こんにちは、少年の心を持ち続けるcoco13世です。
今日は、1989年から1996年のジャンプ黄金時代に連載されていた、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』について、お話をします。
タイトルの通り、ドラゴンクエストをモチーフにした漫画ですが、アバンストラッシュやメドローアといった、作品独自の技や呪文もいくつかあります。
ダイの大冒険の特徴といえば、ドラクエシリーズの呪文や特技だけでなく、独自の呪文や必殺技も多く登場したこと。 本記事では個人的に好きだった必殺技をランキング形式で紹介していきます。 [afTag id=8958] ダイの大冒険の[…]
シナリオも、原作と同じくシンプルで、勇者が魔王を倒すお話ですが、少年ジャンプの三原則「努力、友情、勝利」もしっかりおさえています。
そして、単行本全37巻にも関わらず、名場面がとても多いのがダイの大冒険の特徴です。
そんな数々の名場面から、厳選した20選を時系列順で紹介します。
記事を書いていたら想定外に長くなってしまったので、ここでは前半10選を紹介します。
ダイの大冒険 名場面1・・クロコダイル戦(2戦目)
…おまえたちのような相手に敗れたのであれば全く悔いはない…
むしろ誇るべきことだ…
ダイの大冒険4巻67Pより引用
小さな勇者たち
己が身の可愛いさに、ダイの育て親を人質に取り、勝利を得ようとしたクロコダイン。
一方、仲間のために命懸けで立ち向かい、ダイに後を託す未熟で非力なポップ。
そんなポップを見たクロコダインは、「この勝利は、男の誇りを失ってまで得る価値なのか」と戸惑います。(人質作戦は妖魔司教ザボエラの策)
最終的にはダイに敗れますが、最後にクロコダインは、上記画像のセリフを言い残します。
敗北して瀕死にも関わらず、相手(見下していたポップを含む)を最大限評価するクロコダインの武人としての心情が伝わってくるセリフでした。
負かした相手に、ここまでのセリフを言える者がいるだろうか…
クロコダインは全キャラ中、最も愚直で熱い漢ですね。
ネット上でも、一番ネタにされるぐらい熱いワニ野郎、もしくはピンクいワニ野郎ですね。
ダイの大冒険 名場面2・・フレイザード初戦
オレは戦うのが好きなんじゃねぇんだ…
勝つのが好きなんだよォォッ!!
ダイの大冒険6巻98Pより引用
恐怖の結界呪法
ダイとの戦いで苦戦するフレイザードは、伝説の禁呪法「氷炎結界呪法」を使います。
氷炎結界の中では、通常の5分の1しか力を発揮できず、形勢逆転してしまいます。
ちなみに、禁呪法はあまりに汚い手段で、使用すると魔法使いの間では仲間外れにされます。
力を出し切れないダイが、「正々堂々と戦えないのか」というセリフに対して、フレイザードの答え(戦いの概念)が上記画像のセリフです。
フレイザードは暴虐で、何よりも勝利を第一に考える、最も分かりやすい悪役です。
女性の顔を燃やしたり、不意打ちでマァムを殺そうとしたり、ミストバーンから授かった力に溺れ、ミストバーンを逆に倒そうと企んだり、徹底的な悪役ぶりです。
そして、もう1つ言うならば、フレイザードは勝利と栄光への執念もすごいです。
これは、自分が生まれてから日が浅く歴史がないため、焦っていたところもあります。
妖魔司教ザボエラとは、一味違う悪役でしたね。
ダイの大冒険 名場面3・・ハドラー不意打ち
男の戦いには…勝ち負けより大事なものがあるんだってことをな…!!
ダイの大冒険13巻41Pより引用
帰ってきたマァム…!!?
度重なる失態を犯したハドラーは、大魔王バーンより最後の通告を受け、窮地に追い込まれます。
そして、勝利の手段を選んでいる余裕がないハドラーは、クロコダインと同じように妖魔司教ザボエラと手を組み、だまし討ちと不意打ちで攻めてきます。
そんな追い込まれたハドラーに対して、ポップが上記画像のセリフを言い放ちます。
ポップがこのセリフの前に、ハドラーに「みそこなったぜ」「残酷だけど卑怯じゃなかった」と言っているあたりから、ハドラーに対して、残虐な敵ながら一定の評価はしていたのでしょう。
最初のハドラーは、魔軍司令という中間管理職の立場で威厳のない魔王でしたが、このセリフのあたりから、作者の中で少しずつ補正が入ってきたような気がします。
ダイの大冒険 名場面4・・キルバーンからの逃亡
…そろそろつきあいも長いからな
ダイの大冒険17巻118Pより引用
勇気ある撤退
ダイ&ポップVSハドラー&ミストバーン&キルバーンでは、ダイとハドラーが相打ちとなります。
ダイを横取りされたキルバーンは、ダイの代わりにポップを始末しようとします。
ポップも当初は1人でとことん戦おうとしますが、自分がやるべきことは、戦うのではなく、全力で逃げて、みんなに状況を伝えることだと気づき撤退します。
キルバーンもポップを逃がすまいと追跡してきますが、後一歩のところでクロコダインが助けにきます。
しかし、いきなりポップを連れて撤退!!
