67話の主役は、ポップのことが好きだけど、これまで控えだったメルルと、自分の力ではどうにもならず1人悩むポップの2人。
メルルの勇気ある行動が、ポップの勇気の力を覚醒させたのですが、大人になって今回の場面を見ると、他のメンバーとは違うことに劣等感を抱くポップに共感してしまいジワリときますね。

こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。

『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ67話感想・見どころ


ダイの大冒険67話の見どころは、メルルの勇気がポップの心の悩みを吹き飛ばし、ポップのアバンのしるしが光ったことです。
これまでのメルルとポップについて、経緯を簡潔に解説します。
出会ったときからポップが好きだったメルル
ポップは終盤では敵・味方問わず多くのキャラから一目置かれる存在になりますが、最初からポップのことを高評価していたキャラはメルルだけです。


メルルとはバラン戦のあと、一旦お別れするも、世界サミットで再会。
この再会も、世界サミットに参加すればポップに出会えるかもという期待から現れた行動でした。
世界サミットでは、ポップが好意を示しているマァムとも出会い、複雑な気持ちになるも、マァムの人柄を見てやや諦めモードになるメルル。
それでもポップへの気持ちを止めることはできず、決戦の場となるカールの地へポップたちと共に行動します。
余談ですが、エイミもヒュンケルへの想いから、メルル同様に決戦の場に赴きますが、ポップはエイミの真意(ヒュンケルが好きだから同行する)には気がつきますが、メルルの真意には気がつきませんでした。
その後の破邪の洞窟探索においても、ポップたちの力になりたいという思いから、戦闘スキルはないにも関わらず洞窟探索メンバーに立候補します。
メルルは最初は引っ込み思案でしたが、ポップの勇気ある行動に惹かれ、ポップのそばにいたいがために、危険な場所についていくも、ポップへの好意を伝えれば今の関係が崩れそうで、言えずじまいでした。
自分が特別な存在でないことに苦悩するポップ


アバンのしるしを光らすためには、その者のみだけが持つ特別な魂の力が必要となる。
ポップは自分のアバンのしるしが光らないことに対し、仲間とのルーツの違いに気がつきます。
- ダイ・・神が造りし竜の騎士
- レオナ・・王家の者
- マァム・・両親がアバンのメンバー
- ヒュンケル・・幼少期からアバンとミストバーンに鍛えられた戦闘のプロ
- ポップ・・平凡な武器屋の息子
単純な戦闘力であれば努力で補うことができますし、実際にポップはメドローア習得など命がけで強さを高めてきました。
しかし、ルーツとなると自分の力ではどうにもなりません。
これまで努力してきたポップにとって最後の壁は『ルーツ』となり、ダイたちに相談をしたら『自分は皆とは違う者』と仲間外れになることを恐れたことから、1人で劣等感に苦しんでいました。
さらにややこしいことに、ポップはマァムのことが好きで、これまでの頑張りの原動力がマァムのためという理由もあったため、マァムにはとくに自身の劣等感を知られたくない気持ちがありました。
メルルとポップの運命の日
ポップはアバンのしるしを光らすことができないまま、決戦当日を迎えます。
ここで失敗したらバーンパレスに乗り込むこともできず、地上世界は滅ぼされてしまいます。
ぶっつけ本番で挑むも、やはりポップのアバンのしるしは光りませんでした。


ダイたちは本心でポップに自信を付けさせようと声をかけますが、ダイたちに劣等感を抱いているポップの心には響きません。
今、この状況のポップの心に響くのは『できる』側の人間でなく、『できない』側の人間です。
さらにポップの心をえぐったのがマァムの言葉。
マァムはポップを褒めつつ、言葉の締めとして『あなたを誰よりも尊敬している』と言ってしまいますが、ポップはマァムのことが好きだったので、ポップへの気持ちが仲間同士の尊敬にすぎないことにショックを受けます。
この一連の流れをメルルは間近で見ており、ポップのせいでミナカトールが失敗してしまうことに動揺しつつ、大好きで憧れの存在であるポップのために自分が役立てることを模索します。
同じく、この一連の流れに勘づいたザボエラは、バーンへの貢献度を高めるためにポップの命を奪おうと、猛毒の鎖を光弾としてポップに放ちます。
唯一、ザボエラの邪悪なオーラに気がついたメルルは、
- ポップのために役立ちたい!
- ポップなら必ずアバンのしるしを光らすことができる!!
そう信じて、ポップをかばい瀕死の重傷を負ってしまいます。


