ダイの大冒険アニメ60話では、初めて挫折を味わったダイに対し、親友ポップが手を差し伸べる名場面『月夜の散歩』が盛り込まれています。
ダイの大冒険はジャンプ三大原則である勝利・努力・友情が徹底されていますが、今回は友情にフォーカスを当てた話です。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
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2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ60話感想・見どころ
60話の見どころといえば、心が折れて逃げ出した勇者ダイを、 かつては臆病者であったポップが親友の立場で説得するところ。
これまでダイは勇者としての責務を果たすため、強敵と遭遇しても逃げることなく戦ってきました。
どんな相手とも勇敢に戦うのは勇者なのだから当然だろうと周りのキャラも視聴者も感じていました。
しかしながら、大魔王バーンとの1ラウンド目では父バランを失い、最強の剣をへし折られ、仲間を守ることすらできませんでした。
そんな結果にも関わらず、父バランも魂の世界でダイに打倒バーンを託し、目が覚めた現実世界でも、ポップやレオナなどがダイに期待した姿を見て、ダイは無意識的にルーラーでどこかに逃げ出していきます。
無意識的に逃げ出した先は、父バランと初めてテラン王国。
そこでも1人の子どもが大魔王打倒を竜の石像に祈っている姿を見てしまい、大魔王に負けたダイは苦悩して涙を流します。
そんなダイに声をかけたのは、カール王国にいたはずのポップ。
ポップはダイとデルムリン島のときから旅をしているため、ダイに行けてポップに行けない場所はありませんでした。
またポップ自身もルーラを覚えたての頃、想い出の場所に行ってしまった経験があったことから、ダイも同じように想い出の場所に行ったと推測し、見事にビンゴ。
大魔王バーンとの再戦から逃げだしたダイはポップに怒られると思いきや、ポップは叱ることはありませんでした。
なぜなら、ポップ自身がかつては強敵から逃げ出す『逃げだしの大先輩』だったからです。
ポップはダイに『逃げだしの大先輩』である自分が、魔界の神とも呼ばれる圧倒的強敵に、一度負けたにも関わらず、再び挑もうとしているのかダイに語ります。
そして立ち去る前にポップは、ダイに言葉を残します。
ポップはダイを信じていますが、それは勇者や竜の騎士でなく、ダイという一個人に対してです。
ポップのこの言葉には偽りはなく、かつてダイが竜の騎士と発覚し、バランに将来は迫害されると宣告された際も、ポップは『ダイはダイだ!!』と真っ向から全力で否定した経緯もあります。
ダイも一番の親友であるポップの言葉を聞いて、自分の自信喪失の原因を見つけ、再び戦う決断します。
今回のダイを立ち直らす役目は、かつては逃げの先輩であり、共に死線をくぐりぬけて、ときにはダイのために命を投げた(バラン戦のメガンテ)ポップだからこそ心に響きましたし、原作公開から30年以上たっても鮮明に覚えている名場面になったわけです。
今回の名場面はダイの大冒険名場面集20にも入っていますよ。
ダイの大冒険60話『ダイとポップ』の概要
60話は心が折れたダイをポップが支えます。
そして大魔王バーンとのリベンジ戦に向けて、破邪呪文ミナカトールの話が出てきます。
ダイの大冒険アニメ60話のあらすじ
魔王軍からの通告は、明後日の正午にヒュンケルとクロコダインを処刑するという内容だった。
フローラやポップたちは直ちに二人を救出するための作戦会議を敢行し、ダイの名のもとに、今一度全軍の結束を高める必要があると結論づける。
一方、ダイは深い眠りからようやく目を覚ましていた。
だが、先の戦いで心に傷を負ったダイは、勇者の重圧に耐えかねて砦を飛び出してしまう。
彼が向かった先は、バランと初めて会ったテラン王国だった。
自責の念に苛まれるダイ。
すると、そこにポップが現れる。傍らに寄り添うポップに、ダイは自らの苦悩を吐き出す。
ポップはそんなダイを受け止めながらも、自らの想いを伝え、ダイを残して先に砦へと戻る。
ポップの想いに背中を押され再び立ち上がったダイは、砦へと帰還し、一同は再び気持ちを一つにするのだった。
フローラが考えるヒュンケルとクロコダインの救出作戦、そのためには大破邪呪文ミナカトールを手に入れる必要があるという。
そして、その呪文を習得する大役に、アバンなら選んだであろう“5人目のアバンの使徒”としてレオナを指名する。
