なぜロマサガ2は20年以上愛されているのか??




スクエア:1993-12-10

難易度:S

やりこみ度:S

クリア回数:4回

こんにちは、ロマサガシリーズは社会人になってからデビューしたcoco13世です。

突然ですがロマサガ2と聞いて何が思い浮かびますか?

七英雄、閃き、クイックタイム、伝承法、フリーシナリオ等の一般的な語句から理不尽、詰む、高難易度、鬼畜、謀殺といった最近のゲームではあまり出てこない語句が思い浮かぶのが本作品の特徴といって良いでしょう。

しかし理不尽かつ鬼畜な特徴を持つゲームにも関わらず本作品は根強いファンに支えられネット上でも攻略、感想、考察といった様々な記事がアップされています。

またスクエアも根強いファンが多いことを認識しており、Wii、3DS、PS4、Steam、スマホアプリ、Nintendo Switch等様々な形態で本作品を販売しています。

なぜ本作品はここまで多くのファンに愛されているのか特徴をまとめてみました。

ロマンシングサガ2 1 (トクマインターメディアコミックス)
by カエレバ

やりこめるフリーシナリオ

一般のRPGは世界に散らばる各イベントを順番にこなしながら進めていきます。そのため2周目以降は新鮮さは欠けていきます。

しかし本作品は「フリーシナリオ」を用いているため、世界に散らばる各イベントを好きな順番でプレイしていけるため、2周目以降は前回とは違った進め方を選ぶことができます。

序盤のボス撃破後から最終皇帝までの間(ゲーム全体の約90%)は完全にプレイヤーに委ねられているので、どの地方から攻略しようが、どの七英雄から撃破しようが縛りはありません。

「1周目はこっちは後回しにしたけど2周目はこっちから進めていこう」「あそこの宝箱は強い武器が入ってるから早めに取りにいこう」「あのボスは真っ向から戦ったら強いけど陣形や術を駆使すれば序盤でも勝てるかもしれない」等、2周目以降は新たに判明した情報を元に「どうやって新たな戦略を練り実行していこうか」と挑戦意欲が不思議と沸いてきます。

ドラクエでも序盤からイオナズンを連発するボスがいても、魔法を跳ね返す「マホカンタ」を習得していれば、戦略次第ではなんとかなったりします。

フリーシナリオのためベストプレイを目指し何度も遊びたくなるのが本作品の特徴でしょう。

とにかく戦闘重視

一般のRPGはストーリーと戦闘の両方のバランスを大事にしています。

しかし本作品は極端なほど戦闘に偏っています。

ストーリーなんて簡単に言えば帝国の領土を広めつつ各地方で暗躍している七英雄を撃破するだけです。

最近のゲームでよく見かけるキャラの恋愛や友情、泣けるシーンなんてものは皆無です。各キャラに感情移入もなく、むしろキャラなんて迫りくる敵をいかに効率的に撃破するかのコマ程度にし思えません。

そんな戦闘重視の本作品は独自の戦闘システムを導入しています。

閃き

一般のRPGであれば技はレベル上げやスキルポイントによって覚えたりします。しかし本作品は閃きというロマサガ独自の修得方法を用いています。(この閃きシステムはFFでいうATBと同じくらい劇的な独自システムでした)

戦闘中に攻撃を行おうとしたキャラクターの頭上で突然豆電球が光り、その瞬間に新たな技・見切りを覚えることができます。

閃きにおいては高ランクの敵程閃きやすい特徴を持っていますが、ランダム要素が強いので予期せぬタイミングで強い技を覚えた時は感動です。

この感動は実際にプレイしないと味わうこうとはできません。

閃きと共に一瞬、脳内麻薬が分泌します(笑)

また敵・味方共に火力重視で攻撃が最大の防御ともいえる本作品において高火力の技の修得状況はそのままゲームに難易度に直結します。閃いた技は年代ジャンプ(次世代に移行)することで次世代では全員が使えるようになるのも大きな特徴です。

