96話の見どころは生き方についてポップが熱く語ってくれること。
人生は長く生きることでなく、たとえ短くても一生懸命生き抜くことが大事であることを、ポップを通じて教わりました。
こんにちは!ダイの大冒険が大好きすぎて、これまで当サイトでダイの大冒険関連の記事を11個(A4レポート60枚相当)も生み出したcoco13世です。
アニメ感想記事の一覧はこちら
2019年12月にダイの大冒険の再アニメ化が決定し、2020年10月3日から放送開始となりました。
小学生の頃に視聴していたアニメの完全新作版を、小学生の子どもと一緒に視聴する日が訪れるなんて…
ダイの大冒険の大ファンとして、単にアニメを楽しむだけでなく、1人でも多く方に興味を持ってもらいたいです。
そんなわけで、内容や感想そして原作との変更点についてお伝えしていきます。
『新装彩録版』のサイズはジャンプコミックスの単行本版と同じですが、表紙が新たに書き下ろしされ、連載時のカラーページを再現収録しているため、単行本版や文庫版の上位互換と言えます。(内容は変わりません)
ダイの大冒険アニメ96話感想・見どころ
ダイの大冒険96話は『諦めない心』がキーワードになります。
残り数分後には、ピラァ・オブ・バーンの黒のコアが作動し、地上殲滅することが判明。
その事実を聞いて、もはや阻止することが不可能と悟ったダイは心が折れて放心状態となります。
ポップはまだ悔しがる気持ちがあるも、そこに冥竜王ヴェルザー(本体でなく思念体)が現れ、どちらが神になるかの賭けをした事実を聞き、スケールの大きさに心が折れかけてしまいます。
しかし、覚醒したメルルの声(テレパシー)よって、ポップは我に返ります。
またメルルから話を聞いたロン・ベルクは諦めずに、ノヴァを連れて1つの仮説の検証しました。
その仮説とは、ピラァ・オブ・バーンの黒のコアを爆発前にヒャド系呪文で凍らせてしまえば、爆発は防げること。
バーンはロン・ベルクの行為を『悪あがき』と評し、再び自分の元に招待を持ちかけますが、ロン・ベルクは拒否。
ロン・ベルクにとって、(バーンの配下時代の)退屈で腐った長い人生よりも、(ダイ達と出会った後の)たとえ短くても本当に充実した人生のほうが価値があると気づいたからです。
ロン・ベルクの言葉に対してポップが希望を見いだし、自分もルーラで手助けに行こうとするも、バーンの結界により遮られてしまいます。
一方、地上では数分後に地上殲滅の事実が分かるも、誰も諦めずに必死になって行動します。
ルーラの使えないゴメスもロモス城でルーラを使える者を必死で探します。
ロロイの谷とリンガイアの2つの黒のコアを凍らせたノヴァも体力的に限界で、なおかつオーザムにはルーラで行けないことから弱気になりますが、それでも諦めずに一歩を踏み出します。
そんな人間たちを見てバーンは『もはや手遅れ』と見下しますが、まだ諦めきれないポップを見て、諦めの悪さに苛立ちと疑問を感じます。
そのときポップが突然、自分の昔話をします。
その昔話とは、幼き頃に感じた死への恐怖と母から教わった生き方。
『人間は誰でもいつかは死ぬ。だからみんな一生懸命生きるのよ。』
数千年というスケールのバーンやヴェルザーから見たら、人間の一生なんで一瞬でしょう。
だからこそ、たとえ結果が分かっていても可能性が僅かでもあるなら、閃光のようにまぶしく燃えて生き抜いてやる!
