ダイの大冒険アニメ32話は、バラン編の最後ってことで話の内容はもちろん制作にも力が入っており、ダイとバランの戦いは先週に続き大迫力であったり、ポップに関する追加の描写も目立ちました。
おそらく想定以上に『ダイの大冒険』に関する商品の売れ行きが良く、制作予算も増えたのだと思われます。
この調子で最終回まで突っ走ってもらいたいですね。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
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2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ32話感想・見どころ
ダイの大冒険32話では、人間を憎み、人の心を卑下していたバランが人の心を取り戻し、ダイたちのために命を落としたポップに、己の竜の力を与え蘇生させます。
なぜバランは人の心を取り戻せたのか。
それはポップの一連の行動がバランの心にも響いたからです。
バラン編のポップの行動を振り返ってましょう。
- バラン初対面時に「たとえ正体がなんだろうとダイを迫害なんざするもんか!」と啖呵を切る。
- 助勢にきたクロコダインがバランに倒された際、呪文が通用せず敵わない相手と理解しつつも戦いに挑んだ。
- バランが竜騎衆率いてテランに向かった際、ダイたちを守るために、単独で足止めにきた。
- 竜魔人化したバランがダイを引き取ろうした際、ダイに出会ったことで自分や仲間が救われたことを力説。
- ダイを命がけで守るため、文字どおり己の命を犠牲にする呪文メガンテを使用。
- ダイを想う心から、死してもなお呪文使用という奇跡を起こした。
ポップの言葉が口先だけでなく本物であると痛感したからこそ、
今後もダイにとってポップは必要不可欠だと認めたからこそ、
バランはポップを蘇生させたのです。
間を憎んでいたバランの心を取り戻したのが、最初は臆病者のポップとは、物語序盤からは想像もできませんでしたね。
戦いのなかでポップを認めた者は敵味方多いでのですが、バランもポップを認めた1人に含まれています。
ダイの大冒険アニメ32話『父との決別』の概要
ダイの大冒険32話は、バラン編の完結となります。
フレイザード編と違い、終わり方はやや寂しげな感じでした。
ダイの大冒険アニメ32話のあらすじ
武器を失い、バランの猛攻に防戦一方のダイ。
しかし、バランもまた、ギガブレイクを放てないほどに魔法力が底を尽きかけていた。
まさに、両者とも後がない状況の中、ヒュンケルから鎧の魔剣を託されたダイは、仲間たちの思いを一つにして、バランとの最後の戦いに挑む。
一方、レオナが懸命にかけ続けるザオラルに、なんの反応も見せないポップ。
彼の意識は不思議な空間の中にあった。
自分が命を落としたことを悟るポップの前に、ゴメちゃんが現れる。
ダイが一人で戦い続けているというゴメちゃんの呼びかけに、ポップは感情を昂らせる。
すると、それに呼応するかのように、事切れたはずのポップの身体がバランに呪文を放った。
驚くバランの一瞬の隙に、ダイはアバンストラッシュを放ち、バランも渾身の力で迎え撃つ。
父子の因縁の戦いは相打ちで決着した。
戦いの中で、捨てたはずの”人の心”にうちのめされたバランは、ダイを突き放しつつも、竜(ドラゴン)の騎士の力でポップを蘇生させ、その場を後にする。
その父の背中を、ダイはただ見つめるのだった。
時を同じくして、鬼岩城では、失策続きのハドラーにバーンが最後のチャンスを与えていた……。
公式サイトより引用
アニメ第32話は原作12巻第111話”竜の一刀‼”の序盤から原作13巻第114話”最後通告”の序盤までだよ。
ダイの大冒険アニメ32話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
魔王軍六軍団長の一人、竜騎将バランの息子であり、本名はディーノであることが判明。
竜の騎士の一族であり、額にドラゴンの紋章が出現すると驚異的に強くなる。
バランとの戦いのなかで、竜の紋章が額から右手に移動したことで必殺技の威力が増すようになったが、同時に耐えられる武器がない課題も浮き彫りになった。
>ポップ
公式サイトより引用
職業は魔法使い。
ダイの一番の友人であり、たとえダイが人間でなくても友情は変わらないと断言。
最初は臆病だったが強敵との戦いの中で勇敢になり、絶対に勝てない相手にも挑めるようになる。
バラン編では竜騎衆に単独で挑んだり、ダイや仲間を守るためにメガンテを使用したりと、口先だけでなく行動で示し、人間を強く憎むバランの心をも動かした。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
元魔王軍団長でありアバンの最初の弟子。
育て親であるモンスターのバルトスの死から、かつては人間を憎んでいた。
バルトスの死の真相が判明した後はダイたちの味方になった。
ラーハルト戦の後、ラーハルトの遺言と共に鎧の魔槍を託された。
なお、従来使用していた鎧の魔剣は、ダイが全力使用したことで刀身が消滅してしまった。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカ王国の王女。
正義感が強く勇敢な性格。
絶望的な状況でも諦めない胆力もある。
賢者の素質もあり、ヒャド系呪文だけでなく回復呪文のベホマも使いこなす。
また蘇生呪文のザオラルも使用可能。
ダイに個人的感情を抱いている。
>クロコダイン
公式サイトより引用
元魔王軍団長。
ダイとの戦いの後、仲間になる。
主のために命をかける武人であり、敵味方から一目置かれている。