極端に言えば強力な技を予期せぬタイミングで閃いたから、攻略する順序を変更してみようかと考えるぐらい、技は重視されています。

スキル

一般のRPGであればレベルと共にステータスが上がっていくため、どのような戦い方をしてもキャラの成長に大きく差は出ません。

しかし本作品はレベルという概念はなく、戦い方によってキャラの成長は大きく変わってきます。例えば火の術しか使わないキャラは火のスキルしか上がりません。槍しか使わない戦士は槍のスキルしか上がりません。(例外的に最大HPだけは上がる)

つまりプレイヤーによってキャラがどのような成長を果たすかは千差万別となります。

スキルが上がると技や術の威力が上がる他に、最大WP(技ポイント)や最大JP(術ポイント)も上がるため、どんどん雑魚敵が強くなっていく本作品にいてスキル上げも重要な戦略要素の1つです。

1つのスキルを徹底して上げるか、全般的にスキルを底上げしていくかはプレイヤーに委ねられます。

僕自身は中盤までは頻繁に使うスキルのみを上げ、後半で一気に全般のスキルを底上げするスタイルを取っています。

この閃きシステムのおかげでルーティンに陥りやすい雑魚敵との戦いでもワクワク感を持って挑むことができます。

陣形

本作品では主人公(皇帝)を含む5人メンバーで様々な陣形で敵と戦います。

陣形にもいろいろ特徴があり有名なのが、必ず全員が先制攻撃できる「ラピッドストリーム」、必ず全員が後攻となるが防御状態となる「ムーフェンス」、皇帝が真ん中に位置し敵の攻撃を集中的に受ける「鳳天舞の陣」あたりでしょう。

陣形も戦略の大きな要素であり、1ターンで敵を殲滅できる火力があれば「ラピッドストリーム」は最大限発揮できますし、逆に長期戦を見越すなら「ムーフェンス」の効果も侮ることができません。

強敵との戦いでも陣形を変えることにより、苦戦することなく倒せたりすることもあります。

陣形を修得するためには、陣形を保有しているキャラ(アマゾネス、格闘家、シーフ等)を必ず主人公(皇帝)にする必要があります。陣形を得て用がなくなった主人公をルドン高原に行き、あえて全滅(皇帝を謀殺)する「ルドン送り」はあまりに有名です。(主人公を変更するには全滅して他の皇帝に意志を引き継ぐかイベントクリアによる年代ジャンプしか方法がないため皇帝謀殺はやむを得ないです)

僕はルドン高原まで行くのが面倒だと感じたので、あえてゴブリンの巣を残し、そこで数多の皇帝を謀殺してきました。

本作品をプレイする以上、多くのプレイヤーはこの「皇帝謀殺」に手を出すことになるのだが、これは公式推奨されているので、モラルなど気にせず、どんどん活用してほしい。

繰り返すが本作品においてストーリーは皆無で純粋に戦闘を楽しむゲームなのだ。

キャラに感情移入し皇帝謀殺も出来ぬプレイヤーはロマサガ2の戦場では生き残ることは至難であろう。

キャラなど戦局を如何にして優位な状況に運ぶかのコマに過ぎないことを肝に銘じなければなりません。

武具開発

一般のRPGであれば、物語の進捗に伴い徐々に強い武具が販売されるご都合主義であったが、本作品では自分が使いたい武具を個別に開発して強くしていく仕組みです。

具体的には武具は最大3回開発が可能で、1世代で1回開発ができます。

スキル同様に好きな武具(剣、槍、斧、軽鎧、頭防具、盾等)を最大限開発していくか、全体的に底上げして開発していくかはプレイヤーの自由ですが、開発には多額のお金が必要となるため、計画性なく開発していると、武具の性能と敵の強さのバランスが崩れ詰むポイントとなります。

中盤以降の雑魚キャラの攻撃力は尋常で防具が最弱だと1000以上のダメージを与えてきます。(本作品の最大HPは999です。)

武具開発を度外視するとドラクエ6で例えるならキラーマシンガ級の雑魚キャラ相手に銅の剣や旅人の服で戦うような状況に陥ります。

キャラ特性

本作品にはシーフ、軍師、ノーマッド、イーストガード等20種類以上のクラスがあり、さらに1つのクラスにおいて8人のキャラが用意されています。

注意したいのが同じクラスでもキャラ特性が違うことです。

例えば軍師というクラスにおいてもコウメイというキャラは火地天の3つの術の素質を持ち魔力が全キャラ最高峰である代わりにLPが5しかない、コウキンというキャラは水風天の3つの術の素質を持ち突出した能力はない代わりにバランスが良かったりと、同じ軍師でもキャラによって戦い方は大きく異なります。

