ダイの大冒険73話は裏主人公と呼ばれているポップとハドラーが交わる神回です。
ハドラーを最期を看取ったのが、ハドラーの人生を変えたアバンの使徒の絶対的存在であるアバンであったことも感無量。
個人的には全話を通じても73話がランキング1位の神回という認識です。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ73話感想・見どころ
73話は時間は30分ですが、劇場版級の容量がつまっているため、見どころのオンパレードです。
- ハドラーとポップがお互いを敬う
- 絶望の状況を救った伝説の勇者
- 感謝の意を伝える最期のハドラー
今回の名場面はこちらでも熱く語っています!
ハドラーとポップがお互いを敬う
絶望の炎から脱出するチャンスを掴まなかったポップ。
『なぜ脱出をためらった』と問うハドラーに対し、ポップは『あんた(ハドラー)に見とれちまった』と回答。
自分の誇りをかけて仲間と共に戦うハドラーの姿を見て、ポップはハドラーを自分たちと同じであると感じていたのです。
だからこそ、放っておいてもハドラーはすぐに朽ち果てると頭で理解していても、心でブレーキがかかってしまったのです。
ハドラーはそんなポップの想いを聞いて、大粒の涙を流します。
そして、生まれて初めて人間の神に祈ります。
祈りの内容は『ポップという素晴らしい男を、自分にような悪魔のために死なせないでくれ!』とポップを最大限敬ったものでした。
物語序盤のデルムリン島でハドラーとポップが顔を合わせたとき、誰がこのような名場面を想像できたのでしょうか!
物語を通じて成長を果たしたハドラーとポップが交わる作中屈指の名場面と言えます。
絶望の状況を救った伝説の勇者
ハドラーとポップの熱いやり取りがあるも状況は最悪で、もはや今いるメンバーでは打つ手はなし。
キルバーンもポップが戦線離脱することを確信して、ピエロと祝杯を挙げていました。
ポップも死を受け入れ、ハドラーも人間の神に祈ることぐらいしかできませんでした。
しかし、ハドラーの初めての祈りは届きました!
突如、上空から羽が降り注ぎ、光と共にキルバーン自慢の炎が完全に消えたのです。
そして、ある男が登場します。
その男の正体はかつてデルムリン島でのハドラー戦でメガンテを使用し、命を落としたアバンだったのです。
アバンの登場に、ダイ一味もハドラーも驚きを隠せませんでした。
それほど、アバンはダイたちにとって大きな存在でしたし、ハドラーにとっても特別な存在だったのです。
感謝の意を伝える最期のハドラー
ハドラーはアバンに、これからの大魔王との戦いには、お前(アバン)の力こそが必要だと伝えます。
さらに弟子たちは自分の生き方を変えてしまうほど素晴らしい存在だったとアバンに感謝の意を伝えます。
さらに初めて祈った神にも感謝の意を伝えます。
ハドラーが初めて神に祈ったことにより以下のような奇跡が起きたからです。
- ポップが助かる
- 自分がダイたちから奪った大切な存在(アバン)が戻ってきた
- 死に場所は最も馴染みのあるアバンの腕に中であった
原作では表現されていませんでしたが、最期にハドラーが見た光景が、アバンの顔と青空であった演出も逸脱すぎでした。
ハドラーはダイ達に対し、過去にアバンを奪ったという負い目がありましたが、アバンが生きていたことで禊が完全に終わり、まぎれもない『仲間』になった点も見逃せません。
さらに言うなら、ハドラーの最期をダイの大冒険アニメ初の特殊EDで演出してくれた製作者の心意気にも感激です。
ダイの大冒険アニメ73話『炎の中の希望』の概要
73話はダイを逃がすも、ポップはハドラーと炎の中に残ってしまい、そこで熱いやり取りが行われます。
最後の締めは、まさかのキャラが颯爽と『もうダメだ!』と諦めていたポップとハドラーを助けてくれます。
ダイの大冒険アニメ73話のあらすじ
キルバーンの卑劣な罠により、魔界の炎に閉じ込められてしまったダイ、ポップ、ハドラー。
強烈な炎は少しずつ彼らの心身を追い詰めていく。
呪文で炎をせき止めていたポップも徐々に消耗。ダイとポップの脳裏に絶望がよぎり始める。
そんなとき、二人を鼓舞したのはハドラーだった。
宿敵からの喝によって再び勇気を取り戻したポップは、最後の脱出策を思いつく。
それは、ポップが炎の天井に向かってメドローアを放ち、上空が開けた瞬間にダイがルーラで脱出するという方法だった。
ポップに代わりハドラーが炎を受け止め、その間にダイとポップは作戦を実行する。
ダイは見事に脱出を果たすが、崩れゆくハドラーに気を取られたポップは脱出し損ねてしまった。
ポップとハドラーが炎に飲み込まれんとしたそのとき、何者かが放った5枚の羽根が光の魔法陣となって魔界の炎を消失させる。
一同が声がしたその方向に目をやると、そこにいたのは、なんとアバンだった!
