どんなゲームにも押さえておくポイントがあります!
ポイントさえ押さえておけば、詰むような失敗は回避できます。
ミンサガ初心者が押さえておきたいポイントは以下10の内容。
- イベントは積極的に引き受ける
- 雑魚敵との戦闘は極力控える
- 防具より武器を優先する
- 武器選択を誤らない
- クラスに属した武器を使用する
- スキル項目が多いクラスは最初は避ける
- マップスキルも重視する
- 水の回復術は3人以上使えるようにしておく
- 慣れないうちは術キャラ不用
- キャラ選びは慎重に
とくにサガシリーズはポイントを押さえておかないとクリアできない可能性があるので、初心者の方は本記事でお伝えするポイントを意識しましょう。
メンバー強化のポイントは装備・技・スキル(クラス)の3つ
本題に入る前にメンバーの強化方法について確認しておきます!
戦闘回数と共に雑魚敵も強くなり、なおかつ高火力なバトルになりがちなミンサガにおいて、ドラクエのような地道な戦闘を繰り返してステータスアップを図る方法は厳禁です。
性能の良い武器を入手
安定して火力を上げられるのが性能の良い武器を購入すること。
お金さえあれば解決できので、アタッカーとなる3人ぐらいは、早めに販売品のなかで最も強い武器(販売最強のクジャラート弓は高すぎるので、2番手の戦闘弓でも良い)を購入しておくと、各イベントのボス戦が楽になります。
攻撃力10と30ではダメージ量はガラリと変わりますよ。
火力のある技を閃く
手っ取り早く火力を上げられるのがレベルの高い技を閃くこと。
過去のロマサガシリーズでも、高火力な技さえ習得しておけば火力でゴリ押しできましたが、ミンサガでも通じるところがあります。
とくにミンサガでは技を使用するときに必要となるBPが、戦闘中は自動回復するうえに、戦闘後は一旦リセットされることから、雑魚戦も技を惜しみなく使えます。
また、製作者側もプレイヤーが高火力な技を使用する前提で敵の強さを決めているため、低火力な技しかないと戦闘難易度が上がっていきます。
強い敵と戦うことで技の閃き率を上げることができ、おすすめはスカーブ山のタイニィフェザー道場もしくはトマエ火山のフレイムタイラント道場。
両者の特徴は以下の通り。
タイニィフェザー道場
フレイムタイラント道場
強力な技以外にステータス低下効果のある技も閃いておくと攻略が楽です。
とくに何度も戦うミリオンの場合、知力を下げるイド・ブレイク(弓)か脳削り(打槍、衝槍)を閃ておくと撃破が容易になります。
クラス(スキル)レベルを上げる
スキルレベルを1上げることでBPの消費を1減らすことができます。
一般的に強力な技は消費BPも激しいため、スキルを上げることで強力な技を使用できる頻度が高まります。
また、クラスレベルを1上げることで耐久度が0.5高まり、クラスレベル1ではEP消費2の場合でも、クラスレベル3まで上げればEP消費は1となります。
強力な技はBP消費だけでなくEP消費する場合も多く、EPは宿屋でしか回復できないため、ダンジョン奥深くまで潜る場合はEPも意識せざるを得ません。
ほかにもクラスやスキルを上げることで技の閃き率を上げる恩恵もあります。
クラスやスキルは、イベントクリアなどで取得できるジュエルを使用することでレベルを上げることができます。
ミンサガで失敗しないために10の攻略ポイント
ここから本記事の本題に入ります。
下記10項目を意識すれば、失敗して詰むような状況は避けられます。
- イベントは積極的に引き受ける
- 雑魚敵との戦闘は極力控える
- 防具より武器を優先する
- 武器選択を誤らない
- クラスに属した武器を使用する
- スキル項目が多いクラスは最初は避ける
- マップスキルも重視する
- 水の回復術は3人以上使えるようにしておく
- 慣れないうちは術キャラ不用
- キャラ選びは慎重に
順番に解説していきます。
イベントは積極的に引き受ける
前述したとおり、メンバー強化する上で欠かせないのが装備の強化とスキル・クラスのレベル上げ。
装備強化はお金で解決でき、スキル・クラスのレベル上げはジュエルで解決でき、イベントをクリアするとお金とジュエルが貰えることから、イベントをより多くクリアすることがメンバー強化の最適解となります。
とくにジュエルはイベントクリア以外の入手方法は限られているうえに、入手できるジュエルも少ないのでイベントクリアが重要になってきます。
イベントは進行度によって消えてしまうものも多いため、計画的にクリアしていく必要があります。
イベントをクリアする順番の事例は、下記記事で紹介しているので参考にしてみてください。
雑魚敵との戦闘は控える
雑魚敵と戦闘を繰り返してステータスアップしたい気持ちはわかりますが止めましょう。
理由は2つ。
- 戦闘回数を重ねると敵も強くなり、戦闘によるステータスアップだけでは差が開く一方。
- イベントが消滅してしまう。(重要)
