ダイの大冒険77話の見どころは、ノヴァの勇者としての責務とノヴァの代わりに自己犠牲を選択したロン・ベルクの生き様。
ロン・ベルクとノヴァが師弟関係を結ぶ貴重な回でもあります。
アニメ初公開で作中に1回しか使われなったロン・ベルクの最強奥義『星皇十字剣』の炸裂も見逃せんません。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
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2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ77話感想・見どころ
77話ではノヴァがこれまでで一番勇敢な姿を見せてくれ、その姿にロン・ベルクが感化されます。
ノヴァとロン・ベルクの初対面は、フローラなどが集まる作戦会議の場で、ノヴァのロン・ベルクの印象は遊び半分で決戦に挑む変わり者でした。
ノヴァは正義感が強く責任感もあるため、気ままに参加するロン・ベルクに良いイメージはありませんでした。
魔族として長年生きてきたロン・ベルクも、ノヴァのことを『坊や』と呼んでおり、1人の男として見ていませんでした。
しかしながら、いざ戦いの場でロン・ベルクの剣技も通用しない超魔ゾンビ相手に、ノヴァは口先だけでなく、文字通り生命を削って戦おうと決意します。
たとえ生命力を削った攻撃でも、超魔ゾンビには敵わずムダ死になるだけとわかっていたロン・ベルクは、ノヴァを止めようとしますが、ノヴァから意外な答えが返ってきました。
ノヴァ自身も自分の生命を削った攻撃で、超魔ゾンビを倒せないことは気づいていたのです。
それでも前に立ち向かう理由は、仲間たちに勇気を与えることができるからです。
ノヴァはダイとの稽古のなかで『真の勇者とは自らよりも、みんなに勇気を沸きおこしてくれる者である』ことに気づいたいのです。
そこに力の優劣は関係ありません。
自分が死んでも、皆に勇気を残せれば勇者として責務を果たせるのです。
ノヴァはフローラに号令を依頼すると、超魔ゾンビに特攻しますが、なんとロン・ベルクが体を張ってノヴァの攻撃を受け止めます。
さすがのノヴァもロン・ベルクの身を挺した行動に、攻撃の手を止めてしまいます。
なぜ、そこまでしてノヴァを止めたのか。
ロン・ベルクは魔族である自分も人間のノヴァも、命の価値は同じ認識であり、理由はどうあれノヴァをムダ死にさせたくないと感じたからです。
そして、どうせ生命を削る攻撃なら、若いノヴァでなく長生きした自分が適任と決意したからです。
若きノヴァの勇気ある行動と心意気に、ロン・ベルクが感化されたのです。
ロン・ベルクは使えば自滅するとわかっていた全力の必殺技『星皇十字剣』を使い超魔ゾンビを一撃で撃破。
ノヴァは自滅を知りながら、自分たちのために犠牲になってくれたロン・ベルクの行動に涙を流します。
自滅を選択したロン・ベルクの心残りが、もうダイたちのために武器を造ってあげられないことを口に出すと、ノヴァがロン・ベルクの代わりに鍛冶屋となり、ロン・ベルク未完の武器を完成させることを約束します。
ノヴァのなかでロン・ベルクは単に強い剣士でなく、種族の異なる自分たち人間のために自滅の道を選択した尊敬に値すべき人に昇格したのでした。
第一印象は悪かったロン・ベルクとノヴァでしたが、ここで新たな絆が生まれたのです。
当初、ノヴァはロン・ベルクのことを『あの魔族』と種族を気にしていたからこそ、種族関係なく命は同じ価値と伝えてくれて、種族の異なる者たちのために、再起不能を覚悟で戦ってくれたロン・ベルクに恥じる気持ちもあったのでしょう。
ロン・ベルクの弟子入りOKとも取れる、最初の依頼『酒瓶を開けてくれ』で開けられず戸惑うノヴァの姿もカットされず良かったです。
自分の10%も生きていない若者が閃光のように輝く姿にロン・ベルクが感化されたことを思うと、ダイの大冒険にノヴァは欠かせない人物だと実感しますね。
ダイの大冒険アニメ77話『もうひとりの勇者』の概要
77話ではマトリフと同じ師匠枠であるロン・ベルクがノヴァの行動に感化され、全力で戦うことを決意します。
ダイの大冒険アニメ77話のあらすじ
窮地に追い込まれたザボエラが出した切り札・超魔ゾンビ。衝撃を吸収するそのボディは、ロン・ベルクの剣をもってしても切断不可能だった。
しかも、閃華裂光拳も、呪文も通用しない。
クロコダインや人間たちは攻め手を欠き、次第にザボエラに追い詰められていく。
その場にいる全員の士気が沈みかけるが、そのとき、ノヴァがひとり立ち上がった。
北の勇者のふたつ名を持つ彼は、自分の生命を剣へと変え、決死の覚悟で超魔ゾンビに向かっていこうとする。
だが、その力の差はあまりにも歴然だった。
ロン・ベルクは身を挺してノヴァを制止すると、自らが代わりにその役目を務めると名乗り出る。
彼専用の究極兵器・星皇剣を取り出したロン・ベルクは、あまりの威力ゆえに使い手の腕まで砕く最強の奥義・星皇十字剣を放つ!
