こんにちは、最近は子供にゲームのノウハウを伝承しているcoco13世です。
今日は詰むRPGとして有名な、ロマサガ2について、前回に引き続き語っていきます。
RPGの王道とも言えるドラクエシリーズで、強いボスと遭遇したらどうするか?
真っ先に思い浮かぶのが、レベル(熟練度)上げではないだろうか?
続いては、装備の購入で、数値の高いものを優先的に装備していけば、よほどの強敵でない限り撃破できるだろう。
しかし、本作品で強敵と巡り合った時に、このような戦略を取ることは、時にして詰むこととなる!
そう、このゲームにおいては、一般のRPGと同じような感じでプレイすると、落とし穴に落ちて、出られなく(詰む)なるのだ!!
ここでは、よくある失敗を7つ、紹介しよう。
ロマサガ2失敗①:逃げるコマンド連発
これは、ドラクエより、逃げるリスクが少ないFFプレイヤーに、多いのではないだろうか?
ロマサガ2は、シンボルエンカウントのため、雑魚敵との戦闘は、意図的にある程度は避けれるが、それでも数が多いので、接触してしまい、そのまま戦闘になることはよくあります。
しかし、ロマサガ2では、皇帝が行動不能でない限り、100%逃げることができるため、ついつい甘えて、逃げ続けてしまう。
実は、ここに大きな落とし穴が、潜んでいるのです。
フリーシナリオであるロマサガ2においては、普通のRPGと違い、「戦闘回数」によって、雑魚敵の強さが、変わってくるからです。
勘違いしてはいけないのが、戦闘回数=勝利回数では、ないことです。
もう、お分かりですよね。
雑魚敵で、逃げれば逃げる程、戦闘回数が増えて、雑魚敵が強くなっていくのです。
- 雑魚敵が強い
- 手ごわいから逃げる
- 更に雑魚敵強くなる
- 勝てないから、逃げる選択しかない
- 詰む(^^)v
この地獄ループに、気を付けましょう。
ロマサガ2失敗②:安易なレベル上げ
ロマサガ2のボスは、強敵揃いです。
そんな強敵をねじ伏せるために、一般のRPGで真っ先に思い浮かぶのが、レベル上げです。
しかし、ロマサガ2では、安易なレベル上げは自殺行為です。
先ほど申した通り、戦闘回数に比例して、雑魚敵が強くなるからです。
注意しないといけないのが、普段の雑魚敵との戦闘を、一切逃げずにプレイしていても、装備や技が軟弱であれば、徐々に太刀打ちできなくなります。
ロマサガ2においては、戦闘をこなすほど、技・術スキルや、HPは上がりますが、それだけでは、雑魚敵との戦力差は、開く一方です。
装備や強力な技・術、そして、陣形も増やしていかないと、詰む可能性が、上がっていきます。
ロマサガ2で、ボス撃破のポイントは、レベル上げでなく、陣形やキャラ構成、敵の攻撃に適応した術や防具といった、戦略の部分が、大きいのです。
ステータスアップを目的とした戦闘は、後半まで我慢しましょう。
ロマサガ2失敗③:武具開発を均等に行う
ロマサガ2では、一般のRPGのように、武器や防具はイベントを進行しても、強くならない。
お金を掛けて、開発をしていくことで、3段階、強くなっていく。
ドラクエ3で例えるなら、
- 皮の鎧(初期)
- 鉄の鎧(1段階)
- 鋼の鎧(2段階)
- ドラゴンメイル(3段階)
当然ながら、段階が上がるごとに、開発費用も高くなっていく。
また、一度開発したら、次世代までは開発が行えない。
そして、開発で陥りやすのが、開発する武器や防具は、全部で15種類程あり、1つに特化せず、均等に開発していく行為だ。
ロマサガ2においては、雑魚戦は敵・味方、どちらも高火力戦を前提としているため、均等に開発していると、攻撃面では中盤辺りから、火力不足に陥りやすくなる。
防具においても、中盤辺りから、中途半端な装備だと、即死はごく日常です。
開発において、アドバイスをするならば、
武器は、とにかく大剣を最優先!
余裕があるなら、次に槍。
弓や小剣など、開発不要!
片手剣や斧は、シナリオを進めていくうちに宝箱から、それなりの武器が入手できるから、後回しで良い。
とりあえず、強い武器と、先制攻撃が行える陣形”ラピットストリーム”があれば、雑魚戦で詰む心配はなくなります。
強い雑魚敵と戦っていれば、ある程度の技も閃くしね。
防具は、とりあえず服と兜を優先!
盾、ガーター、帽子は開発不要!