あの勇猛なクロコダインが、いきなり逃げたことに、キルバーンも驚きを隠せません!
ポップはクロコダインに、ダイを見捨て逃げたくなかったと弁解しようとしますが、クロコダインはポップが仲間を見捨て逃げることなんて、よほどなことだと察したからこそ迷いなく即時撤退を選べたと言ってくれます。
そして、その後にさりげなく、上記画像のセリフをポップに言います。
ポップとクロコダインの今まで積み重ねた信頼の結晶とも言えるセリフでしたね。
ポップが理由もなく仲間を見捨てることなどない!と信じるクロコダインの強い信頼が伝わる場面でした。
ダイの大冒険 名場面5・・ダイ&バランVSハドラー
…相変わらず…寝かしつけるのが下手だな…
ダイの大冒険21巻153Pより引用
さらば我が子よ…!!
父バランをかばい重傷を負ったダイ。
それでも二人で力を合わせ、ハドラーと戦おうとするダイの姿を見て、バランはある決心をします。
ラリホーマ(催眠呪文)
なんと、ダイを強制的に寝かそうとします。
子供がどう願っても、親とは常にこうしてしまうものなのだ。
最後の最後で私にも、人間らしい感情とやらが目ばえたのかしれんな。
バランが犠牲になることを感じ取ったダイは、涙を流しながらバランに抵抗するも寝落ちしてしまいます。
そして、寝かしつけた後のバランの心情が上記画像の通りです。
バランもダイとはこれが最後だと覚悟していたに違いありません。
だからこそ、ダイの寝顔を見て、妻と3人で暮らしていた時の走馬燈が巡ったのでしょう。
父としては不器用なバランが、最も父親らしい姿を見せたシーンです。
この場面は、実際に僕自身が父親になり、子供達と過ごすようになって、改めて良さが伝わる場面でした。
個人的には、バランの最期の場面より、このシーンの方が心にグッときました。
ダイの大冒険 名場面6・・大魔王バーン戦(初戦)
…今のはメラゾーマではない…
メラだ…
ダイの大冒険22巻153Pより引用
次元の違い…!!
大魔王バーンの名言です!
バーンの指先から放たれた火の粉。
その火の粉は、ポップのメラゾーマ(火炎系最強呪文)の連発ですら、打ち消すことができません。
「あんな小さな火の粉なのに、大魔王のメラゾーマは俺の何倍の威力もあるのか」と悔しがるポップ。
そんなポップに対して大魔王が、上記画像の追い打ちのセリフを伝えます。
メラ=火炎系最弱呪文である。
魔法力の次元の差を見せつけられた場面であると同時に、絶望的な戦力差が伝わってくる場面でもあります。
こんな敵にどうやって勝つのだと、疑問に思った読者は多かったはずです。
ドラゴンボールのフリーザ様の「私の戦闘能力は53万です」と同格の名言です。
ちなみに、幹部のドドリアとザーボンの戦闘能力は、それぞれ2万5千と3万程でしたので、この数字はインパクト大でしたね!
ダイの大冒険 名場面7・・大魔王バーン戦(初戦)
…その時、余は真に魔界の神となる
かつての神々が犯した愚行を余が償うのだッ!!!!
ダイの大冒険23巻21Pより引用
太陽を我が手に…!!
大魔王の野望の壮大さが伝わる場面です。
バーンは、太陽を非常に高く評価しており(自分の魔力でも太陽は作り出せないため)、かつて神々が脆弱であることを理由として、人間に地上を与え、魔族と竜を地上のはるか地底に存在する魔界に押し込めたことに不服を感じていました。
そのため、地上を消滅させ魔界に太陽の光を降り注がせようとしたのです。
そんな想いを、上記画像のセリフと共にポップやマァムに伝えます。
大魔王の野望が、数千年単位で行われてたこと、神々の行為を正すこと、地上を天井のふたぐらいにしか思っていないスケールの違いから、ポップ達は戦意喪失してしまいます。
原作のドラクエのゲームにおいても、これほど壮大な野望を持ったラスボスはいませんでしたね。
ダイの大冒険 名場面8・・ハドラー処刑
オレをなめるなァッ!!!
