ダイの大冒険アニメ57話は、大魔王バーンとの初めての戦いになりますが、アニメでは原作4話を一気に盛り込んだせいか、バーンの異次元の強さの前に何度も『絶望』の2文字が思い浮かびます。
原作のタイトルも『次元の違い…‼』『絶望のバトル』と絶望感が溢れており、今話がダイの大冒険で最も絶望する話だと思っております。
詳しくは後ほどじっくり語ります。

こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。

『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ57話感想・見どころ


57話の見どころと言えば、大魔王バーンとの戦いで、メンバーや視聴者が4つの絶望に陥ること。
- 圧倒的な魔法力
- 攻防ともにスキがなし
- 逃げることすらかなわない
- 目的は神々の愚行を正すこと
バーンの圧倒的な魔法力


『今のはメラゾーマではない…メラだ…』
大魔王バーンの有名な名言ですが、言葉通りバーンの初級呪文はポップの上級呪文を大きく上回っています。
ダイの大冒険の世界では、同じ呪文でも術者の魔法力によって威力が異なります。
ポップも魔法力は高く、かつて氷炎塔の戦いにてハドラーとのベギラマ対決でも打ち勝っています。
そんなポップのメラゾーマでも、大魔王バーンが放つ火の玉の呪文の前に打ち消されてしまいます。
さらに絶望なのが、火の玉が同じ上級呪文のメラゾーマと思いきや、実は初級呪文のメラであったこと。
ポップのメラゾーマより大魔王バーンのメラのほうが強かった事実が発覚したのでした。
この時点で大魔王バーンに呪文で打ち勝つという選択肢は消えたわけです。
バーンは攻防ともにスキがない


魔法力だけが大魔王バーンに強さではありません。
大魔王バーンのメラゾーマともいえるカイザーフェニックスを受け止めるヒュンケル。
カイザーフェニックスを持ちこたえる間にマァムにダイを回復させようとするも、休む間もなく第二撃のカイザーフェニックスが襲い掛かってきます。
ドラクエゲームで言うところの『2回攻撃』です。
防御面でも凄まじく、オリハルコンをも貫くヒュンケルの必殺技『ブラッディースクライド』を指1本で受け止めてしまいます。
また相手の攻撃に合わせたカウンターも得意で、ダイやクロコダインは一撃で戦闘不能に陥ります。
さらにポップの最強呪文『メドローア』ですら、いつの間にか使用したマホカンタにより、難なく反射と攻防ともにスキがありません。
バーンの前では逃げることすらかなわない


『知らなかったのか…?大魔王からは逃げられない』
大魔王バーンの名言の1つです。
大魔王バーンには打つ手なしと悟ったポップは逃げることを選択します。
しかし、バーンパレスには結界が張ってあり、ルーラで逃げるも天井の見えない壁(結界)にぶつかって戻されてしまいます。
ドラクエ原作でもラスボスからは逃げることは絶対にできませんが、これを見事に描写したのが、今回の場面でした。
打つ手なしなうえ、逃げることすら許されないのは、まさに絶望的な状況と言えます。
バーンの目的は神々の愚行を正すこと


かつて地上を震撼させた魔王ハドラーの野望は地上征服でしたが、大魔王バーンは違いました。
バーンの目的は地上そのものを消し去ることでした。
なぜ、地上を消すことが目的なのか。
かつて神々は人間は弱いという理由だけで、太陽が当たる地上を人間に与え、力が強い魔族と竜は太陽の当たらない地底世界の魔界に押し込められたのです。
『力こそがすべて』『力こそが正義』と考えているバーンにとって、力なき者が優遇を受けることは愚行です。
その愚行を正すために、バーンは数千年にわたり力を蓄え、地上そのものを消し去る準備をしていたのです。
魔界に太陽をもたらすことで、神々の愚行を正し、自身は魔界の神と呼ばれる存在になる!
この壮大のスケールの前には、さすがのポップやマァムも言葉が出ず、心が折れてしまいました。(ポップは久々に悔し涙を流します)
ダイの大冒険57話『魔界の神』の概要


