ダイの大冒険92話の見どころは、ヒュンケルとミストとの決着です。
ミストは大魔王バーンに絶対的な忠誠を誓いながらも、バーンに反旗を翻したハドラーに敬意を払ったり、自己研磨のある者に対しては敵であろうと評価したりと評価できる点もありました。
また、大魔王バーンの命令であれば敬意を払う相手(ハドラー)であっても、黒のコアを発動させたりと揺るぎない信念の持主でもありました。
そんなミストさんが92話では視聴者に悪役のイメージを植え付けてお亡くなりになりました。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ92話感想・見どころ
92話の見どころはヒュンケルとミストの長きに渡る闇の師弟対決の決着です。
魔王軍最後の幹部であるミストさんが92話でお亡くなりになりました。
バーンの肉体を切り離し、本体を現したミストはマァムを操り人形として酷使し、ボロボロのヒュンケルにも憑依しようとしました。
さらに驚愕の事実として、ミストがヒュンケルを弟子として迎えた理由も判明します。
ミストはバーンの体を切り離したときに憑依する理想の肉体に育てあげるために、『道具』としてヒュンケルを弟子にしたのでした。
ミストの思惑通り、ミストが憑依したヒュンケルの暗黒闘気は凄まじく、アバンたちはヒュンケルを助ける術がありませんでした。
しかしながら、最後の最後で弟子が師を超えます。
なんと、ヒュンケルはミストが自分に憑依することを直感で見極め、光の闘気を核に全集中させていたのです。
ヒュンケルとミストの師弟関係は確かなものだったからこそ、ヒュンケルは必ず(ミストが)自分を選ぶと確信したのでしょう。
一方、弟子のことを『道具』扱いしていたミストには、完全に想定外の出来事で、ヒュンケルの光の闘気によって最期を迎えました。
前話と今話だけ見ると、ミストもザボエラと同じような完全悪役でしたが、ザボエラとの違いとして、ミストは自己研磨に励む戦士には常に敬意を払う良い部分もありました。
敬意は払う理由も、肉体がない自分は自ら強くなることができないからと判明しましたが、世の中には自分ができないことに対し敬意を払うのでなく、妬みを持つ者もたくさんいます。
またミストといえば大魔王バーンに絶対忠誠を誓う揺るぎない信念の持主であります。
大魔王バーンの命令ならば、自身を認め敬意を払っていた相手でも粛清します。
実際にミストはバーンの命令で、ハドラーの黒のコアを発動させる役を買ってでました。
一方でハドラーがバーンに反旗を翻した際、本来ならば激情してもおかしくないのですが、怒るどころかハドラーの奇跡の生還に見とれてしまい動揺する人間らしい部分もあるキャラでした。
そんな個性豊かなミストが最後は悪役ぶりを前面に出した理由は1つ。
これまでのミストのまま死なせてしまうと、視聴者にモヤモヤ感が残ってしまいカタルシスが感じられないからです。
そのため、最期は悪役のイメージを視聴者に植え付け、舞台を去ったわけです。
最後の功績は自らが悪の師役を買うことで、光の師であるアバンを輝かせた、この場面ですね。
闇の師弟関係を精算し、師アバンが弟子であるヒュンケルを『誇り』と表現した感動の場面ですが、ミストの闇があったからこそ、この場面はより輝いたのです。
ミストバーンの魅力については下記記事で熱く語っていますので、ヒマな方は読んでみてください。
ダイの大冒険アニメ92話『天地魔闘の構え』の概要
92話ではヒュンケルとミストとの決着。そしてダイと真バーンの最強必殺技対決があります。
ダイの大冒険アニメ92話のあらすじ
ミストの本当の狙いは弟子のヒュンケルだった。
彼は初めて出会ったころからヒュンケルを理想の肉体に育て上げようと画策し、指南役を買って出ていたのだ。
ヒュンケルの意識に入り込んだミストは、彼の魂を打ち砕き、その身体を完全に我がものにしようとする。
だが、ヒュンケルはすでにミストが自分を選ぶことを予測していた。
光の闘気に満ちたヒュンケルの魂に触れたミストは、あえなく消滅した。
こうして長きにわたる闇の師弟対決はついに幕を閉じたのだった……。
やがて気を失っていたマァムは目を覚まし、メドローアに飲まれる寸前にアバンに救出されていたポップとブロキーナもパーティに復帰すると、回復を終えた一行は、全員でダイの加勢に向かうのだった。
一方、天魔の塔では、ダイと真・大魔王バーンが今にもぶつかろうとしていた。
バーンの気迫に気圧されつつあったダイは、迷いを振り切るように自身の最強技・ギガストラッシュで勝負を挑む。
迎え撃つバーンは、「天地魔闘の構え」という今までに見たことない構えを取る。
激しく衝突する両者の奥義。制したのは、なんとバーンだった……!