耐久力が極めて高く、バラン戦ではギガブレイク2発受け、体を貫かれても死ぬ気配はなかった。
>メルル
公式サイトより引用
未来予知ができる占い師。
祖母ナバラと旅をしていたが、ベンガーナでダイたちと出会い、竜の騎士の伝承があるテランに案内する。
性格はおとなしいが実は勇敢であり、バラン戦においては戦場のなか、回復呪文でダイ一味を助けようとする場面も。
>バラン
公式サイトより引用
ドラゴン系モンスターを束ねる超竜軍団の団長。
肩書は「竜騎将」。
城塞王国リンガイアや屈強な騎士たちを抱えていたカール王国を滅ぼした実績がある。
ダイと同じ竜の騎士の一族であり圧倒的な強さを持つ。
かつては人間のために世界を救ったが、人間の負の一面を味わい、人間に対して強い憎しみを持つようになる。
しかし、ダイたちとの戦いのでなかで人の心を取り戻し、最後は敵であるポップを助け、魔王軍を去った
ダイの大冒険アニメ32話で登場した呪文・技
>ライデインストラッシュ
使用者:ダイ
【デイン系】【雷】の初級呪文であるライデインとアバンストラッシュを組み合わせた、現時点で最も強力な必殺技。
竜闘気を剣を通じて集中させたことで、より威力が高まり、竜魔人化したバランを倒す決め手になった。
>ギガブレイク
使用者:バラン
【デイン系】【雷】の上級呪文であるギガデインと剣技を合わせた魔法剣技。
バランの必殺技でもあり、バラン曰く「これまで2発うけて生きていた者はいない」
ただし32話で使用したギガブレイクは、実はライデインであったことから完全なギガブレイクではなかった。
>紋章閃
使用者:バラン
竜の騎士の紋章部分から繰り出される技。
ビームのような技であり、全開で放った場合、山をも破壊する威力がある。
両手が不自由でも使用できるのが利点。
>ザオラル
使用者:レオナ
蘇生呪文。
ドラクエ3で初登場の呪文で僧侶や勇者が習得可能。
ゲームでは蘇生成功率は50%であるが、アニメでは使用者の魔法力に影響すうえに高度な呪文に位置づけされており、ポップ蘇生は成功しなかった。
ダイの大冒険アニメ32話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- 「ラーハルトの鎧も電撃だけは防げない」というヒュンケルのセリフがカット。
- ヒュンケルがライデインで迎撃された際、アニメではメルルがすぐに駆けつけた。
- 「このフォーム(竜魔人)でギガブレイクを使ったときの破壊力は私自身にも想像がつかん」というバランのセリフがカット。
- ダイが剣に竜闘気を集中させる際、ポップとのこれまでの旅の思い出の描写が追加。
- ポップのあの世場面で「メガンテを使用したからな」といったポップのセリフが追加。
- アニメではポップのあの世場面とダイとバランの戦い場面が交互に描かれ、シームレスな感じになっている。
- 原作ではバランの紋章閃で不意を突いた後に、ギガブレイクを使用するが、アニメでは地面に盛大に叩きつけた後、ギガブレイクを使おうとした。(アニメでは紋章閃を受けるも、蹴りでバランにカウンターを行う)
- ダイとバランの最後の一撃が、原作では一瞬だが、アニメでは剣と剣がぶつかり合う描写が追加。
- 決着の後、メルルがダイに声をかけた際「さっきダイさんを助けたんですもの」というセリフがカット。
- ポップの蘇生失敗に対して、アニメでは絶望感の表情がより強く描かれている。
- バランが人の心に強く打ちのめされたと反省する際、ポップのメガンテの行動等の描写がアニメでは新たに追加。
- ポップが脈を取り戻した際、バランが「見かけによらずしぶとい男だ」というセリフが追加。
- バランが去る際、原作ではナレーションで語っていた部分が、アニメでは映像のみで語っている。
- バランが去ることを見届けるミストバーンとキルバーンの場面がカット。
32話はポップに関連する追加場面が特に目立ちました。
それだけバラン編においては、ポップの存在が重要であることを視聴者にも伝えたかったのでしょう。
ポップがいなければ、ダイは記憶を取りもどせなかったし、バランも人の心を取り戻すことはなかったでしょう。
それと個人的に気になった変更点がナレーションがなくなったこと。
原作では心情などを第三者視点のナレーションにしていましたが、新アニメではナレーションの代わりに演出で補完を目指してるように感じました。
ヒュンケル編の最後も、原作では溶岩に沈むヒュンケルをナレーションで解説していましたが、アニメではナレーションはなく演出で補完していましたね。
ダイの大冒険アニメ32話のネットの口コミ・感想
今回も前回に引き続き、迫力ある戦闘場面でしたね。
ポップはもちろん、クロコダインもヒュンケルもレオナも頑張ってくれました。
ダイが剣に竜闘気を集中させる際に、アニメではポップ達の描写も追加してくれたので、より仲間の力が集結している感が伝わってきましたね。
次回は成長したポップとハドラーのやり取りもあるので楽しみですね。
バーンはハドラーの潜在的能力も見込んでいることから、人を見る目がある経営者だと思います。
ダイの大冒険アニメ32話感想まとめ
32話は強敵バランとの戦いが完結しました。
バランはとても強く、ダイが覚醒しただけでは勝てる相手でなく、仲間の手助け(クロコダインがバランの体力・魔法力を消耗、ポップ・ヒュンケルが竜騎衆を撃破、ポップがメガンテでダメージ蓄積)が勝利の決め手となりました。
バランも去り、次回からは新展開となります。
最近おとなしかった魔軍司令ハドラーの行動や、今後の新たな展開が今から楽しみですね。
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