また戦士系キャラにおいて注意しないといけないのが、ステータス特性だけでなく閃き特性です。例えば体術を得意とするサラマンダーでも全キャラが体術最強技「千手観音」を閃けるわけではありません。

「千手観音」を閃く特性のないキャラは、絶対に閃くことはできません。

そのためメンバー構成を行う際は、どのような技を閃きたいのか、どのような技や術を使いたいのか等、キャラ特性を考慮することが必要不可欠となり、各プレイヤーによって同じ戦士系メンバーでもメンバー構成は大きく異なってもおかしくありません。

年代ジャンプ

ロマサガ2の中で一番の独自システムがこの「年代ジャンプ」である。

様々なイベントの節目で、突如「○○○年後」と時が進むのである。

時が進むため、当然ながら皇帝をはじめメンバーは総入替となる。

せっかく鍛えたメンバーが突如入替となると理不尽に聞こえるかもしれませんが心配ありません。

各メンバーが鍛えたスキルレベルは持ち越しされます。

また各メンバーが閃いた技は技道場に登録され、年代ジャンプ後は素質に関係なく全キャラが修得できます。

また開発した武具は年代ジャンプ後は汎用化されており無限に手に入れることができます。

合成術も開発に投資した時代は誰も修得できないが、年代ジャンプ後は全員が修得可能となります。

また戦闘回数の25%が加算されるため、年代ジャンプ後は同じメンバーを選んでも最大HPが上がっております。(本作品は戦闘回数に伴い最大HPが伸びる仕様です。)

何が言いたいかと言うとメリットばかりなのです。

例えば強敵と遭遇して勝てなくても、年代ジャンプ後はあらゆる面でメンバーは強化されるため、年代ジャンプ後に再結成したメンバーだとすんなり倒せたりもします。

現実世界でも昔は携帯電話なんて貴重品扱いで一般人は使う機会もなかったのですが、今では当たり前のように普及して誰もが使いこなす時代になっていますよね。

ロマサガ2の年代ジャンプも同じで、当時は試作品として1つしかなかった武具も次世代では広く普及しており、当時は専門家しか使いこなせなかったものも、次世代では誰もが当たり前に使えるようになっています。

七英雄はどれも強敵で、最初は太刀打ちできなくても長い年月をかけて徐々にやり合えるようになっていくのです。(僕自身は1200年程の時を経て最後の戦いに挑みます。)

この仕様はまさに1つの大河ドラマともいえるでしょう。

七英雄という魅力的な敵

本作品はストーリーを重視していないため味方キャラの戦闘を除く個性などなく、キャラの魅力は特に感じませんが、敵対する七英雄が逆に魅力に溢れており、このゲームの真の主人公は七英雄だと言い切るプレイヤーも多くいます。

なぜそこまで魅力的なのかまとめてみました。

考察する部分(謎)が多い

クジンシーのように世界征服を企む分かりやすい奴もいれば、ノエルやロックブーケのように遺跡の調査等の意味深な活動を行っている奴もいます。

またボクホーンやスービエのように裏で暗躍している奴もおり、なぜこのような行動を起こしているのかプレイ中では全ては明かされないため、考察する余地があります。

なぜかつて英雄と呼ばれた7人が突如現れたのかは物語後半で軽く明かされるものの、その部分には謎があります。

ネット上では今もなお様々な憶測が挙げられています。

自分なりに七英雄のストーリーや行動を考察しながらプレイすると、新たな発見もありストーリーにおいても楽しみを見いだせるかもしれません。

個性豊かな7人

よくある設定ですが、七英雄はそれぞれ性格はもちろん思想等も違い、多くのプレイヤーにインパクトを与えてくれました。

なんというか全員個性が強いのです!!

ロマサガ1の三邪神とロマサガ3の四魔貴族は全員思い出せなくても七英雄ははっきり覚えているプレイヤーも多いのでは??

