ダイの大冒険86話のタイトルは『キルバーンの罠』ですが、見どころはバーンの迫害予告に対するダイの解答。
純粋が魂の力のダイですが、『人間=善』と単純に考えていないからこそ出たセリフです。
最終回のフラグともなっています。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ86話感想・見どころ
86話の見どころは、世界を救った後の勇者の存在とダイの考え。
ダイの大冒険では『人間=善』とは描かれていません。
ダイの大冒険の第1話では、ニセ勇者一同が自己の利益のために罪も害もないデルムリン島のモンスター達を傷つけていました。
初めてマトリフと会ったとき、世界を魔王ハドラーから救った功績からマトリフは王家の相談役として迎えられるも、時間が経つと自分をおもしろく思わない王の側近に嫉妬され、結果的に去る選択をした事実を告げられます。
父バランも一国の姫と付き合うことになっただけで、人間に何も害を与えていないにも関わらず、権力の座を奪われることを危惧した側近たちの策略により国を追放され、最後には処刑されそうになります。
ダイ自身も、ベンガーナで町の人々をドラゴン達から救った際に、感謝どころかドラゴン以上の力を持つダイに不信感や恐怖の表情を見せられ、困惑した過去があります。
バーンのセリフ『人間は最低だぞダイ。お前ほどの男が力を貸す価値などない連中だ。そんなヤツらのために戦ってそれで勝ってもどうなる…?』『賭けてもいい。余に勝って人間どものもとへ帰ってもお前は必ず迫害される…!』は嘘ではないことはダイ自身もわかってます。
それでもダイはバーンを倒し世界を救う選択を取ります。
ダイは全ての人間が善でないことは経験済ですが、それでも自分をここまで育ててくれた地上の生き物が好きだったからです。
さらに地上の全ての人間が、自分の存在を否定・嫌悪するのであれば、地上を去る宣言もします。
偉大である一方、悲しさも感じる決断でした。
最終回のネタばれになりますが、ダイが最後に取った行動の原理は、『お前(バーン)を倒してこの地上を去る』だったのかなと考えさせられます。
余談ですが、ドラクエ3の勇者も世界を救った後、祝いの最中に誰にも告げることなく、どこかへ消え去りました。
悲劇の主人公で有名なライブ・ア・ライブの中世の主人公であるオルステッドは、初めは魔王討伐を期待される勇者として期待されるも、魔王を倒した後は手のひらを返され人間の悪意を向けれらたことで、人間に絶望し、王国の民を皆殺しにして自ら魔王に君臨しました。
ダイの大冒険アニメ86話『キルバーンの罠』の概要
86話ではバーン戦、ミストバーン戦、キルバーン戦の3戦が描かれています。
ダイの大冒険アニメ86話のあらすじ
竜(ドラゴン)の騎士の遺伝子を開花させ始めたダイ。
その実力はバーンと互角かそれ以上だった。
彼の強さを認めたバーンは、醜く愚かな人間のために戦うのではなく、ダイに自分の部下になるよう誘いかける。
だが、ダイはその誘惑をきっぱりと否定した。
地上の生き物すべてを愛するダイは、人間が望むのならバーンを倒して自分もこの地上から去ると宣言し、大魔王に剣を構えるのだった。
一方、異空間では、なおもアバンとキルバーンが交戦を続けていた。
策士のキルバーンは1対1の決闘では劣勢かに思われたが、彼は見えない透明の刃(ファントムレイザー)の罠を空間中に仕掛け、少しずつアバンを追い詰めていく。
キルバーンの攻撃を避けるたびに透明の刃に切りつけられ、次第に体力を削られていくアバン。
さらにキルバーンは、決闘の見届け人である魔界のロボット・ジャッジにも罠を施していた。
自爆機能を搭載したジャッジとアバンを残し、キルバーンは一人空間を脱出してしまう……。
同じころ、ホワイトガーデンのポップたちは、ヒュンケルやクロコダインたちと合流していた。
多勢に無勢にもかかわらず余裕の表情を崩さないミストバーンに、ヒムが光の闘気をまとって攻撃を仕掛けていく。
はたして、三局の戦いの決着はいかに――?