前述した通り、イベントを引き受けるメリットは大きいです。
しかしながら、戦闘回数を重ねイベント進行度が進むことで、消滅するイベントが出てくるため、雑魚戦はステルスと忍び足をフル活用して回避することが大事になってきます。
防具より武器を優先
ミンサガはドラクエやFFと違い、回復手段が乏しく長期戦は不利なため、強い武器で高火力の短期戦に持ち込むことが重要になってきます。
防具は頭・体・手・足と4つあり、お金もかかるうえ、必ずしも防御力の高さが戦闘で活かされるわけでもないです。(例:物理防御力が高くても、術や特殊技のダメージは減らなせない)
したがって、まずはアタッカー3人の販売品最強武器を入手してから、支援メンバーやHP・LPの低いメンバーの防具を整えるようにしていきましょう。
防具は意外と宝箱や敵のドロップ品でなんとかなります。
武器選択を誤らない
ミンサガではこれまでのシリーズと比較して、武器の種類が非常に多いです。
剣だけでも7種類、斧や槍でも2種類あります。
種類は豊富ですが、残念ながら当たり外れはあります。
武器によって差が出る理由は3つ。
- 強力な武器の有無
- 使い勝手の良い技の種類・数
- 術具の有無
結論から言って初心者は以下の武器がおすすめです。
- 細剣
- 長剣
- 打槍
- 弓
上記のなかでも細剣は技も術具も豊富なうえ、序盤から攻撃力21のレイピアが入手(ジャミル初期装備)でき、中盤のイベント報酬で最強武器(エスパーダ・ロペラ)が入手できるため、最初から最後まで役立ちます。
おすすめ武器の詳細が知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
クラスに属した武器を使用
クラスの意味をあまりわかっていない初心者がやりがちなのが、クラスに属していない武器を使用してしまうこと。
例えばクラス『剣士』の場合、細剣・長剣・両手大剣の3つの武器スキルに対しては優遇が受けられ、クラスレベルを上げることで、BP消費を減らせるだけでなく、EP(耐久性)消費も減らせます。
剣士をクラス選択して、個別に大型剣スキルを上げて使用することもできますが、クラスに属していないスキルのレベルを上げた場合、BP消費は減らすことができてでもEP消費は減らせないため使い勝手が悪いです。(強い技ほどBP消費だけでなくEP消費も多い)
基本クラスの中にはクラスに属するスキルがマップアビリティのみのクラス(旅商)や、武器スキルが含まれていないクラス(薬草摘み)もあるため注意が必要です。
繰り返しますがクラスに属した武器を使用しましょう!
スキル項目が多いクラスは最初は避ける
例えば弓を主力で使う場合、クラスは基本クラス『森の番人』か上級クラス『クジャラート闘士』が候補に上がります。
2つを比較した場合、クラス特性として弓の威力を高めるため『クジャラート闘士』に魅了を感じますが、必ずしも正解とは言えません。
『森の番人』はクラスのレベル上げに必要なスキル項目は3つ(弓・土術・サーチ)に対して『クジャラート闘士』は5つ(衝槍・弓・水術・魔術・隠密)あるため、スキルクラスのレベルを上げるハードルが高まります。(項目が多いほど必要なジュエル数が多くなる)
クラスのレベルが1上がると、EP消費が0.5下げられる恩恵があり、EPを下げることで長いダンジョンでも強力な技を気兼ねなく使えるようになります。
初心者のうちは、クラス特性より確実に恩恵が受けられるEP削減を重視した方が、攻略の難易度は下げられます。
マップスキルも重視
スキルは武器スキル・術スキル・マップスキルの3つに分類されます。
例えば『クジャラート闘士』の場合、武器スキルは衝槍と弓、術スキルは水術と魔術、マップスキルは隠密となります。
マップスキルは全部で6つあり、詳細は以下の通り。
- サーチ(宝箱・財宝・鉱山・薬草)
- 発掘(財宝・鉱石・薬草)
- マニピュレーション(鍵開け・ワナ解除)
- サバイバル(ジャンプ・クライミング・警戒)
- 隠密(忍び足・ステルス・不意打ち)
- 交渉(アイテム交渉)
マップスキルは5人メンバーのうち1人だけ習得しておけば、効果は全メンバーに波及します。
雑魚戦を避けるための隠密スキルの『忍び足』『ステルス』は序盤から終盤までお世話になりますし、サバイバルスキルの『ジャンプ』『クライミング』がないとクリアできないダンジョンも多々あります。
メンバー5人のクラスを決めるうえで、上記6つのマップアビリティを取りこぼさないように計画していきましょう。
とくに隠密とサバイバルに関しては、早いうちにスキルレベルを3まで上げておくと攻略が楽になります。(隠密のスキルレベルを上げると効果時間が延びます。クライミングやジャンプは予め決められており、スカーブ山登頂にはクライミングスキルのレベル2に達していないと登れないようになっています)