Romancing SaGa2 Original Soundtrack-REMASTER-
by カエレバ

嫌われ者のクジンシー

最初に戦う七英雄。

7人の中ではネタレベルの小物です。

「このオレの挑戦を無視したな!後悔させてやるぞ!」

「パワーアップして必ず復讐してやるぞ!」

目的も世界征服ですが、ボクホーンのような計画性もなく結果的にジェラールに撃破されます。

このように書くと雑魚ですが侮っていけないのが、こいつの使う「ソウルスティール」。

喰らうとLPを全部吸い取られ100%ロストする恐ろしい技です。

間違いなくロマサガ2で最恐です。

しかしイベントで見切り技を必ず修得するので、そこまで脅威ではありません。

ラスボス戦でも全員がソウルスティール見切りをセットすれば脅威ではないものの、麻痺や眠りで見切りが発動しない状況だと100%ロストして戦局は一気に崩れるので侮ってはいけない。

名前の由来は山手線の新宿。

ずる賢いボクオーン

ヴィクトール運河に要塞を建設したり、ステップ地方で巨大戦艦を建造したり、麻薬をばらまいたりと七英雄の中では最も広い規模にまたがる侵略作戦を行っていた。

ただボクホーン自体は見た目通り弱く、典型的な頭脳キャラといえるだろう。

とりあえずクジンシー撃破後はボクホーンを狙うプレイヤーも多かったのでは。

「す、すまん。私はボクオーンでも何でもないんだ。七英雄と名乗ってみたかっただけなんだ」

この後の選択肢で見逃すを選ぶと不意打ちを仕掛ける、肩書通りずる賢い奴です。

特殊技「マリオット」は攻撃を対象を変更するという厄介な技ではあるも、他の七英雄の技の方が驚異であるため影はうすい。

名前の由来は山手線の新大久保

暴れ者のダンターグ

ナゼール地方の各洞窟でただひたすら自身が強くなるためにモンスターを吸収し続けている引きこもり。

七英雄の目的とも言える古代人の復讐にも興味なし。典型的なパワーファイター。

「ワグナスやらノエルやらは復讐を考えているようだが、そんなものオレには関係ない」

戦いも物理攻撃主体となるため、地術の金剛盾や陣形ムーフェイス、防具、見切りを整えておけば早い段階で遭遇してもなんとかなる。

印象に残る技はなし。

むしろどのタイミングで遭遇するか分らないためナゼール地方を攻略する際はドキドキしていました。

名前の由来は山手線の五反田

ワグナスの従兄弟スービエ

武装商船団にギャロンという男を送り込み、商船団を乗っ取らせ反帝国組織に作り替えようと企んだり、ナゼール海峡の奥にある「氷海」を拠点にして、自分達を追放した古代人達の行方を追ったりと、七英雄の中では仕事ができる人材。

「奴らはどこへ行ったのか。探しているのさ、復讐の為に!」

戦闘においても全体大ダメージ&即死効果という「メイルシュトローム」と4桁ダメージを繰り出す「触手」を使ってくるため、侮れません。

しかし、イベントフラグの関係上、序盤ではスービエに会うことは難しく、どうしても戦いは後半になりがちです。

むしろスービエと遭遇することなく最終皇帝に年代ジャンプしてしまい、ラストダンジョンで初めて遭遇するプレイヤーも多いのでは。。

僕自身も初回はそうでした。

そのためスービエ自体の戦闘力は高いにも関わらず、遭遇する頃にはこちらも相当強くなっているため苦戦せず、七英雄の中では影は薄い方だと思われます。

名前の由来は山手線の恵比寿。

ノエルの妹ロックブーケ

七英雄の紅一点。

エイルネップの村の男を魅了して逆ハーレムを作り女王として君臨。 サラマット地方の遺跡の調査を行っている。

利用価値がないと判断すると即座に排除する当たり魔性を感じさせる。

「皇帝……ハエのようにウルサイ奴ね。消えなさい!」

得意技は「テンプテーション」という男性を魅了する非常に危険な技。ここで見切り技を閃いておかないとラスボス戦で詰む確率がぐ~んと高くなる。

間違ってもロックブーケ戦は女性や性別不明のメンバーだけで挑んではいけない。

まぁ見切りを修得していなくてもラスボス戦のメンバーに男性がいなければ、なんとかなる。

印象に残るのはこいつより、その前のイベントの守護者。こいつがなかなか強く、守護者に勝てればロックブーケもなんとか撃破できます。ただし第二形態の召雷は装備が軟弱だと全員即死になることもあるので侮ってはいけません。