アバンのしるしを光らすことができず、その場から逃げ出そうとした最低な自分のために、メルルが死んでしまうことに憤慨するポップに対し、レオナが横から割り込み、メルルはポップが好きであることを伝えます。




メルルはレオナに酷いと言いつつも、自分は勇気がないから一生言えなかったことを告白すると同時に、そんな勇気のない自分がキライだったことをポップに伝えます。


メルルは自分の死期を悟り、ポップに最後のお願いをします。
そのお願いとはポップの好きな人の名前を言ってほしいこと。
メルルはすでに答えを知っていますが、
- 自分の恋を諦めさせたい!
- 今度生まれ変わったときはポップのような勇気ある人になりたい!
そのような思いからポップにいじわるなお願いをしたのでした。
メルルの最後の願いに対し、ポップは勇気を振り絞りマァムが好きであることを大声で叫びます。


その瞬間、ポップのアバンのしるしが光ったのでした。


ポップの特別の力こそが『勇気』であり、ポップはこれまで劣等感から仲間外れにされることを恐れていたため、アバンのしるしが光らなかったのでした。
ポップはメルルに自分のしるしが光ったことを伝えるも、メルルはすでに意識もなく目を閉じていました。
ポップは自分のためにメルルを死なせたく強い気持ちから魔法力が覚醒。


なんと魔法使いでありながら回復系の魔法力を解放したのでした。(ドラクエ3で攻撃呪文と回復呪文を使いこなせるのは賢者だけ)





メルルの勇気ある行動と、メルルの最後のお願い(質問)に対するポップの勇気ある回答が、これまでポップを縛り付けていた鎖を解放し、結果としてアバンのしるしを光らせたのでした。
ダイの大冒険アニメ67話『大破邪呪文の危機』の概要


67話はメルルとポップが話の中心となります。
ダイの大冒険アニメ67話のあらすじ
ミナカトールを発動すべく、一人ずつアバンのしるしを光らせていくダイたち。
だが、ポップのアバンのしるしだけはなぜか一向に光る気配を見せない。
マァムは肩を落とすポップを必死に励まそうとするが、そんな彼女の言葉にポップの心はかえって傷ついてしまう。
強力なモンスターが大量に戦場へと投入され、戦いはいっそう激化し、ポップたちにさらに焦りが募っていく。
アバンの使徒たちの狙いに気づいたザボエラは、密かにポップの暗殺を画策していた。
ポップが魔法円から逃げ出そうとしたその瞬間に、彼をめがけて毒牙の鎖を放つザボエラ。
しかし、占い師のメルルが、その邪悪な企みを察知し、自らを犠牲にしてポップを庇い深い傷を負ってしまう。
突然の出来事に愕然とするポップ。
瀕死のメルルは秘めていたポップへの想いを伝えると、ポップに好きな人の名前を言うよう懇願する。
ポップはためらいながらも勇気を振り絞り、マァムの名前を叫ぶのだった。
すると彼のアバンのしるしがまばゆく輝き始める。
ポップが持つ魂の力は「勇気」だったのだ。
さらに、メルルを助けたいと強く願ったとき、ポップは新たな力に覚醒する!
公式サイトより引用



アニメ第67話は原作26巻の”魔王軍団包囲網‼”の序盤から”その人の名は…‼”までだよ。
ダイの大冒険アニメ67話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
竜の騎士の一族であるが、父バランと違い、正統たる竜の騎士ではない。(人間と竜の騎士のハーフ)
夢の中で両親に大魔王との戦いの決意表明をする。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
さらに自分を庇って瀕死の重傷を負ったメルルを救うために、回復系呪文も使える賢者にランクアップした。
ポップのかっこよさを知りたい方はこちらの記事がおすすめ!
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
武道家らしく素早さは高く、力においてもクロコダインを驚かす場面もある。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っており、アバンにしるしも慈愛の心に反応した。
ただし、恋愛そのものはかなりの鈍感であり、ポップの気持ちには気づいていなかった。
>メルル
公式サイトより引用
ポップに対して密かに恋をしていた占い師。
占いの能力は極めて高く、危機を事前に察知することができ、破邪の洞窟攻略ではレオナ・フローラと共に参加することを立候補した。
引っ込み思案であるも、ポップのそばにいたく危険な地にも同行するなど、勇敢な一面もある。
ポップのために役立つことを常に考えており、ポップの危機にいち早く気づき、ポップをかばい瀕死の重傷を負ってしまった。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカの王女であり、ダイとはデルムリン島からの付き合い。
ダイを勇者と認め、かつてアバンを家庭教師として手配した経緯もある。
リーダーシップがあり、周りからも信頼を置かれている。
フローラより5番目のアバンの使徒の推薦を受け、破邪の洞窟でミナカトールを習得した。
言いたいことはハッキリ言うタイプで人の恋話には敏感。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、魔王軍時代はミストバーンを師としていた。
義に熱い戦士でありラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たした。
>ザボエラ
公式サイトより引用
魔王軍六団長の1人、妖魔司教。
出世欲が高く狡猾な性格で、保身や出世のためなら主も平気で裏切る。
魔王軍メンバーからも信頼されていなかったが、バーンを助けた功績から『魔軍司令補佐』の肩書を得る。
バーンへの貢献度を上げるためにポップの命を狙うが、メルルに邪魔されてしまうばかりか、ポップ覚醒のきっかけまで作ってしまった。
ダイの大冒険アニメ67話で登場した呪文・技
なし
ダイの大冒険アニメ67話の原作との変更点・カットシーン