次の瞬間、超魔ゾンビはあっけなくもその身を十字に切り裂かれ崩壊する。
ロン・ベルクは両腕を犠牲にしながら、ミナカトールの魔法円を見事に守り抜いたのだった。
こうして決着をみたロロイの谷の戦い。
ロン・ベルクの行動に心打たれたノヴァは自分の進むべき道を見つけ、人々は勝利の喜びを噛みしめる。
だが、ザボエラの命はまだ尽きてはいなかった――。
公式サイトより引用
アニメ第77話は原作29巻の”ザボエラ最強変身‼”から”未完の究極剣”の終盤までだよ。
ダイの大冒険アニメ77話の主な登場キャラ
>クロコダイン
公式サイトより引用
元魔王六軍団長の一人。
性格は義理堅く仲間への信頼度も高い。
パワーファイターであり闘気を利用した技も得意。
相手からよく攻撃を受けるイメージが強い(実際多い!)
>ロン・ベルク
公式サイトより引用
かつては魔王軍に所属していた魔界最強クラスの剣士。
魔王軍を離れた後は地上界で鍛冶屋をしていた。
ダイメンバー全員の武器を作ったり、ダイに剣術を指導したりと、面倒見はよい。
当人が強すぎて、自分のパワーに耐えられる武器がないことから、全力で戦うことができないジレンマと戦ってきた。
ノヴァの行動を見て、自滅覚悟で全力で戦うことを決意する。
>ノヴァ
公式サイトより引用
リンガイア王国出身で北の勇者と呼ばれている。
ダイたちと出会った当初は自己中な性格であったが、オリハルコン親衛騎団に敗戦後は心を入れ替えた。
責任感や正義感が強く、魔王軍との戦いで先陣で活躍する。
闘気の使い手でもあると同時に、マヒャドやルーラといった呪文も使いこなせる。
>ザボエラ
公式サイトより引用
魔王六軍団長の一人。
自ら戦線に出て戦うのは苦手。
誰かを利用して成果を上げるのが得意で、かつてはクロコダインを卑劣な策に乗せた。
性格は最低で息子ザムザが死んだ際も悲しむ素振りはなく、自身の今後の研究成果にしか興味を示さなかったが、研究者としては優秀で、これまでの超魔生物の課題をクリアしてきた。
超魔ゾンビを纏ったザボエラは、閃華裂光拳も物理攻撃も効かない圧倒的な強さであったが、ロン・ベルクの最強剣技によって十字に切り裂かれた。
ダイの大冒険アニメ77話で登場した呪文・技
>星皇十字剣
使用者:ロン・ベルク
ダイの大冒険オリジナルの必殺技。
ロン・ベルク流剣術の最強の奥義。
あまりの威力の高さから自身にも大きな反動がくるリスキーな必殺技。
ダイの大冒険アニメ77話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- 原作では超魔ゾンビの性質について具体的に語られているが、アニメでは簡潔に説明。
- 原作では超魔ゾンビのパーツ化したザボエラの配下たちに、事前に手を加えていた説明があったが、アニメではカット。(事前に手を加えていたかも不明)
- クロコダインがザボエラに頭を握られている際、チウがクロコダインを助けるよう獣王遊撃隊に号令をかける場面が追加。
- 原作ではノヴァが特攻を決意した際、父の元に寄り、父の剣を折って生命の剣を造るが、アニメでは近くに落ちていた剣で生命の剣を造った。
- ロン・ベルクの『魔界に生まれて10年もたたないうちに最強の剣技を極めてしまった』説明がカット。
- ノヴァが勇者について語っている際、父バウスン将軍がアニメでは涙を流して感動している。
77話では大きな変更点はなかったものの、ところどころのセリフた説明がカットされ、やや小走りな感じがしました。
ダイの大冒険アニメ77話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ77話感想まとめ
77話では超魔生物ザボエラをロン・ベルクの全力で撃破しました。
ただし、ザボエラ本体はまだ生き残っており、逃亡するもクロコダインに見つかってしまいます。
次回は初期の頃から関わりがあるザボエラとクロコダインの最後の対峙となるので、今から2人のやり取りが楽しみですね。
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