を装備した場合の数値と耐性

他にも原作では盾2つを装備した場合、1つ目の盾の数値だけが反映され、2つ目の盾の数値は反映されません。

ただし属性無効は反映される仕様であり、実際に竜鱗の盾を1つ目、玄武の盾を2つ目で装備してみると、回避率は竜鱗の盾の数値のみが反映されていますが、玄武の盾の特性である水攻撃耐性効果も反映されていることが一目でわかります。

防御耐性・回避率・属性耐性も表記されるようになったリマスター版

機械系キャラは当たり前ですが、毒や麻痺などは無縁なので、表記される耐性は多いです。

属性耐性豊富なメカ

このように原作では隠れパロメーター扱いされていた項目が明瞭化されたことで、より対策が練りやすくなりました。

サガフロリマスター変更点⑦:アイテム装備効果が明確化

月白のショールの冷防御力は62

『月白のショール』も『銀氷石』も冷属性の攻撃によるダメージ軽減と表記はありますが、原作では具体的にどちらが冷攻撃に対して有能かわかりませんでした。

しかしながら、サガフロリマスター版では、『斬』『打』『突』の物理攻撃に加えて、『熱』『冷』『雷』『気』『状』についても数値化されたので、防具やアクセサリーの対比が行いやすくなりました。

銀氷石の冷防御力は25

上記のケースで言うと、月白のショールのほうが圧倒的に冷攻撃に対しては有能だとわかります。

原作では『斬』防御力と簡単なアイテム説明しかなく、具体的な数値や効果については攻略サイトや攻略本で確認するしか方法がありませんでしたが、リマスター版では一目でわかるようになりました。

サガフロリマスター変更点⑧:マップ出入口が一目瞭然

マップ出入口がわかりやすくなったサガフロリマスター

原作ではダンジョンによっては出入口が見づらかったのですが、サガフロリマスター版では出入口に矢印がつくようになったため、暗い場所でも行き止まりなのか、まだ先あるのか一目でわかる仕様になりました。

クーロン裏街道や自然洞窟、シンロウ遺跡などは出入口がわかりづらかったので、UIの向上に感謝です。

サガフロリマスター変更点⑨:ラスト前の警告が追加

後戻りできない警告が追加されたサガフロリマスター版

ロマサガ1.3とサガフロ の共通点が、ラストダンジョンに突入したら後戻りできなくなること。

かつて僕の友人もT260G編のラストダンジョンである最終兵器内で本セーブしてしまい詰みました。

サガフロリマスター版では、そんな不運な人を減らすために、ラスト決戦の後戻りできなくなる直前に赤字で警告されます。

ただし、ブルーだけは警告がなかったので、ブルー編では地獄に突入する前のマジックキングダムで本セーブデータを残しておきましょう。

サガフロリマスター変更点⑩:グラフィックの改善

グラフィックが改善されたサガフロリマスター

サガフロリマスター版は現在のゲームに合わせてグラフィックが改善されています。

改善箇所はマップだけでなく、戦闘画面も含まれているので、昔のゲームながらグラフィックが雑という印象は持たなかったです。

サガフロリマスターの惜しい点

  1. マップ出入口表示が所かまわず
  2. 敵ランク調整
  3. 移動・戦闘の操作性(スマホ版)

順番に解説していきます。

惜しい点①:マップ出入口表記が所かまわず

関係ない主人公でも隠し要素があっても出入口が表示されてしまう

マップの出入口を表記してくれるようになったのは便利なんですが、すべて表記する必要はありません。

例えばレッド編のみ出入りが可能な京の寺院は他の主人公では表記不要です。

またシンロウ王宮の隠し階段も表記がありますが、表記をしたら隠しの意味がありません。

プレイする主人公では出入り不可の関係ない出入口や、隠し要素のある出入口に関しては、あえて非表記にしてほしかったです。

惜しい点②:敵ランク調整

最高ランクの雑魚敵出現の道のりは長い

リマスター版では『退却』コマンドの追加により、戦闘回数を減らすことができますが、ラスボスの強さは原作通りなので、どこかでメンバー強化を行う必要があります。

しかしながら、イベントが進捗することで性能の高い武具も入手できメンバーの戦闘力は向上するため、イベントにおける雑魚戦で退却を繰り返していると、雑魚敵との戦力差が開きすぎて、敵ランクが上がるまで作業感があります。

個人的には退却時も戦闘回数を0.5回にして、雑魚戦を退却しまくっていても、敵ランクが自然と上がるようしてくれると、雑魚戦の作業感は減ります。

惜しい点③:移動・戦闘の操作性(スマホ版)

スマホ版での操作性は難あり

サガフロの醍醐味の1つが敵シンボルの回避です。

敵が密集している武王の遺跡や通路が狭いクーロンの自然洞窟も、うまく敵を引き寄せれば戦闘を大幅に回避できますが、スマホ版だと操作がしづらいため敵との接触頻度は増えます。

ただし、リマスター版では退却が可能なため、接触によるストレスはそこまで感じないです。

戦闘面でも横の選択肢(剣攻撃→銃攻撃→術→防御)の操作性がいまいちで、選択したつもりが決定になることがちょくちょくありました。

順番が最後のキャラでなければ誤って決定してもキャンセルでやり直せるので、最後のキャラは横の選択肢が少ない頻度のキャラを選びましょう。

まとめ:サガフロリマスター版と原作の違い

サガフロリマスターまとめ

本記事では、サガフロリマスター版と原作の10の変更点についてお伝えしました。

  1. 退却が可能
  2. 倍速機能が実装
  3. 強くてニューゲームが実装
  4. 8人目の主人公ヒューズが追加
  5. 新イベントの追加
  6. ステータスが明瞭化
  7. アイテム説明が明確化
  8. マップの出入口が一目瞭然
  9. ラスト前の警告が追加
  10. グラフィックの改善

ヒューズ編はサガフロ裏解体新書に書かれているヒューズストーリーを参考に作られているため、これからプレイされる方はぜひ裏解体新書に目を通してから奥深いサガフロリマスターを満喫してください。

専門書のような『裏解体新書』も攻略王道の『解体新書』のどちらも値段に見合う価値のある良書でありKindle版も取り扱っています。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

coco

攻略本の王道です。リマスター版でも問題なく使えます。

coco

世界観や各種設定など攻略以外の知識が知りたければ裏解体真書もおすすめ。ヒューズ編の短編小説も入っています。


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