原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- 原作では、これまで見たことがないモンスターを見て驚いたノヴァに対し、ザボエラが魔界のモンスターであることを解説するが、アニメではザボエラが自分から勝手に解説する。
- 原作では魔界のモンスターはドラクエ4・5が主体であるが、アニメではドラクエ11に登場するモンスターも混在している。
- 原作ではザボエラが魔界のモンスターの解説をしたとき、ダイが過去のニセ勇者たちとの戦いを思い出す場面があるが、アニメではニセ勇者戦での魔界のモンスターが登場する場面がカットされたため、今回の思い出場面も連動してカット。
- チウが裏切り小僧のようなモンスターA・Bと奮闘する場面がカット。
- 魔界のモンスターが攻め込むなか、チウが仁王立ちして仲間に勇気を与える場面が追加。
- 原作ではビースト君が魔界のモンスターの群れにフラフラ歩いていくだけだが、アニメではサイおとこ系のモンスターを蹴り飛ばす場面が追加。
チウの奮闘場面がカットされてしまったのは残念でしたが、メルルとポップのやり取りは原作を完全に再現してくれたので良しとしましょう。
ダイの大冒険アニメ67話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ67話感想まとめ


67話ではメルルの勇気がきっかけでポップは最大の壁を乗り越えることができました。
弱き心を克服し、魔法使いとしても覚醒したポップは今後も頼もしい仲間となって活躍してますし、見どころ満載なので今から今後の戦いが楽しみですね。


- 初回31日間は無料で視聴でき600ポイント付与される
- 動画視聴だけでなく漫画・雑誌・書籍も楽しめる
- 倍速機能も同時視聴もダウンロードも可能
- 最大4つのアカウント作成が可能
- 料金は月額2,189円だけど毎月1200ポイントが付与
- 購入ポイント還元はクレジット払いで40%とお得
- 総配信数もアニメ配信数も業界1位
- 過去作品だけでなく最新作品のトレンドにも対応
- アダルト作品も5万本が見放題と充実
『ないエンタメがない』がキャッチフレーズのU-NEXTは、多くのジャンルで業界1位の配信数を誇っており、アニメ部門においてもDアニメを抜き業界1位となっています。
31日間の無料お試し期間があるので、期間内に気になるアニメや映画・ドラマを全て視聴すればお金は一切かかりません。
動画視聴の機能面でも、他のサービスと比べて高い機能を誇っているため使い勝手で不自由は感じません。
動画配信サービスだけでなく、漫画・書籍・雑誌も扱っているため、複数社のサービス利用に煩わしさを感じる方におすすめです。
男性陣の場合、アダルト作品が見放題だけで5万本ある点も見逃せません。
料金は2,189円と高く感じますが、毎月1,200ポイント(1ポイント1円)が付与されるため、実質負担は1,000円を下回ります。
クレジット払いで購入すれば支払い額の40%が32日後にポイント付与される点も大きく、例えばダイの大冒険を全22巻購入すれば、5,975ポイント(679円×22巻×40%)がポイント還元されるため、ポイント払いで『ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』を入手することもできます。



U-NEXTはオールマイティ―なサービスなので、電子書籍も動画視聴を定期的に楽しむのであればコスパは高いです。
U-NEXTの無料登録手順
- U-NEXTのTOPページにある「まずは31日間無料体験」を選択
- 個人情報を入力
- 支払情報を入力
- 登録完了したらホームボタンをクリック

