ダイの大冒険89話では、これまでマスコット的なキャラだったビーストくん(ブロキーナ老師)が、次なる世代を救うために老体にムチを打って体を張ります。
地上界最強クラスの戦士であるラーハルトやヒムですら足止めできなかった真ミストバーンの秘密を暴きつつ、足止め役も担うブロキーナ老師は、マトリフ同様に1分間だけなら最強の爺ちゃんであることが証明されました。

こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。

『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ89話感想・見どころ


89話の見どころといえば、これまで強い雰囲気が全くなかったブロキーナ老師(ビーストくん)が、ラーハルトやヒムですら足止めできなかったミストバーンと単独で戦ったことです。
マァムの閃華裂光拳のヒットから、ミストバーンの無敵の秘密に勘づいたブロキーナ老師。
ブロキーナ老師はポップのメドローアのチャンスを作るためにミストバーンの元に出向きます。


実はマァムとチウを除けばブロキーナ老師の実力は誰も知りません。(マァムですら本気の老師の実力は知らない)
そのため、仲間であるラーハルトやヒムもブロキーナ老師の実力はわからず、ヒムに関しては回復要員だと思い込んでいたため、ブロキーナ老師が出向いた際も『オレたちでも止められないのに何しにきたんだ?』と感じていたに違いありません。
しかし、ブロキーナ老師の評価は一瞬で変わります。
なんとミストバーンの連続攻撃を余裕で回避しながら攻撃を仕掛けます。


この動きを見て、接近戦では天才と言われているヒムが『格闘の教科書みたいな闘い方』と敬意を感じられる評価をします。


そんななかブロキーナ老師はミストバーンの一撃を喰らいます。
ミストバーンの一撃の威力を体で思い知らされたヒムは『ダメだっ死んだ!』と口に出してしまいますが、なんとブロキーナ老師はダメージを受け流し何事もなかったかのような振る舞いを見せます。


その姿を見て、またまた驚くヒム。
ここまでの流れからブロキーナ老師は只者ではないことが伝わったと思いますが、まだまだ続きます。
ブロキーナ老師がミストバーンの一撃を喰らったのは、1つの疑惑を確信に変えるためでした。
ブロキーナ老師はマァムが閃華裂光拳をヒットさせたのにも関わらず、ダメージがなかったことから、無敵の秘密に気がつきました。
そして、あえて一撃を受けることでミストバーンの体が異様に冷たいことを確認して、ミストバーンの体が『凍れる時間の秘法』の状態であることを当てます。


ここでブロキーナ老師もかつてアバンと共に魔王ハドラーと戦ったメンバーであったことが判明します。
アバンはハドラー相手に『凍れる時間の秘法』を使用したことから、ミストバーンの秘密(『凍れる時間の秘法』の状態であること)に気がつくことができたのです。
そして一見無敵と思われる『凍れる時間の秘法』もメドローアなら通用することをポップに伝えてくれます。


ミストバーンも秘密と攻略法を暴露されたことに怒りを感じたのか攻撃を仕掛けますが、ここにきて初めてブロキーナ老師が本気を出しミストバーンに強烈なカウンターを打ち込み、さらに怒涛の攻撃を繰り出します。


そんなブロキーナ老師の姿に弟子のマァムも本気の老師の実力に驚きを隠せませんでした。
強いと認定されていなかったキャラが実は強くて、さらに博識でもあった話はありがちですが、見ていて面白く感じますね。