腕防具や足防具も、販売品は実用性が低いものの、全身防具であるスーツは、使い勝手が良いので、スーツ開発要件となる兜・足・腕・重鎧は、開発を行っておこう。
全身スーツ、服、アクセサリーの組み合わせは、効果が高い。
ロマサガ2失敗④:防具を数値という性能だけで決める
RPG素人に多いのだが、防具を決める際に、数値だけで決める方は、ロマサガ2では、特に注意が必要だ。
なぜ危険かというと、本作品の防具の数値は「斬属性」に対する数値であるも、敵の物理攻撃は、「斬属性」以外に「打属性」「射属性」も、あるからだ。
また、物理攻撃以外にも「炎」「冷」「雷」「状」といった特殊攻撃も、敵はよく使うため、単純に「斬属性」の性能を表す数値だけで、判断するのは非常に危険だ。
もし敵が、斬属性の攻撃を一切してこなければ、数値を意識した装備など、全く意味をなさない!!
ロマサガ2において敵は、多彩な属性攻撃で攻めてくるため、見た目の数値より、敵の属性に合った装備が、重要となってくる。
特に、長期戦となるボス戦において、防具選びは、戦略の重要な「要(かなめ)」となるだろう。
また、控えめに言って鬼畜なラスボスは、全属性の攻撃をしてくるため、見た目の数値より、あらゆる属性を軽減できる防具を、組み合わせる必要が出てきます。
ロマサガ2失敗⑤:術を疎かにする。
普段のRPGで、戦士系キャラを優先しているプレイヤーは、同じようにプレイすると、ラスボス戦で詰みます。
ロマサガ2の術は、スキルレベルを上げることにより、より強い術を、使える仕組みになっています。
また、全員がスキルレベルを上げなくても、1人がスキルレベルを一定まで上げれば、全員がより高度な術を、使えるようになります。
しかし、数ある術のうち、半分以上は役立たずなうえに、どの術も、一定レベルまで上げないと、使える術が少ないため、どうしても、序盤から中盤は、術より技重視になります。
そして、ついつい魔導士系のキャラより、戦士系のキャラを中心とした、メンバー構成になります。
その気持ちはよく分かりますが、どんな場合でも、1人は術使いを入れておくのが、詰まないポイントです。
なぜなら、ロマサガ2では、実用的な補助術がいくつかあり、ボス戦においても、これらの術を修得していることを前提とした強さなので、術を疎かにしているとボス戦で詰みます。
雑魚敵クラスならば、強力な技を連発して、殺られる前に殺れますが、ボス戦(特にラスボス!!)では、そうはいきません。
むしろボス戦では、HPや技レベルといったステータスより、特定の術を修得しているかの方が、重要な要素となります。
ここでは、実用的な術を、5つ紹介しましょう。
エリクサー
味方1人のHP全回復+状態異常回復。
水と地の合成術。
魔力に関係なく全回復のため、戦士系でも差し支えなく使える。
後半は、敵も全般的に高火力のため、味方も戦闘不能が当たり前のロマサガ2では、必須の術である。
水の術は役立たずが多く、水術のレベルを上げるのは大変だが、この術の修得が見返りと思えば、頑張る価値は十分にあります。
金剛盾
あらゆる攻撃を一定確率で回避。
地の術。
主に物理攻撃全般を、一定確率で回避するため、七英雄戦(特にノエル、ダンターグ、ラスボス)も含め、非常に有効。
地術は金剛力、アースヒール、ストーンシャワー等、天術同様に、使える術が多いので、積極的に使っていきましょう。
リヴァイヴァ
戦闘不能に陥っても、自動で全回復する。
火の術。
敵も高火力なロマサガ2において、戦闘不能は当たり前。
そして一度、回復や防御に回ると、一気に押されて全滅するので、敵の怒涛の攻撃が始まる前に、この術を使っておくと、いざというときに、攻撃を最優先できる。
ロマサガ2のボスは、HPが少なくなると、怒涛の攻撃を仕掛けてくる、不届き者が多いです。
火術は、麻痺効果があるフレイムウィップが、意外とコスパが良いので、魔導士系には積極的に使わせて、レベルを上げていきましょう。
ギャラクシィ
敵全体に防御力無視の全体攻撃
天の術。
ドラクエでいう、イオナズン。
その強さは絶大で、単体の高ランク技に匹敵するダメージを、敵全体に与える。
その威力は、後半の雑魚キャラはもちろん、ラスボスにも太刀打ちできる。
この術があれば、装備が軟弱でも、雑魚戦はなんとかなる。
天術は、ライトボールを連発していれば、そこまで苦労しなくても、天術のレベルは上がっていきます。
また、回復術であるムーンライトヒールもあるため、天術は積極的に使っていきましょう。
クリムゾンフレア
敵単体に全術中、最高峰の威力で攻撃。
天と火の合成術。
ドラクエでいう、メラゾーマ。
魔力25(最高値)の軍師コウメイが使うと、5,000以上のダメージをたたき出す、最強の術。