今にも消滅しようとするハドラーを抱きかかえ、感謝の言葉を告げるアバン。
ハドラーはアバンの背後に迫りきていたキルバーンを最後の力で退けると、アバンの使徒に対する賞賛の言葉を残して空へと消えていくのだった……。
公式サイトより引用
アニメ第73話は原作28巻の”炎の中の希望‼”の序盤から”復活‼大勇者”までだよ。
ダイの大冒険アニメ73話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
竜の騎士の一族であるが、父バランと違い、正統たる竜の騎士ではない。(人間と竜の騎士のハーフ)
大魔王との敗北で一度は心が折れるもポップのサポートがあり復活。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ポップのかっこよさを知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
>アバン
公式サイトより引用
元勇者でダイやポップの師。
デルムリン島でハドラー相手にメガンテを使用し命を落としたと思われていたが生存。
外部から誰も破れなかったキルバーン自慢のトラップを一瞬で打ち消すなど、特殊な力を持っている。
ハドラーに打倒バーンの遺志を託される。
>ハドラー
公式サイトより引用
元魔軍司令官。
打倒アバンの使徒を生涯の目標とするため、魔族の体を捨て超魔生物に改造する。
大魔王バーンに黒のコアを仕掛けれたことをきっかけに反旗を翻す。
残り少ない人生を、打倒勇者に懸け、ダイに決闘を申し出た。
戦いには敗れるも、ダイたちのおかげで濃厚な人生を送れたことに感謝の意を伝え、最期はアバンに打倒バーンの遺志を託し、アバンの胸の中で力尽き灰化した。
ハドラーの魅力はこちらの記事で紹介しています。
>キルバーン
公式サイトより引用
ミストバーンと並ぶ魔王軍の重鎮。
通称『死神』と呼ばれ、軍団長など身内の粛清が主な業務。
真っ向から戦うのでなく罠や呪法を使用して、敵を嵌めるのが得意。
自慢のトラップが破られたことに危機感を覚え、アバンを始末しようとするも最後の力を振り絞ったハドラーに迎撃された。
ダイの大冒険アニメ73話で登場した呪文・技
>メドローア
使用者:ポップ
触れたものを消滅させる師マトリフから授かった極大消滅呪文。
最強の魔法力を放つ呪文でもあり、ダイヤの9の八方からの中央に集まる炎を吹き飛ばすために使用。
>ルーラ
使用者:ダイ
イメージした場所に瞬間移動できる呪文。
ドラクエ1から登場。
障害物があると使えず、ドラクエ原作でも洞窟で使用すると天井に頭をぶつけて失敗に終わる。
>ダイヤの9
使用者:キルバーン
キルバーンのキル・トラップの1つ。
8つのダイヤから魔界最強の炎柱を召喚し、中央の光点に炎を集め、中にいる生物を灰と化するキルバーン最高の自信作。
外側からの干渉は困難なうえ、魔法系以外の攻撃ではびくともしない。
ダイの大冒険アニメ73話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- 原作のナレーションはなくなり、代わりに演出だけで表現
- アニメではキルトラップの最後が不発に終わった際、キルバーンが『なぜだー』と激しく叫び動揺。
- アニメではハドラーが最期の瞬間を迎えるとき、ハドラー目線の演出が追加。
原作ではポップが脱出に失敗した際とアバン復活の際にナレーションがありましたが、アニメ版ではナレーションの代わりに演出のみで視聴者に状況を伝えていました。
そのせいか臨場感がいつも以上に伝わってきました。
ダイの大冒険アニメ73話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ73話感想まとめ
今回は紛れもない神回でした。
不正アクセスの影響で1か月以上もお預けをくらい、我が子もダイの大冒険に対する熱が冷め気味でしたが、今回の演出で再び火がつきました。
次回はさっそくアバンの活躍が見れるので今から来週が楽しみです。
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