ダイの大冒険76話では、前半はバーンパレス編、後半は久々の地上編に戻ります。
地上編では一致団結した人間側が魔王軍を追い込み、ザボエラがミストバーンを利用して逃げようとしますが、ミストバーンはザボエラをよく思っておらず、あっさり見捨てられます。

六軍団長のなかでは戦闘力が最も低いザボエラ1人では、地上に残る勇者軍を相手にするのは、さすがに無理があると思いきや、ついにザボエラが本領発揮します。

こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。

『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ76話感想・見どころ


76話の見どころはザボエラの本領発揮です。
魔王六団長は、どのキャラも強く、1戦目のバトルでは決着がつかず、2戦目に持ち越すなど見せ場がありました。
しかし、最前線で戦うことをしなかったザボエラには見せ場はありませんでした。
初めてダイたちと戦ったバルジ島では、クロコダインの登場により形勢逆転され、部下を囮にしてあっさり逃亡。
2戦目はバラン戦後のハドラーとの奇襲でしたが、奇襲に失敗し、マトリフとハドラーのベギラゴン対決に参入するも、ダイの登場によりギリギリのところで撤退。
3戦目は魔王軍での立場が危うくなったことに感づき、初めて己の意志で戦線に赴くも、ヒムの登場により捕獲。
なぜ、ザボエラは見せ場がなかったのか?
戦力として弱いからです。
ザボエラは軍師のような役割で直接戦うのは得意でありません。
また、強いの認識も他の軍団長とは異なり、ザボエラにとって強さとは、戦場で最後まで生き残ることです。
リスクを極力減らしつつ、戦場での成果を上げていくのがザボエラにとっての強さなので、成果を上げられるのであれば、自分が戦う必要はありません。
そんなザボエラですが、ピンチの状況でミストバーンを利用して自分は逃げるつもりが、見透かされて捨てられてしまいます。






ザボエラと選択肢は2つしかありません。
地上の人間たち相手に勝利するか、この場を撤退し成果なしを理由に処刑されるか。
実質的には、人間たち相手に戦って勝利するか、ザボエラに生き残る道はないわけですが、相手は人間の中でも精鋭の兵士のほかロモス大会の戦士たちもいます。
クロコダインやノヴァのほか、ミストバーンと互角の戦いを見せたロン・ベルクもおり、この状況下で勝利を収めるのは、バランやハドラー級の力は必要です。
クロコダインがザボエラに降伏を促すも、ザボエラはなぜか高笑い。
そう、ザボエラにはまだまだこの手を汚さずとも戦う術はあったのです。
なんとザボエラは瀕死の部下たちにトドメを刺して自分の元に集結させます。




ここでザボエラが自身の理想の能力について語ってくれます。






ザボエラの理想に対しノヴァが完全にドン引き。
しかしながら、ザボエラの登場時からの理念である、戦場で最後まで生き残ることからはブレていません。
自身が直接戦うことは死のリスクがあるので、あくまでも他者を利用するあたりがザボエラらしいですが強さは本物。
これまでミストバーンと互角の戦いをしたロン・ベルクの剣術ですら、ザボエラ自身にダメージを与えることはできませんでした。
物語も終盤になって強さインフレが加速するなか、非力なザボエラにも違和感なく見せ場を作ってくれたことや、自身が研究していた超魔生物を最後の切り札にしてくてたことに感謝です。
そして、ザボエラの理想は現実世界でも見かける光景ですね。
『ワシの理想‼それは自分は一切働かず、思い通りに動かせて一方的に働かせることができる…そんな従業員』
一部の経営者に当てはまりますね。



まぁ、ザボエラの場合はあえて部下を己の手で殺したことが最低であり、もし仮に部下が全員死んでいたら、ここまで非難は浴びなかったかなと思いますね。
ダイの大冒険アニメ76話『正義の快進撃』の概要


76話では戦いの舞台が久々の地上編に戻ります。
ダイの大冒険アニメ76話のあらすじ
アバンの破邪の秘法によってついにバーンパレスの門は開かれた。しんがりを務めるヒュンケルに背中を預け、ダイたちは城内へと突入する。
しかし、激戦に次ぐ激戦で、ポップは体力も魔法力も底を尽きかけていた。
アバンは一時休憩を提案。攻撃用の金の羽「ゴールドフェザー」とは異なる、回復用の「シルバーフェザー」でダイとポップの魔法力を回復し、その間にレオナと二人で城内の探索へ出発する。
弟子たちの前を離れたアバンは、レオナにだけとある願いを伝えるのだった。
一方そのころ地上では、一致団結した人間たちがザボエラのモンスター軍団を圧倒していた。
形勢の不利を悟ったザボエラはミストバーンを利用して撤退しようとするが、ミストバーンはそんな企てを一蹴。
ザボエラを置いて一人バーンパレスへと帰還する。
クロコダインは残されたザボエラに降伏を進めるが、ザボエラは切り札を発動。
虫の息だったモンスター軍団を皆殺しにしてその死骸を自らのもとに集め、「超魔ゾンビ」と化したのだ。
すぐさま超魔ゾンビを攻撃するロン・ベルク。
しかし、彼の剣は超魔ゾンビの強靭な肉体によって砕け散ってしまった……!
公式サイトより引用