だが、レオナはアバンの教えを受けていない。フローラはそんな彼女のために、アバンの過去を語り始める……。
公式サイトより引用
アニメ第60話は原作24巻217話”処刑宣告の罠”の途中から220話”五つめのしるし…!”の序盤までだよ。
ダイの大冒険アニメ60話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
竜の騎士の一族であるが、父バランと違い、正統たる竜の騎士ではない。(人間と竜の騎士のハーフ)
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
勇者という責務に耐え切れず逃げ出してしまうが、ポップとの会話のなかで再び戦うことを決断する。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たし、弱気になったマァムやダイを精神的に支える場面もある。
ポップのかっこよさを知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
武道家らしく素早さは高く、力においてもクロコダインを驚かす場面もある。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っている。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカの王女であり、ダイとはデルムリン島からの付き合い。
ダイを勇者と認め、かつてアバンを家庭教師として手配した経緯もある。
リーダーシップがあり、周りからも信頼を置かれている。
フローラより5番目のアバンの使徒の推薦を受ける。
>フローラ
公式サイトより引用
カール王国の女王。
かつての超竜軍団の襲撃でカール王国は滅ぼされ女王も行方不明になっていたが、魔王軍に反撃する機会を狙っていた。
かつて王女だった頃の騎士団にアバンやマァムの父ロカが所属しており、2人のことを良く知っている。
気の強いレオナ姫が尊敬する指導者でもある。
ダイの大冒険アニメ60話で登場した呪文・技
ルーラ
使用者:ダイ、ポップ
一度訪れた町に瞬時に飛んでいける呪文。
物理的に飛ぶために天井やバリアがあるとダメ。
ドラクエ原作プレイヤーならルーラ使用で天井に頭をぶつけた経験は一度はあるはず。
ダイの大冒険アニメ60話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- ヒュンケルが牢屋で思い出すエイミの姿が、原作では落ち着いた感じであるが、アニメでは涙を流している表情に変更。
- 獣王遊撃隊の隊員10号までの紹介がカット。『ちょっと小粒な隊員が多すぎる』というチウのセリフもカット。
- ダイが逃げ出す際、原作ではゴメちゃんがダイを見かけたことをチウに報告するがアニメではカット。
- 原作ではテランで祈っている子どもにダイが声をかけるが、アニメでは見守るだけ。
- ポップまで姿を消した際、原作ではレオナがフローラに『彼も本物…のはずですから』と苦し紛れのフォローをし、マァムが『ダイのところに行ったんだわ』と安堵の表情を見せるが、アニメでは全面カット。
- 作戦会議の集合時に、弱気なゴメスに対し反論するチウの場面がカット。
- アニメではダイが立ち直り、皆の前にスピーチした後に、ポップが『おせえぞ、お前』と声をかける場面が追加。
- フローラがアバンにしるしを持っていた際、ポップたちの『フローラ様もアバンの使徒?』のやり取りがカット。
- レオナがフローラから『アバンの使徒の5人目』を認定された際、試練の引き受けはするも、本当にアバンの使徒と名乗っていいのか困惑する場面が追加。また、そんなレオナに対しフローラがアバンの過去を語る場面が追加。
60話はところどころのカットと一部原作とは異なる部分がありました。
とくに、このタイミングでフローラがアバンの過去を語り、来週は特別読み切り編(アバンの旅立ち)に突入するのは完全に想定外でした。
ダイの大冒険アニメ60話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ60話感想まとめ
60話ではポップの支えもありダイが完全復活しました。
次回はまさかのアバン編に突入。
今回のアニメでは取り上げされないと思っていたので、今から楽しみですね。
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