公式サイトより引用
アニメ第86話は原作32巻”誰がための勝利”から”ミスト最終決戦”までだよ。
ダイの大冒険アニメ86話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
打倒大魔王のためにポップと共にデルムリン島を旅立った。
人間と竜の騎士のハーフであるため、正統な竜の騎士の一族ではないが、正統な竜の騎士であるバランの力と歴代の戦闘技術を継承したことで、超戦士となる。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカの王女であり、ダイとはデルムリン島からの付き合い。
ダイを勇者と認め、かつてアバンを家庭教師として手配した経緯もある。
フローラより5番目のアバンの使徒の推薦を受け、破邪の洞窟でミナカトールを習得した。
リーダーシップがあり、メンバーの中でも冷静な判断を下すことが多く、アバンから指揮者として役割を託された。
ダイに声を掛けて緊張を和らげるなど、活躍の場が増えてきた。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ポップの評価については、こちらの記事で紹介。
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職。
性格は男勝りである一方、慈愛な部分も併せ持っており、アバンにしるしも慈愛の心に反応した。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、元魔王六軍団長の一人。
義に熱い戦士であり、ラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
アバンの使徒の長兄としての自覚があるのか、メンバーの中では落ち着いた存在である。
瀕死の状態でマキシマム軍団と戦ったことで戦闘不能の体になったが、戦いの意志はラーハルトやヒムに託された。
>アバン
公式サイトより引用
元勇者でダイやポップの師。
デルムリン島でハドラー相手にメガンテを使用し命を落としたと思われていたが、カールのお守りが身代わりとなって生きていた。
外部から誰も破れなかったキルバーン自慢のトラップを一瞬で打ち消すなど、特殊な力を持っているほか、呪法の知識も豊富。
ジャッジによってキルバーンの復讐の場である異空間へ連れ込まれた。
キルバーンのファントムレイザーで劣勢となり、メガンテでキルバーンを倒そうとするも、ジャッジに妨害され、さらにジャッジがメガンテを使用したことで生死不明の状態となる。
>ラーハルト
公式サイトより引用
バラン直属の配下、竜騎衆の1人で肩書は『陸戦騎』
超人的な素早さで槍の達人。
幼少の頃からバランに面倒を見てもらい、バランを心底慕っていた。
バランの遺言により、バランの子ダイの手助けすることを決断し、ダイへ部下としてメンバーに加入することを申し出る。
即決メンバーであるポップ・マァムと連携プレイができるなど戦闘の協調性は高い。
>ヒム
公式サイトより引用
ハドラー親衛騎団の1人。
ヒュンケルとの戦いで敗れるも、ハドラーやハドラー親衛騎団の遺志を受け継いで奇跡の生還を果たした。
一つの生命を宿ったことで闘気を扱うことができ、戦闘力もチェスのルール『兵士の昇格』により格段に上がった。
自分を助けたことでヒュンケルが戦闘不能になったことから、ヒュンケルが復活する日まで、ヒュンケルが戦うはずだった相手は自分が代わりに引き受けることを決意。
肉弾戦が得意なうえに光の闘気を扱えることから、暗黒闘気の使い手であるミストバーンの天敵といえる存在。
>バーン
公式サイトより引用
魔界の王。
地上征服でなく地上そのものを消し去ることを目的としている。
脅威の魔法力の持主であり、かつてポップのメラゾーマ連発をメラ単体で打ち破った。
想定外の行動を起こす者に対し警戒心が高く、かつては天才的頭脳を持つアバンをハドラーに抹殺使命を出したり、覚醒したダイに対して全力で潰そうとした。
強き者には敬意を払っており、反旗をひるがえしたバランやハドラーに対する敬意は変わらず、またダイも部下として勧誘した。
>ミストバーン
公式サイトより引用
魔王六軍団の1人。
暗黒闘気の使い手。
魔王軍のなかではバーンと最も長い付き合いで、2人だけの秘密もある。
衣の中は若い青年であるが、バーンの許可なく衣を脱ぐことは許されていない。
戦闘力が高いだけでなく、通常の攻撃を受けてもなぜかダメージを負わないが、光の闘気を扱うヒムの攻撃にはダメージを受けた。
理念は『大魔王様のお言葉はすべてに優先する』
>キルバーン
公式サイトより引用
ミストバーンと並ぶ魔王軍の重鎮。
通称『死神』と呼ばれ、軍団長など身内の粛清が主な業務。
真っ向から戦うのでなく罠や呪法を使用して、敵を嵌めるのが得意。
普段は紳士的な口ぶりだが、自分を罠に陥れたアバンに対しては怒り口調の場面がある。
アバンに復讐を果たすためにジャッジを使って異空間へ連れ込み、得意の罠でアバンをジャッジのメガンテで抹殺をはかった。
ミストバーンと違いバーンを助けることに義務は感じていない。
ダイの大冒険アニメ86話で登場した呪文・技
>メガンテ
使用者:ジャッジ
自己犠牲呪文。
消費MP1で使用でき、大爆発を引き起こせるが使用者は命を失う。
ダイの大冒険では僧侶以外が使用すると使用者の体もバラバラになる設定である。
>ファントムレイザー
使用者:キルバーン
自身にしか見えない13本の刃を空間に設置する技。
普段はキルバーンの頭上にラインとして刃が隠されている。
見えない刃の檻に囲まれることで対象者はまともに身動きが取れなくなる。
>闘魔滅砕陣
使用者:ミストバーン
相手の動きを封じる闘魔傀儡掌の全体版。
回避するのは空を飛ぶしかない。
空の技を使えば断ち切ることができるほか、光の闘気でも破壊することができ、闘気の使い手であるヒムは踏みつぶして闘魔滅砕陣を破壊した。
ダイの大冒険アニメ86話の原作との変更点・カットシーン
原作を読み返しながらアニメを視聴して判明した変更点・カットシーンは以下の通り。
- バーン戦、ミストバーン戦、キルバーン戦が原作と違い、同時進行で描かれている。
- バーンがダイに迫害を受けると言われた際、ダイが辛い思いをしたベンガーナの場面がアニメでは描かれている。
- ダイが世界を救う決断をする際、これまで出会ってきた人間や仲間のメンバーアニメでは描かれている。
- ヒムが光の闘気の使い手であることが判明したとき、ポップのセリフ『魔王軍だったあいつが!』が追加。
ほぼ、原作通りでした。
迫害予告のときにベンガーナ場面が出てきたりと、バーンの言葉もまた真実であることを視聴者に訴えてきましたね。
ダイの大冒険アニメ86話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ86話感想まとめ
86話ではキルバーン編が一旦決着となりました。
次回はミストバーン戦、バーン戦となりますが、個人的には覚醒したヒムの戦いぶりが楽しみですね。
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