57話は前半・中盤は大魔王バーンによる絶望的な展開ですが、後半は勇者ダイの活躍により希望の光が見えてきます。
そして、なぜか後半は画力にかなりの気合いが入っています。
ダイの大冒険アニメ57話のあらすじ
敵からの思わぬ提案により、ついにバーンと直接対決をすることになったダイたち。
しかし、大魔王の強さはまさに次元が違っていた。
バーンはその圧倒的な暗黒闘気でダイを吹き飛ばすと、底知れない魔法力で高威力の呪文を次々に連発。
さらに、必殺の呪文「カイザーフェニックス」を二連撃で放つなど、たった一人で五人を相手にするという状況にもかかわらず、怒涛の攻撃で追い詰めていく。
ポップたちは反撃に出ようとするが、力の差は歴然だった。
ルーラで一時撤退を試みるも、大魔宮(バーンパレス)の結界によって逃げ道さえも封じられてしまう。
じわじわと絶望の淵に追いやられていくポップたちに、バーンは、人間への侵攻のその真意を語り始めた。
かつて神々は人間が脆弱というだけの理由で、人間に太陽が輝く地上を与え、魔族と竜を地底の魔界へと押し込めたと言うのだ。
バーンはその不毛の地で、数千年に渡り力を蓄えてきた。
彼の目的は、地上を消し去り、太陽が降り注ぐ魔界に真の魔界の神として君臨することだったのだ。
あまりにも壮大なバーンの野望に、思わず言葉をなくすポップたち。
彼らが戦意を失いかけたそのとき、ダイが再び立ち上がる!
公式サイトより引用



アニメ第57話は原作22巻204話”大魔王からの褒美”から原作23巻208話”不屈の勇者・ダイ”までだよ。
ダイの大冒険アニメ57話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
竜の騎士の一族であるが、父バランと違い、正統たる竜の騎士ではない。(人間と竜の騎士のハーフ)
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島から共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神眼面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
ポップのかっこよさを知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
武道家らしく素早さは高く、力においてもクロコダインを驚かす場面もある。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っている。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
元魔王軍六団長の1人。
アバンの最初の使徒であったが、アバンを父バルトスの仇と勘違いし魔王軍になった。
得意武器は剣であったが、ラーハルトの遺志を受け継ぎ、武器を槍に変更。
アバン流槍殺法のほか、グランドクルスなども使いこなし、味方メンバーのなかではダイの次に強い。
>クロコダイン
公式サイトより引用
元魔王軍六団長の1人。
ロモスでダイたちと戦ったことで人間の素晴らしさに心を打たれ仲間になる。
義にとても熱いワニであり、敵味方から高い評価を受けている。
戦闘面では見た目通りの力技と、脅威の打たれ強さが特徴。
>バーン
公式サイトより引用
魔界の王。
地上征服でなく地上そのものを消し去ることを目的としている。
見た目はお爺ちゃんだが、異次元ともいえる強さを持つ。
ダイの大冒険アニメ57話で登場した呪文・技
>メラ


使用者:バーン
メラ系【炎】の初級呪文。
ドラクエ3で初登場。
原作ではスライムは難なく倒せる威力だが、魔法力が異次元のバーンでは終盤の敵も一撃で葬れる威力。
>メラゾーマ


使用者:ポップ
メラ系【炎】の上級呪文。
ドラクエ3で初登場。
巨大な炎により敵1体に大ダメージを与える呪文でイオナズン同様に使い勝手が良い。
バーンの火の玉を相殺するために使用するも、打ち負かされてしまう。
>イオラ


使用者:バーン
イオ系【爆発】の中級呪文。
ドラクエ3で初登場。
極大呪文であるイオナズンは両手でないと使用できないが、イオラは片手使用可能。
なお、バーンは魔法力がけた違いであるため、多数のイオラの一発がイオナズンに匹敵する威力である。
>カイザーフェニックス