天術はギャラクシィ、火術はリヴァイヴァと、それぞれ最終目標があるので、必ずこの合成術は開発しておくこと。
ロマサガ2失敗⑥:武具・術・技が不完全なまま最終皇帝を迎えてしまう。
本作品の特徴の1つとして「年代ジャンプ」という、システムがあります。
一定のイベントをこなすと「○○年後」と、時が一気に進むのだ。
当然、メンバーも総入れ替えするわけだが、メリットおよび注意点も、いろいろある。
前世代で、高いお金を払って開発した武具は、開発した時代では、試作品1つしか、手に入れることができません。
しかし、年代ジャンプすることにより、汎用化され、店に置かれるようになる。
すなわち、開発した武具を汎用化させるには、年代ジャンプが必須であるため、年代ジャンプができなくなる最終皇帝になるまでに、武具開発は終わらせておく必要がある。
最終皇帝で武具開発を行っても、試作品1つしか手に入らず、不安定な装備のまま、ラスボスに挑むことになります。
すなわち、最終皇帝になってから、術合成に開発しても無駄に終わる。
最も使える合成術である、エリクサーやクリムゾンフレアあたりは、最低限、開発しておきたところ。
本作品は、キャラごとに閃き特性があるため、特性(素質)がない者は、いくら頑張っても、技を閃くことはない。
しかし、前世代までに閃いた技は、技道場に登録され、次世代では特性に関係なく、メンバー全員が修得できるため、強力な技は、最終皇帝を迎える前に、閃いておく必要がある。
特に、ラスボス戦を最終皇帝の体術で戦う場合、体術最高峰の「千手観音」は、最終皇帝に閃き適正がないため、最終皇帝が使う予定がある場合は、注意しておく必要があります。
結論は、年代ジャンプができなくなる最終皇帝までに、全てを万全にしておくことです。
理想は進め方は、
- 七英雄4体撃破
- メンバー徹底育成および開発
- 人魚イベントで強制年代ジャンプ
- 七英雄5体目撃破
- 最終皇帝
一般的に、七英雄5体撃破で、最終皇帝に年代ジャンプします。
最終皇帝になってからは、育成はせず、メンバーのLPに留意しながら、ひたすらイベントを、こなしていきましょう。
ロマサガ2失敗⑦:ラストで中ボスの七英雄撃破後にセーブ。
ラストダンジョンで、中ボスである七英雄撃破後は、アバロンに戻ることはもちろん、雑魚敵と戦うこともできないため、対策が限られます。
上記の①~⑥は1つ失敗しても、他で挽回はできますが、これは無理な事の方が多いです。
挑む直前に、「この先は引き返せないぞ」と、わざわざ主人公が話してくれるので、くれぐれも、セーブは控えましょう。
ロマサガ2失敗:まとめ
ロマサガ2は、一般のRPGとは違い、敷居が高く、プレイヤーを選びます。
また、戦略の要素が強く、RPGよりは、シミュレーション感覚で挑むゲームです。
シミュレーションゲームにおいて、何の戦略もなく、ただ目の前にいる敵を、撃破しているだけでは、詰みますよね。
そして、このゲームの残酷なところが、ラスボスの存在自体が、「最も詰む存在」に、なっているところです!!
戦略が誤っていても、中ボス程度は、運次第で勝てますが、多彩な攻撃を仕掛け、長期戦となるラスボスにおいては、今までの戦略の成果が、見事に判定されます。
そこで「不可」と判定されたプレイヤーは、詰んで、最初からやり直しです。
しかし、ここで挙げたポイントを、しっかり押さえておけば、最後の最後で、最初からやり直しという、失敗は避けられます。
是非、ポイントをしっかり押さえて、控えめに言って、RPG最強クラスのラスボスである「七英雄」を撃破し、感動のエンディングを迎えましょう。
こんにちは、サガシリーズファンのcoco13世です。 今日はサガシリーズの中でも、雑魚敵が異常な強さを誇っていた、ロマサガ2について語っていきます。 雑魚敵のよくわからない攻撃で全滅・・・・。 先帝の無[…]
サガフロ2は発売当初は賛否両論の激しい作品でした。 本記事では、サガフロ2が低評価とされた要因を5つに分けて解説していきます。 ここだけの話、僕も1周目は低評価組でした。 サガフロ2の低評価原因①:キャラが多すぎて関係性が理解[…]
突然ですが、以下のサイトを見て個人的にはがっかりしました。 [blogcard url=http://dengekionline.com/elem/000/001/226/1226625] 上記サイトの電撃オンラインによる人気投[…]
サガシリーズは、コアなファンによって支えられた歴史ある作品です。 サガ1~3はゲームボーイ ロマンシング・サガ1~3はスーパーファミコン そして、本記事のテーマである7作[…]