なお、普通にクリアするだけなら、交渉と発掘がなくてもさほど支障はありません。
水の回復術は3人以上使えるようにしておく
ミンサガでは耐久力の高い雑魚敵が意外と多く、長期戦を強いられることもあります。
またボス敵においても、火力のみで押しきれない強いボスも複数います。
そんな場面で役立つのが回復術です。
回復術は水術の『癒しの水』と光術の『ムーンライトヒール』がありますが、序盤から活躍するのはBP消費が少ない『癒しの水』です。
『ムーンライトヒール』は『癒しの水』よりHP回復量も多く、精神異常回復の付加もありますがBP消費が多いことから、BP回復が少ない序盤から中盤はやや使い勝手が悪いので後回しで良いです。(購入価格もやや高め)
戦闘不能になるとLPが減るだけでなく、蓄積されたBPもリセットされるため、メンバーの戦闘不能を避けることが勝利への攻略となります。
とくにアタッカーが戦闘不能になると、復活直後はBP不足により強力な技が使えないため火力不足にも陥ります。
また、LPが0になると永久離脱となるため、戦闘不能を放置することは好ましくありません。(戦闘不能状態で攻撃を受けるとLPが1減る)
注意点として、水術と相反する火術の習得者は水術を使えないため、事前に誰に水術を習得させるか決めておきましょう。(火術の習得者は『ムーンライトヒール』を習得しておきましょう)
慣れないうちは術キャラ不用
5人メンバーだと1人ぐらい術使いを入れたくなる気持ちはわかりますが、初心者は控えたほうが良いです。
理由は3つ。
- LPを消費してしまう
- ブーストできない
- 強力な術が少ない
武器攻撃の場合、一部の技ではEPを消費し、定められた数値を下回ると武器は使えなくなります。
一方、体術や術使いの場合、EPの概念がなく代わりにLPを消費することになります。
LP0は永久離脱とハイリスクなので、戦闘不能以外でLPを減らすのは好ましくありません。
また、武器であれば初期装備から販売品最強武器に切り替えれば、ダメージ量は飛躍的に上がりますが、術の場合はステータスに依存してしまうため飛躍的な上昇は期待できません。
さらに強力な術も少ないため、術使いはアタッカーにはなりにくいのが実情です。
キャラ選びは慎重に
ミンサガでは総勢40人ほどのキャラがいますが、メンバー加入できるのは5人だけ。
キャラによって以下のような違いがあるため、キャラ選びを安易に考えると難易度が跳ね上がります。
- BP回復値
- 初期BP値
- 最大LP
- 各種ステータスの成長率
とくに重要なのがBP回復値。
この数値が低いとすぐにBPが枯渇してしまい、火力のある技を閃いていてもあまり使えません。
またLPも一桁だと長いダンジョンでは心許ないです。
おすすめキャラはクローディア。
BP回復値は全キャラ最高でLPもかなり高めです。
おすすめキャラについては下記記事で詳しく解説しています。
ミンサガでは失敗に神経質にならなくてよい理由
1周目から失敗することなくクリアしたい気持ちはわかりますが、あまり神経質になることはありません。
ミンサガは周回を前提としたゲームだからです。
三邪神の1人シェラハとの戦いや、全ディスティニーストーンの入手は最短でも3周目です。
隠しキャラのダークやアルドラ(リマスター版新キャラ)も特定の条件を満たした翌周回となります。
イベントクリア時にもらえるジュエルの加算補正は翌周回にも引き継ぎされるため、同じイベントでも翌周回のジュエルは多く入手できます。
エンディング終了後にクリアした主人公からの祝福のセリフもあり、全主人公をクリアすると特殊な演出も用意されているので、失敗や反省点は翌周回で活かす気持ちで、肩の力を少し抜いてプレイすることをおすすめします。
ミンサガで失敗しないためのポイントまとめ
本記事ではミンサガ攻略で失敗しないための10のポイントについてお伝えしました。
- イベントは積極的に引き受ける
- 雑魚敵との戦闘は極力控える
- 防具より武器を優先する
- 武器選択を誤らない
- クラスに属した武器を使用する
- スキル項目が多いクラスは最初は避ける
- マップスキルも重視する
- 水の回復術は3人以上使えるようにしておく
- 慣れないうちは術キャラ不用
- キャラ選びは慎重に
ロマサガシリーズは難しいと言われていますが、ミンサガはポイントさえ押さえておけば、多少は失敗してもエンディングを迎えることができるので、ロマサガ未経験者の方もぜひプレイしてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
一歩踏み込んだイベント考察や、各システムの応用力を養うためには、アルティマニアは欠かせません。ミンサガリマスター版でも問題なく使用できます。(移動中や出先でも気軽に読めるデジタル版あり)
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