名前の由来は山手線の池袋。

同志ノエル

七英雄で唯一話し合いで解決できる紳士的なキャラ。

戦闘においては第一形態は体術、第二形態は剣術を使いこなす。

ただし第二形態に関しては剣術を主で使ってくることを逆手にとり光術のソードバリアや風術のミサイルガードで大半の攻撃を無効化でき、完封試合も可能である。

厄介な技は全体冷気攻撃の月影ぐらい。

第一形態のカウンターを兼ねた体術の方が、高度な戦略を求められます。

ラスボス戦では第二形態の技を使用してくるためソードバリアとミサイルガードで大半は無効化できるため、見た目の割りには脅威ではない。

もし第一形態の体術本気モードでこられたらラスボスの難易度は更に上がったことだろう。

紳士ではあるがシスコンでもあるため妹のノエルを先に撃破したときは問答無用で戦いになるので注意が必要です。

「妹ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます」

リーダーのワグナス

東方の国「ヤウダ王国」にある浮遊城を拠点としている七英雄のリーダー

「七英雄は最強。その中でもワグナスが最強なのだ」

そのセリフは本当でリーダーだけあって本当に強く、戦略を十分に練って挑まないと瞬殺されます。

またヤウダ王国もアバロンから最も離れた場所にあるため、ここまでたどり着くまでも大変です。

たどり着いた後も城が空を浮くため、城に入る手段を探したりする必要も出てくるため1周目は後半で挑むプレイヤーが多かったのでは。。

こいつの厄介な技は高火力の火術と全体ダメージ+麻痺効果を与える「サイコバインド」です。そのため十分鍛えたメンバーでも一撃で戦局が変わることもありワグナスとの戦いは常に緊張感溢れる戦いでした。

一般的には火術に耐性があるサラマンダーをメンバーにいれたり、火術のセルフバーニングや合成術の炎の壁を修得し、乱れ雪月花や無明剣、千手観音等、高火力な技を閃いてから挑む相手だと思います。

ワグナスを中盤で撃破できたのであれば、ロマサガ2上級者を名乗ることができます。中盤撃破を成すにはゲームの仕組みはもちろん、あらゆる戦略や戦いに有利な情報を求められます。

とにかく強い

ドラクエ6の第2戦のムドーって本当に強かったですよね。かなり緊張感もあったと思いますが七英雄戦はそれ以上に緊張感溢れる戦いに突入します。

運要素も強いですし、選択肢を誤れば即全滅です。

むしろ一戦目は負け戦の中で、勝機を如何にして見つけるかが醍醐味だと思います。

初見殺しは当たり前。(それゆえに本作品はどこでもセーブできます。)

救いなのが七英雄の単体の戦いでは原則ゲームオーバーの概念がない(強制皇位継承が発生する)ため詰むことはないです。どうしても勝てなければ後回ししても良いわけですし。

救いが与えられないのがラスボスの七英雄でしょう。

その強さは鬼神の如き強さでドラクエ6で例えるならデスタムーアとダークドレアムを同時に相手にするレベルです。FF5で例えるなら神龍とオメガを一度に相手にするレベルです。

とにかく強く、極限まで極めたメンバーでもあっさり負けることもあるぐらいです。

今まで積み重ねてきた戦略が正しかったかどうか判決を下されるのが、このラスボス戦なのです。

戦略が間違っていれば最後の最後で詰むのが本作品の特徴と言っても過言ではありません(一応、開発側の慈悲でクイックタイムという救済措置があります。

それ故に本作品は理不尽、高難易度、敷居が高いゲームと呼ばれています。

印象に残るシーンが多い

ロマサガ2はシリーズの中でも特に印象に残るシーンが多いのが特徴でしょう。(なぜ印象に残るのかという言うと正直答えれません。しかしロマサガ2をプレイされた方なら共感できるはずです。)

とりあえず有名なのを3つ紹介しておきます。

流し斬りが完全に入ったのに…

レオンやジェラール不在中に七英雄の1人クジンシーがアバロンに攻め込んできます。ジェラールの兄がクジンシーと健闘するも、反則技ソウルスティールにより敗れます。

ここから帝国VS七英雄の構図が出来上がります。

ちなみに流し斬りは長剣の技の1つで強さは中程度です。(まぁこの時点ではかなり強い技ですけど・・・)

アリだー!!