使用者:バーン
厳密にはメラゾーマであるが、あまりに想像を絶する威力と優雅な姿から魔界ではカイザーフェニックスと呼ばれている。
バーンが最も信頼を置いている必殺技(呪文)でもある。
カイザーフェニックスの威力が気になる方はこちらの記事がおすすめ。
>アバンストラッシュ


使用者:ダイ
師アバンから授かった必殺技で、ダイの大冒険の代名詞でもある。
全てを切り裂くことが可能であり、呪文であるカイザーフェニックスをも切り裂いた。
またダイの剣より繰り出されるアバンストラッシュの威力は絶大で、大魔王バーンにもダメージを与えた。
>メドローア


使用者:ポップ
師マトリフから授かった極大消滅呪文。
触れたものをすべて消滅させるが、呪文であるため呪文反射できるアイテムや技・呪文が弱点となる。
またMP消費も激しいため連発は不可。
バーン相手に使用するもマホカンタにて跳ね返されてしまう。
>ブラッディースクライド


使用者:ヒュンケル
かつてヒュンケルが仇(と勘違いしていた)アバンを倒すために編み出した必殺技。
強力な突き技で武器が槍になった後も使用可能。
バーン相手に使用するも指1本で止められれしまう。
>閃華裂光拳


使用者:マァム
師ブロキーナから授かった奥義。
異常回復促進呪文『マホイミ』を拳に乗せて、生体組織を破壊する技。
生体組織が停止しているゾンビやオリハルコン軍団のような無機物には無効となる弱点がある。
生きている敵であればバーンも例外でなく、バーンの手にかすった際にひび割れを起こした。
>マホカンタ


使用者:バーン
呪文を跳ね返すバリアを張る呪文。
ドラクエ3で初登場。
攻撃・回復・補助問わずあらゆる呪文を跳ね返すが、メガンテなど一部例外はある。
メドローアは残念ながら例外でなくマホカンタで反射可能である。
ダイの大冒険アニメ57話の原作との変更点・カットシーン


原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- バランを燃やした際に火葬・土葬という言葉がカットされ、『自分で弔いたかったか』に変更
- カイザーフェニックスの炎に包まれた際、原作では炎の中から突然ヒュンケルたちが攻撃を仕掛けたが、アニメでは宣言してから攻撃を仕掛ける。
- 原作ではバーンがマホカンタを使用した際に、ポップがマトリフの言葉を思い出すが、アニメでは事前に警告場面の描写があったため今回はカット。
- バーンに閃華烈光拳が効いたことが判明した際、原作ではバーンが口に出してマァムを挑発するが、アニメでは心の声で挑発している。
- マァムに対してバーンが、無双による優越感を語る際、アニメでは『何を言っているの』と理解に苦しむ描写に変更。
- 原作ではマァムが地上の平和を語ったとき、バーンが怒りを露わにしたがアニメでは落ち着いた口調であった。
- ダイがこれまで教わってきた正義を思い出す描写でブラス・アバン・バランのセリフはカット。
- バーンのイオラの描写が原作より派手な描写に変更。
57話はおおまかな部分は原作通りでしたが、細かい部分で変更がありました。
ダイがこれまで教わった正義を思い出す場面での、ブラス・アバン・バランのセリフはカットしてほしくなかったのが本音です。
ダイの大冒険アニメ57話のネットの口コミ・感想



2回攻撃も絶対に逃げられないバトルを見事に再現してくれたのが大魔王バーン戦でしたね。



ドラゴンボールのフリーザ様同様に、視聴者に絶望を与えた名言ですね。



今回のタイツが破れたマァムは実に素晴らしかった。製作者側の意気込みが伝わってきます。



後半の画力が一気にブーストした感じでしたね。現代アニメの技術の感謝。



みんなが絶望に陥るなか、希望の光となったダイは勇者そのものでしたね。
ダイの大冒険アニメ57話感想まとめ


57話は中盤までは絶望的でしたが、終盤のダイの活躍で光が見えました。
次回は再び絶望的な状況に陥りますが、意外な救世主により予想外の展開に発展するので、今から楽しみですね。


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