アニメ第76話は原作28巻の”破邪の秘法”の終盤から原作29巻の”究極の結論…‼?”までだよ。
ダイの大冒険アニメ76話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
竜の騎士の一族であるが、父バランと違い、正統たる竜の騎士ではない。(人間と竜の騎士のハーフ)
ハドラーとの一騎打ちで勝利を収める。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ポップのかっこよさを知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っており、アバンにしるしも慈愛の心に反応した。
ただし、他人へ与える愛は強くても、自分にための愛は鈍感で、マァムを想うポップの気持ちには気づいていなかった。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、魔王軍時代はミストバーンを師としていた。
義に熱い戦士でありラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
アバンの使徒の長兄としての自覚があるのか、メンバーの中では落ち着いた存在である。
アバンの真の力にいち早く気づき、敵陣突入の原則に従い、わざと身勝手なフリをして最後尾の追撃を押さえる役を買って出た。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカの王女であり、ダイとはデルムリン島からの付き合い。
ダイを勇者と認め、かつてアバンを家庭教師として手配した経緯もある。
フローラより5番目のアバンの使徒の推薦を受け、破邪の洞窟でミナカトールを習得した。
ヒュンケルの反逆の真意に気がついたり、破邪の秘法の特徴もいち早く理解するなど洞察力は高い。
リーダーシップがありメンバーの中でも冷静な判断を下すことが多い。
>アバン
公式サイトより引用
元勇者でダイ・ポップ・、マァム・ヒュンケルの師。
デルムリン島でハドラー相手にメガンテを使用し命を落としたと思われていたが、カールのお守りが身代わりとなって生きていた。
単純な戦闘力ではダイやヒュンケルに劣るも、高い頭脳や豊富な知識を持っており、大魔王バーンが人間の中で唯一警戒する存在。
新たな修行で破邪の秘法を身に着けた。
>ロン・ベルク
公式サイトより引用
大魔王バーンも認める実力者で剣の使い手。
魔王軍を離れた後は地上界で鍛冶屋をしていた。
ダイメンバー全員の武器を作ったり、ダイに剣術を指導したりと、面倒見はよい。
弱いほうについた方が面白いという理由で最終戦に参加。
ミナカトール発動の手薄な時期に、ミストバーンを抑えるという重要な役割を果たした。
>ミストバーン
公式サイトより引用
魔王六軍団の1人。
魔王軍のなかではバーンと最も長い付き合いで、2人だけの秘密もある。
衣の中は若い青年であるが、バーンの許可なく衣を脱ぐことは許されていない。
強きものは敵・味方関係なく敬意を払っており、ミナカトールを守るために戦った人間たちにも敬意を示した。
理念は『大魔王様のお言葉はすべてに優先する』
>ザボエラ
公式サイトより引用
魔王六団長の1人。
自ら戦線に出て戦うのは苦手。
誰かを利用して成果を上げるのが得意で、かつてはクロコダインを卑劣な策に乗せた。
性格も最低で、息子ザムザが死んだ際も悲しむ素振りはなく、自身の今後の研究成果にしか興味を示さなかった。
これまで研究してきた超魔生物を最後の切り札として地上編の勇者メンバーと戦うことになった。
ダイの大冒険アニメ76話で登場した呪文・技
>グランドクルス


使用者:ヒュンケル
ダイの大冒険オリジナルの必殺技。
大量の闘気を一気に放出する闘気技。
ヒュンケルの切り札技であり、習得初期の頃は使用後に意識を失っていたが、レベルアップしたことで、今では1日2回放つこともできる。
ダイの大冒険アニメ76話の原作との変更点・カットシーン


原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- アバンがお弁当を出す際、アニメではデルパの筒を登場させる場面が追加。
- 原作では疲れたポップがマァムのお尻を触りつつ甘える場面があったが、アニメではコンプラの関係上、お尻から足に変更。
- 原作では元気なアバンに対して、マァムが過剰に心配する場面があるが、アニメではカット。(原作ではアバンがまた死を覚悟するのでは?とマァムのほかレオナも察する場面がある)
- アバンがキルバーンの罠を壊すハンマーに対して、アニメではドラえもんの秘密道具風に『罠つぶしのハンマー』と紹介される場面が追加。
- 原作では地上編の鬼小僧たちは、ザボエラの攻撃に対しチウに救われる場面があったが、チウと鬼小僧のやりとりが全部カットされたことで、アニメでは鬼小僧たちもザボエラによって殺されて超魔生物のパーツ化となる。
ポップのマァムへのセクハラは完全にカットとなったのは非常に残念でした。
物語の大きな変更点はなしです。
ダイの大冒険アニメ76話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ76話感想まとめ


76話ではザボエラがようやく本領発揮しました。
超魔生物化したザボエラに対抗できる唯一の存在であるロン・ベルクの活躍が今から楽しみですね。


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