老いた戦士が次世代のために体を張る姿も胸アツでした。
ダイの大冒険アニメ89話『凍れる時間の秘法』の概要


89話ではブロキーナ老師が実力を見せつけてくれます。
またアバン編のメンバーのやり取りも見ることができる貴重回です。
ダイの大冒険アニメ89話のあらすじ
ミストバーンの秘密が「凍れる時間(とき)の秘法」であると見抜いたビーストくん(ブロキーナ)は、滑らかな動きで相手を翻弄し、ポップがメドローアを放つチャンスを作ろうとする。
しかしポップはプレッシャーですっかり身体が固くなってしまっていた。
すると、ブロキーナはアバンとの過去について語り始める。
「凍れる時間(とき)の秘法」とは相手の時間を停止させる呪法であり、10数年前にアバンはその秘法をハドラーにかけ、その反動で自らも時間が止まってしまったことがあったという。
ブロキーナはマトリフとともに当時アバンのパーティに属しており、その様子を間近に見ていたのだ。
そして、そのときの経験からマトリフが編み出したメドローアこそが、時間が凍り不死身と思えるミストバーンに対抗できる唯一の手段なのだと、ブロキーナは言葉を続ける。
先達の思いを受け取ったポップは、プレッシャーをはねのけて魔法力を湧き立たせる。
ミストバーンは捕らえたブロキーナを盾にして抵抗するが、ポップはメドローアを放ち、ルーラで追い越すとブロキーナを救出した。
誰もがミストバーンに呪文が直撃すると確信したが、ミストバーンはメドローアをポップたちのほうへ弾いて回避し、ポップとブロキーナは光のなかに飲み込まれてしまった……。
公式サイトより引用



アニメ第89話は原作33巻”凍れる時間”から”直撃!メドローア!!”までだよ。
ダイの大冒険アニメ89話の主な登場キャラ
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ポップの評価については、こちらの記事で紹介。
>マァム
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、ロモスの魔の森でダイたちと出会う。
両親はアバンの仲間で父は戦士・母は僧侶。
当初はアバンから授かった魔弾銃で戦っていたが、魔弾銃の破損後は父譲りの力に気づき、武道家に転職を決意。
ブロキーナ老師の元で武神流を身に着けた。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、元魔王六軍団長の一人。
義に熱い戦士であり、ラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
瀕死の状態でマキシマム軍団と戦ったことで戦闘不能の体になったが、戦いの意志はラーハルトやヒムに託された。
かつてはミストバーンを師としていたことから、ミストバーンの秘密に個人的関心がある。
>ヒム
公式サイトより引用
ハドラー親衛騎団の1人。
ヒュンケルとの戦いで敗れるも、ハドラーやハドラー親衛騎団の遺志を受け継いで奇跡の生還を果たした。
一つの生命を宿ったことで闘気を扱うことができ、戦闘力もチェスのルール『兵士の昇格』により格段に上がった。
自分を助けたことでヒュンケルが戦闘不能になったことから、ヒュンケルが復活する日まで、ヒュンケルが戦うはずだった相手は自分が代わりに引き受けることを決意。
接近戦の戦いを得意としており、光の闘気を放つことができるため暗黒闘気の使い手にとっては天敵といえる存在。
>ラーハルト
公式サイトより引用
バラン直属の配下、竜騎衆の1人で肩書は『陸戦騎』
超人的な素早さで槍の達人。
幼少の頃からバランに面倒を見てもらい、バランを心底慕っていた。
バランの遺言により、バランの子ダイの手助けすることを決断し、ダイへ部下としてメンバーに加入することを申し出る。
>ビーストくん
公式サイトより引用
獣王遊撃隊№11。
その正体は武術の神とも呼ばれ、マァムとチウの師であるブロキーナ老師。
回想編にも登場。
かつてアバンと共にハドラーと戦ったメンバーであり、ハドラーの足止め役を担った。
受け流しの達人であるが、実は攻撃力も高くミストバーンにカウンターからの猛攻を仕掛けた。
>アバン
公式サイトより引用
回想編に登場。
かつて魔王ハドラーを倒し世界を救った勇者。
学者の家系であり知識量は他者を圧倒する。
必殺技も刀殺法も未完のなか、平和を手に入れるため、皆既日食の日にハドラー相手に『凍れる時間の秘法』を使用するが、余波に耐え切れず自身も凍り付いてしまった。
>ロカ
公式サイトより引用
回想編に登場。
マァムの父でありカール王国の騎士団長を務めていた。
職業は戦士。
アバンメンバーの1人であったが、レイラとの間に子(マァム)ができたことを気遣われ最終戦から外された。
アバンメンバーで唯一亡くなったキャラである。(死因は不明)
>レイラ
公式サイトより引用
回想編に登場。
マァムの母親で職業は僧侶。
アバンメンバーの1人であったが、ロカとの間に子(マァム)ができたことを気遣われ最終戦から外されたが、新しい命を守るためにアバンの計らいを受け入れた。
>マトリフ
公式サイトより引用
回想編に登場。
職業は大魔導士であり攻撃呪文も回復呪文も使いこなせる。
アバンの『凍れる時間の秘法』を使わせるために、ハドラー率いるモンスターの群をを1人で引き受けた。
>ハドラー
公式サイトより引用
回想編に登場。
かつて世界を征服しようとした魔王。
非道であるが常に最前線に出向くことからアバンから戦士としての評価は得ていた。
アバンの『凍れる時間の秘法』により1年ほど凍り付いてしまった。
>ミストバーン
公式サイトより引用
魔王六軍団の1人。
暗黒闘気の使い手。
魔王軍のなかではバーンと最も長い付き合いで、2人だけの秘密もある。
バーンの許可なく衣を脱ぐことは許されていないが、ヒムに追い詰められて初めて許可なく衣を脱いだ。
衣を脱いだ実力はバーン以上であり、ラーハルトやヒムですら、まともにやり合えなかった。
理念は『大魔王様のお言葉はすべてに優先する』
ダイの大冒険アニメ89話で登場した呪文・技
>ベギラマ