サバンナ地方ではアリの侵略により村が次々滅ぼされ、主人公が泊まった村も夜にアリの襲撃を受けます。

セリフ自体は特に意味はないのですが、なぜかロマサガ2と言えば「アリだー」の場面は思い浮かびますね。

フリーゲームでもロマサガ2好きなクリエイターの方はネタで導入していますね。僕自身3作程、蟻ネタを拝見しました。

先帝の無念を晴らす!

全滅時もしくは皇帝謀殺後は皇位継承イベントが発生し、必ずこのシーンへ突入するため皇帝をよく謀殺する方は正直見飽きます。

だけどなぜかこのシーンを見ると「よし、やるぞー」と前向きになれるから不思議です。

誰にでもクリアできる仕様でない

最近のゲームでは誰でもクリアできるように難易度は下がっており、コアなファンのために隠しダンジョンやボスを用意するケースが多いですね。

少し古いですがドラクエ9なんて、その典型作品でしたね。

しかし本作品は全ての人にエンディングを見てもらう気は一切ないです。

詰むポイントが多く、システムも1周目では理解は困難なうえ、ボスも凶悪揃いです。ラスボスに至っては前述の通り「鬼畜」という言葉が相応しいです。

本作品は何度も試行錯誤しながら自分なりの戦略を組み立てていくゲームであることを認識しないとクリアはできません。

一般のRPGの概念でプレイすると嵌ります。

取返しのつかないことも多く、1周目はクリアを諦めたプレイヤーが多かったのも本作品の特徴です。

だからこそラスボスと互角に戦えるメンバーを育成できたときの達成感と感動は他のゲームとは別格です。

おわりに

本作品は様々な戦略を考えながら進めていくゲームなので、何周プレイしても飽きない魅力と面白さがありますが、同時に少しの戦略や戦術の変化で難易度の大きく変わるため、非常に危ういバランスで成り立っているのが特徴です。

そしてこの他ゲームに見かけない、この独自の特徴が高く評価されたため発売から20年以上経っても多くのファンに愛されているのです。

ドラクエやFFと比べ敷居が高いサガシリーズ。

その中でも特に敷居が高いのが本作品のため、最近のゆる~いゲームに飽きている方、歯ごたえのあるゲームをやりたい方、ゲームで達成感を味わいたい方、ゲームドMの方には是非オススメです。

詰んでも僕を恨まないでください。




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コメント

  1. あああ より:

    初めまして、ロマサガ2とサガフロ2が好きな大学生です。自分が思うにロマサガ2が
    何が面白いのかと言えば、ドラクエで例えたらクリアした勇者達である七英雄です。
    ドラクエ3に例えると大魔王ゾーマを倒した七人は全世界で英雄として称賛されました。
    ところがアリアハンの王族や貴族は民が勇者達を持てはやし、やがて民は国に文句を
    言い出すのではと恐れました。特にボグオーンなどは古代では法律家だったらしく、
    七英雄出身の政治家を目指してた可能性があります。政界に出れば支援者は集まるし、
    ますます七英雄の立場は古代の王族や貴族にとって脅威になるでしょう。すると古代の
    既得権益者は七英雄を別世界に追い出し、自分達はそれとは別世界で権力を永遠に握る
    為にレオンたちの世界から去りました。ドラクエ3ですと王がアレフガルドの開拓を
    勇者達に命じ、アリアハンから追い出すようなものです。つまり七英雄とはドラクエの
    世界ではヒーローだった存在が次元を超えて、ボスモンスターに変化したのです。
    人に裏切られ、モンスターを同化した代償として姿形も人間ではなくなった勇者達。
    当時ロマサガ2が出た時のRPGは歓喜懲悪が当たり前で、正義の勇者が悪墜ちするとか
    考えられ無かったと思います。この逆転の発想がロマサガ2の魅力だと思いましたね。