さらに大魔王は、ショックを受けるレオナにある提案を持ちかける――。
公式サイトより引用
アニメ第92話は原作34巻”宿命の終焉”から”不動の構え”の序盤までだよ。
ダイの大冒険アニメ92話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
打倒大魔王のためにポップと共にデルムリン島を旅立った。
人間と竜の騎士のハーフであるため、正統な竜の騎士の一族ではないが、正統な竜の騎士であるバランの力と歴代の戦闘技術を継承したことで、超戦士となる。
真バーンと最強必殺技対決となり『ギガストラッシュ』を使用するも『天地魔闘の構え』で敗れてしまう。
>レオナ
公式サイトより引用
パプニカの王女であり、ダイとはデルムリン島からの付き合い。
ダイを勇者と認め、かつてアバンを家庭教師として手配した経緯もある。
フローラより5番目のアバンの使徒の推薦を受け、破邪の洞窟でミナカトールを習得した。
リーダーシップがあり、メンバーの中でも冷静な判断を下すことが多く、アバンから指揮者として役割を託された。
ダイに声を掛けて緊張を和らげるなど、活躍の場が増えてきた。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かしている。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
勇気ある行動と冷静な判断でダイメンバーのピンチを何度も救えるようになった。
ミストバーンのメドローア反射で消え去ったと思われていたが、アバンが直前に救出していたことで生きていた。
ポップの評価については、こちらの記事で紹介。
>ヒュンケル
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人目であり、元魔王六軍団長の一人。
アバンの1番目の使徒であったが、アバンを父の仇と勘違いし、アバンの元を離れた後はミストバーンに拾われ、ミストバーンに闘魔傀儡掌など暗黒闘気の技を授かった過去がある。
義に熱い戦士であり、ラーハルトの遺志を受け継ぐため武器を剣から槍に変更。
己の命すら武器にしてしまう強靭な精神力の持ち主であり、ミストバーンの暗黒闘気を利用して覚醒を果たす。
瀕死の状態でマキシマム軍団と戦ったことで戦闘不能の体になったが、戦いの意志はラーハルトやヒムに託された。
ミストに憑依されるも、自分の元にくることを直感で想定しており、光の闘気を解放しミストを消滅させた。
>アバン
公式サイトより引用
元勇者でありダイ・ポップ・マァム・ヒュンケルの師匠。
単純な戦闘力はダイに劣るが、頭脳戦に関してはメンバーのなかでトップクラス。
キルバーンにモシャスに化け、ミストバーンから秘密を探ろうとするなど、戦闘以外での活躍も目立つ。
ミストバーンのバーンの関係性も探り当てた。
ヒュンケルにとって、闇の師がミストであれば光の師はアバンである。
>バーン
公式サイトより引用
魔界の王。
地上征服でなく地上そのものを消し去ることを目的としている。
限りなく永遠に近い生命を得るために、叡智と魔力のみを残した本体の肉体と若さと力をもつ肉体を分離させ、皆既日食の都度、凍れる時間の秘法を使い、若き肉体を封印しミストバーンに預けていた。
ミストバーンに預けていた自身の若き肉体と融合したことで、魔界最強の戦闘力を取り戻した。
>ミスト
公式サイトより引用
魔王六軍団の1人。
これまではバーンの若き肉体を隠し守るために自身の闇で覆い隠していたが、バーンに肉体を返還したことで本来の姿を現した、
ミストの本来の能力は生命体を自在に扱うことで、その正体は暗黒闘気の集合体でありゴーストとガス生命体の中間のような存在。
ヒュンケルに憑依し新たな最強の戦士を誕生させようと策略していたが、最後はヒュンケルの光の闘気によって悪役として消滅した。
ダイの大冒険アニメ92話で登場した呪文・技
>ギガストラッシュ
使用者:ダイ
アバンストラッシュとギガブレイクを融合したハドラー戦で閃いたダイ最強の必殺技。
欠点は発動までに時間が非常にかかるため、溜めの時間が必要なこと。
バーンと自身の力量を見極めるために使用するも、天地魔闘の構えには通用しなかった(若干の傷は負わせた)
>天地魔闘の構え
使用者:バーン
不動の構えを取ることで、攻撃(天)・防御(地)・呪文(魔)の3動作を一度に繰り出すバーン最強のカウンター技。
ダイのギガストラッシュを迎え撃つために使用。
3動作の技は相手の技により異なり、対ギガストラッシュではフェニックスウイング、カラミティエンド、カイザーフェニックスの3つの必殺技を繰り出した。
>フェニックスウイング
使用者:バーン
あらゆる呪文をはじき返す防御の必殺技。
天地魔闘の構え時に発動した必殺技の1つ。
魔法剣(剣技+呪文)にも効果があり、ダイのギガストラッシュを受け止めるために使用した。
>カラミティエンド
使用者:バーン
あらゆるものを斬る手刀技。
天地魔闘の構え時に発動した必殺技の1つ。
フェニックスウイングでダイを足止めした後に使用。
ダメージは時間差となるもダイに深刻なダメージを与えた。
>カイザーフェニックス
使用者:バーン
老バーン時にもよく使用していた必殺技。
天地魔闘の構え時に発動した必殺技の1つ。
フェニックスウイングでダイを足止めした後に迎撃するために使用。
必殺技扱いされているが厳密にはメラゾーマである。
ダイの大冒険アニメ92話の原作との変更点・カットシーン
- 原作では『あーあ、せっかく回復したのに』のセリフが誰がわからなかったが、アニメで老師であったことが判明。
- バーンのレオナへの誘いが『余の物』から『余のそば』とやや変更。
ほぼ原作通りに進みましたね。
ダイの大冒険アニメ92話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ92話感想まとめ
92話ではアニメ初の天地魔闘の構えの披露やミストとの最終決着と盛りだくさんでした。
来週はいよいよポップたちがダイに合流し、大魔王バーンとの総力戦が始まるので今から楽しみですね。
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