68話では、ダイとハドラーの自身の誇りを守るための決闘申出が話題になりましたが、69話ではマァムとアルビナスが自分以外の誰かを守るための対決となります。
68話が誇りをかけた男同士の戦いであるなら、69話は想いをかけた女同士の戦いとなります。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
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2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ69話感想・見どころ
69話の見どころは、マァムとアルビナスの想いをかけた戦いです。
アルビナスはヒム同様にハドラーに対する忠誠心は高いです。
しかし、ハドラーの命を懸けた最後の望み(ダイとの決着)を叶えるために、捨て石になろうとしたヒムに対し、アルビナスはハドラーを救うために、ハドラーの生き甲斐となっているダイまでをも自らの手で倒そうと考えていました。
なぜ、忠誠心が高いのに、考えが異なるのか。
それは、アルビナスにとってハドラーは守るべき存在であったからです。
アルビナスはたとえハドラーの理念に反し、処罰を受けることになってでも、ハドラーを救いたかったのです。
一方、アルビナスと対面するマァムは、魂の力が『慈愛』であることから、アルビナスの気持ちに共感してしまい、戦いに踏み切ることができず、一度は戦うことを諦めてしまいますが、かつてのアバンの教えを思い出します。
そして、マァム自身も守るべき存在(ダイ・ポップ・ヒュンケル等)がいることに気がつき、ここで負けるわけにはいかないと吹っ切れます。
こうして、お互い守るべき者のために戦うことになります。
このマァムとアルビナスの戦いの独自の特徴は女同士の戦いであること。
振り返るとダイの大冒険では女性の敵キャラはおらず、アルビナスが初の敵となります。
決着はアルビナスの驕りとマァムの閃きにより、なんとかマァムが勝利を掴みますが、アルビナスは『マァムのほうが誰かのために戦う気持ちが強かった』から負けたと伝えます。
そして最後のセリフで、駒である自分では人間であるマァムに『想いの強さ』では、やはり勝てなかったと言い残していることから、無意識ながらマァムに対して劣等感を抱いていたことがわかります。
もしくは、戦いの最中でアルビナスが『駒は戦いの道具‼人を愛する資格はない!』と感情を露わにしてマァムに言い放っていたことから、自身の感情を無理やり抑え込んでいたのかもしれません。
これまでアルビナスはオリハルコン親衛騎団のリーダーとしての顔が強かったですが、最後は個性が強く伝わってきました。
ダイの大冒険アニメ69話『愛の超激突』の概要
69話はマァムとアルビナス、ヒュンケルとヒムとの戦いに決着がつきます。
ダイの大冒険アニメ69話のあらすじ
アルビナスの目的はハドラーを死の運命から救うことだった。
普段マントで覆い隠していた両手両足を露わにし、マァムに容赦ない猛攻を仕掛けていくアルビナス。
ハドラーを想う彼女に共感するマァムは戦いをためらうが、アルビナスにはどんな説得も通用しなかった。
その想いの強さに、マァムは次第に追い詰められてしまう。
そのとき、マァムの脳裏にかつてアバンがくれた言葉が蘇る。
正義なき力が無力であると同時に、力なき正義もまた無力――。
自分にも守るべき人がいることを思い出したマァムは、アルビナスと戦うことを決意すると、ロン・ベルクから託された新たな武器・魔甲拳を鎧化(アムド)し、親衛騎団の最強の駒・女王(クイーン)に立ち向かっていく。
強靭なボディとスピードを誇るアルビナスの攻略は容易ではなかったが、マァムは相手の機動力の高さを利用して形勢を逆転させ、武神流奥義・猛虎破砕拳で勝負に決着をつける。
身体を砕かれたアルビナスは、マァムの想の強さを認め、爆散するのだった。
哀しい結果を迎えつつも勝利を収めたマァムは、同じくヒムを退けたヒュンケルと合流する。
そのころポップは、魔法を跳ね返すシャハルの鏡を持ったシグマ相手に苦戦を強いられていた。
公式サイトより引用
アニメ第69話は原作26巻の”女王‼秘めたる決意”から原作27巻”想いよ走れ…‼”の終盤までだよ。
ダイの大冒険アニメ69話の主な登場キャラ