使用者:マトリフ
ギラ系【閃光】の中級呪文。
ドラクエ1から登場。
ダイの大冒険ではなぜかメラゾーマより高度な呪文として扱われている。
ハドラー率いるモンスターを蹴散らかすために使用。
>イオラ


使用者:ハドラー
イオ系【爆発】の中級呪文。
ドラクエ3で初登場の全体攻撃呪文。
ハドラーはギラ系とイオ系が得意なためよく使用する。
イオナズンと違い片手で使用できるため使い勝手が良い。
>バギクロス


使用者:マトリフ
バギ系【真空】の上級呪文。
ドラクエ3で初登場のグループ攻撃呪文。
ドラクエ3では僧侶の攻撃呪文であるが、マトリフは魔法使いと僧侶の双方の呪文が使える賢者の立ち位置であるため使用可能である。
空飛ぶモンスターを蹴散らかすために使用。
>メドローア


使用者:ポップ
触れたものを消滅させてしまう極大消滅呪文。
ポップの代名詞ともいえる呪文で、アストロンのような状態である凍れる時間の秘法がかかった相手にも通用する。
89話では凍れる時間の秘法がきっかけでマトリフが編み出したことが判明した。
ミストバーンに使用するも跳ね返されてしまった。
>ルーラ


使用者:ルーラ
イメージした場所に瞬時に移動する呪文。
ゲームでは遠い街に移動する際にお世話になる呪文。
今回の話では瞬間移動を応用して目に見える範囲で使用した。
>土竜昇破拳


使用者:ブロキーナ老師
武神流の技の1つ。
地面を拳圧で操り、床が爆発して対象者の体を宙に浮かせる技。
ポップのメドローアのチャンスを作るために使用するも不発に終わってしまった。
>凍れる時間の秘法


使用者:ブロキーナ老師
対象者の時間そのものを止めてしまう秘法。
封印系の秘法であり生命活動そのものが停止する。
天変地異を利用する秘法であり皆既日食の日にしか使えない。
ハドラーを封印するためにアバンが使用するも、アバンの力量が不足していたことから、余波でアバンも凍りついてしまった。
ミストバーンは凍れる時間の秘法で凍り付いてしまっているのに、なぜか動くことができる。
ダイの大冒険アニメ89話の原作との変更点・カットシーン


- ブロキーナ老師がミストバーンのもとに出向いた際、ヒムやラーハルトが戦闘要員であったことに驚く場面が追加。
- ハドラー率いるモンスターのうち、パピラスとサーベルタイガーがひくいどりとキラーパンサーに代わっている。
- マトリフがモンスターを蹴散らす際、ベギラマやバギクロスなど具体的な呪文を使用している。
ダイの大冒険当時はドラクエ4までのモンスターでしたが、アニメではドラクエ5以降のモンスターも登場します。
そして、なぜかキラーパンサーの登場率が高い。
ダイの大冒険アニメ89話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ89話感想まとめ


89話ではブロキーナ老師の活躍や過去のアバン編と見ごたえがありました。
残念ながらポップのメドローアはミストバーンに予想外の行動で弾かれてしまいました。
今後、今の危機状況をどう乗り切るのか楽しみですね。


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