大魔王ォッ!!!!
ダイの大冒険23巻98Pより引用
まさか!!?の救援者
バーンに剣を折られ、戦意を失ったダイ達。
そんなダイ達との戦いを終わらせようと、バーンはカラミティウォールという衝撃波の光壁の技を放ちます。
じわじわとダイ達に迫る衝撃波の光壁。
ヒュンケルやクロコダインが自ら壁となるも、全く止めることができません。
衝撃波の光壁がポップとマァムの元に迫ってくる間際に、まさかのハドラーが助けてくれます!
ハドラーは助けたのでなく、自分の目標である打倒ダイを、他の誰にも譲りたくないとのことでしたが・・・
しかし、目の前の獲物を攫われては、自称寛大なバーンも許すわけにいかなく、ハドラーの部下の面前で公開処刑を行おうとします。
ハドラーの部下で、最もハドラーに近い存在であるヒムも「こんな所でオシマイなのかっ」と悔しがります。(ハドラーの部下は、ハドラーが死ぬと一緒に死ぬ宿命。)
警告通り、バーンがハドラーの首を刎ねようとしたときに、なんと、白刃取りで受け止め、バーンの攻撃をはじき返します。
そのときにハドラーが、バーンに向かって上記画像のセリフを言い放ちます!!
自分の体内に、爆弾を仕込んだ怒りもあったのであろうが、それ以上に、アバンの使徒打倒の目的を果たすためなら、大魔王をも敵に回してしまう、ハドラーの強さが描かれえた名場面でした。
ダイの大冒険 名場面9・・勇者一行の敗北
…とりあえずゆっくり泣いていてもいいぜ…
ダイの大冒険24巻61P、62Pより引用
最後の希望
大魔王初戦は完敗するも、なんとか一命を取り留めたダイ。
しかし、勇者という期待に応えられない自分を恐れ、みんなの前から逃げ出し、姿を消してしまいます。
そして、人知れず場所で、どうすればいいのか苦悩するダイを見つけたポップが、不意打ちで上記画像のセリフを伝えます。
初めて挫折を味わったダイを、ヘタレで仲間を見捨て逃げ出した実績のあるポップがフォローするという、貴重な場面でした。
また、逃げ出したダイに対して、何も言わず付き合ってくれる、ポップの優しさも伝わる場面でした。
まぁ、父親を死なせ、最強の剣は折られ、竜の神より「大魔王の力は、神をも上回っている」と言われれば、誰だって逃げ出したくなるし、責める人もいないでしょう。
ダイの大冒険 名場面10・・ポップとマトリフ
オレに”マトリフのしるし”とかいうのがあったら、とっくにくれてやってるところだ…!!
ダイの大冒険24巻187Pより引用
ポップの苦悩
ポップは最後の最後で越えられない一線が来てしまいます。
その悩みを相談するために、師匠であるマトリフの元を訪れます。
しかし、その悩みの内容は自分自身の問題であり、マトリフに話をしても、どうにかなるわけでない事は、ポップも分かっています。
そんな苦悩するポップを見て、マトリフがうれしくなってしまいます。
最初出会ったときは、ただの鼻タレがそんな次元までたどり着いたことに!
そして、マトリフがポップに笑顔で上記画像のセリフを伝えます。
戦闘面だけでなく、精神面でも飛躍的に成長したポップを、あの横暴なマトリフが認めたという心温まる場面でした。
ネタバレになりますが、ポップの悩みの本質は”血統”です。
数ある漫画の主人公でもこの”血統”は重要な要素です。
ちなみにダイ一味は、
- ダイ・・・正統たる竜の騎士と、王国のお姫様の子
- レオナ・・・カリスマ性ある王女
- マァム・・・両親が、かつてアバンと共に魔王と戦った仲間
- ヒュンケル・・子供のころから、アバン(善)とミストバーン(闇)から、指導を受けている戦闘のプロ
- ポップ・・田舎の武器屋の息子
努力で埋めることができない”血統”だからこそ、それを乗り越えていく姿に読者は共感するのだと思います。
\後半記事はこちら/
こんにちは、ポップとハドラーが好きなcoco13世です。 今日は、1989年から1996年のジャンプ黄金時代に連載されていた、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の名場面についてお話をします。 本記事では、ダイの大冒険[…]

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