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
武道家らしく素早さは高く、力においてもクロコダインを驚かす場面もある。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っており、アバンにしるしも慈愛の心に反応した。
ただし、他人へ与える愛は強くても、自分にための愛は鈍感で、マァムを想うポップの気持ちには気づいていなかった。
バーンパレスではアルビナスと戦い勝利を収める。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、魔王軍時代はミストバーンを師としていた。
義に熱い戦士でありラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
アバンの使徒の長兄としての自覚があるのか、メンバーの中では落ち着いた存在である。
バーンパレスではヒムと戦い勝利を収める。
>アルビナス
公式サイトより引用
ハドラー親衛騎団:女王
ハドラー親衛騎団の統括者であり、普段は戦力をセーブするために両手両足は封印している。
ヒム同様にハドラーに対する忠誠心は高いが、ハドラーの意を汲んで行動するヒムと違い、ハドラーのためなら、ときとしてハドラーの意を汲まずに行動することもある。
最終決戦でもハドラーを助けるために、独断でダイメンバーの全滅を狙うも、マァムとの戦いに敗れた。
>ヒム
公式サイトより引用
ハドラー親衛騎団:兵士
近距離戦での戦いが得意で、左拳に熱を集中させる必殺技『ヒートナックル』を使用。
性格はイケイケな感じであるが、ハドラーに対する忠誠心は極めて高く、性格もハドラーに似ている。
最後の戦いの相手としてヒュンケルを選ぶも、覚醒したヒュンケルとは戦力差があり、ブラッディースクライドで体を貫かれ、バーンパレスから地上へ落下した。
ダイの大冒険アニメ69話で登場した呪文・技
>猛虎破砕拳
使用者:マァム
武神流奥義の1つで物理的破壊力が最も大きい技。
全闘気を一点集中させる必殺技であるが、衝撃で自身にもダメージがくる欠点がある。
オリハルコンの体を持つアルビナスを撃破するために使用。
>ベホイミ
使用者:マァム
ホイミ系【回復】の中級呪文。
ドラクエ1から登場する呪文。
>ブラッディースクライド
使用者:ヒュンケル
かつてアバンを育て親の仇と勘違いしていたヒュンケルが憎しみから編み出した必殺技。
貫通力の高い必殺技であり、オリハルコンの体を持つヒムの体に穴をあけた。
>サウザンドボール
使用者:アルビナス
閃光のような無数の針を広範囲に放つギラ系統の必殺技『ニードルサウザンド』を圧縮した技。
威力はベギラゴン級なうえ、溜め動作なしで放てるのが特徴。
ダイの大冒険アニメ69話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- アルビナスのセリフ『たとえこの身がどうなろうとも、あの方(ハドラー)の生命だけは守りたい』がカット。
- 原作では女王とは『僧正と城兵の機動力を持つ盤上最強のコマ』に対しアニメでは『チェス最強のコマ』と簡潔に説明。
- マァムのアルビナス評価『ベギラゴン級の呪文を連発できるなんて、ハドラーいえバーン並』がカット。
- 原作ではアルビナス攻略を、父と長老のチェスのやり取りをヒントに思いつくが、アニメではやり取りが全カットされ、ノーヒントで思いつく。
- ヒュンケルVSヒム戦が、原作ではヒュンケルの膝の刃がヒムの体に刺さった後にトドメを刺されるが、アニメではいきなりブラッディースクライドでトドメを刺される。
マァムがアルビナス攻略の突破口を閃く際の父と長老のチェスのやり取りは、昔のマァムを久々に見れる機会だったのでカットはやや残念でした。
また、ヒュンケルとヒムの戦いは原作でもあっという間でしたが、アニメでは一部カットでさらにあっという間という感じでした。
ダイの大冒険アニメ69話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ69話感想まとめ
69話では久々にマァムの戦いを堪能することができました。
次回はいよいよ覚醒ポップとシグマとの戦い。
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