ポップもロン・ベルク同様に人生の優劣は長さでなく、閃光にようにまぶしく燃えたかが大事だとバーンに啖呵を切ります。
序盤の頃は強敵(クロコダイン)に恐れて、ダイを見捨てたこともあったポップ。
しかしながら、これまでの冒険のなか大きく成長し、今では自分より圧倒的に強い魔界の神が相手でも、諦めぬ打算なき不屈の精神を見せることができるようになりました。
また、ポップの諦めぬ心は、一度は心が折れたダイを再び立ち上がらせました。
ノヴァやゴメスなど地上の人間の諦めない姿にポップが再び立ち上がり、ポップの最後の一瞬まで諦めない熱き言葉にダイが再び立ち上がる。
勇気を与える者が『勇者』であるならば、ノヴァもゴメスもロン・ベルクもメルルもポップも、みんな立派な『勇者』と言えます。
ダイの大冒険アニメ96話『閃光のように』の概要
96話では冥竜王ヴェルザーが初登場。
更なる絶望かと思いきや、死んだと思われたフローラやメルルたちが生きていたことがわかり、また地上殲滅を防ぐ希望も見えてきました。
ダイの大冒険アニメ96話のあらすじ
バーンが世界中に落下させていた巨大な柱、ピラァ・オブ・バーン。その最後の一本が落とされてしまった。
六本のピラァに組み込まれた黒の核晶(コア)は、無情にも地上消滅までのカウントダウンを開始する。
状況を悟ったダイは無力さに打ちひしがれ、立ち上がることすらできなくなり、ポップもまたバーンと冥王竜・ヴェルザーの会話を聞き、そのあまりのスケールの違いに戦意を喪失しかけてしまう……。
一同を絶望が包み込もうとしたそのとき、ポップの耳にメルルの声が飛び込んでくる!
それはポップを想う彼女が起こした奇蹟だった。
メルルによると、ピラァが落下する直前、ロロイの谷にいた人々はかろうじて避難しており、ロン・ベルクやノヴァが爆弾を停止させようと今まさに奮闘しているという。
地上の人々は誰ひとりとしてまだあきらめてはいなかったのだ。
その言葉は、ポップを再び奮い起こした。
最悪の状況でももがき続ける人間たちを嘲笑するバーンに、短い一生でも閃光のようにまぶしく生き抜くのが人間の生き方なのだと、力強く言い放つポップ。
そんな彼の魂の叫びが、今度はダイにも希望の炎を伝播させる!
そして、ついにダイが立ち上がった――!!
公式サイトより引用
アニメ第96話は原作36巻”響く闇からの声”の序盤から”閃光のように”までだよ。
ダイの大冒険アニメ96話の主な登場キャラ
>ダイ
公式サイトより引用
大魔王バーンを倒すために魔王軍と戦う勇者。
赤ん坊の頃、今は亡きアルキード王により異国の地に追放されるが、途中で船が難破してしまいデルムリン島に流れつき、モンスターである鬼面道士のブラスに育ててもらった。
打倒大魔王のためにポップと共にデルムリン島を旅立った。
人間と竜の騎士のハーフであるため、正統な竜の騎士の一族ではないが、正統な竜の騎士であるバランの力と歴代の戦闘技術を継承したことで超戦士となる。
地上殲滅に王手がかかったことに絶望し心が折れてしまうも、ポップの言葉で再び立ち上がる。
>ポップ
公式サイトより引用
アバンの使徒の1人であり、デルムリン島からダイと共に旅をする親友。
職業は魔法使いで、メラ系を得意とするほか、師マトリフのオリジナル呪文も使用できる。
洞察力も高く、バーン戦ではアバンからも一目置かれるようになった。
最初は頼りない部分があったが、戦いの中で精神面・戦闘面ともに大きく成長を果たした。
また熱き魂の持主で、敵であったハドラー・クロコダイン・バランの心を動かし、バーン戦ではラーハルトやヒムの心も動かした。
心のどこかで自分は仲間たちと違い、凡人であることに劣等感を持っていたが、メルルの勇気ある行動がきっかけで解放。
ポップの評価については、こちらの記事で紹介。
>メルル
公式サイトより引用
ポップに密かに恋をしていた占い師。
ポップをザボエラの猛毒の光弾から命がけで守った際にポップの気持ちを伝えた。
ポップ覚醒時に自身の気持ちをハッキリ伝えたメルルも実は覚醒しており、予知能力でフローラたちを危機的状況から救った。
また覚醒したことでポップの知っていることがわかるようになり、ポップと離れていても会話ができるようになった。
ポップに一筋の希望を伝えた。
>ロン・ベルク
公式サイトより引用
かつては魔王軍に所属していた魔界最強クラスの剣士。
魔王軍を離れた後は地上界で密かに鍛冶屋を営んでいた。
たとえ自分より強い者でも臆することがなく、バーンの元にいたことを過ちと評した。
ダイ達と出会ってからの時間に幸せを感じ、人間たちと同じ運命を共にすることをバーンに伝えた。
>ノヴァ
公式サイトより引用
リンガイア王国出身で北の勇者と呼ばれていた。
ダイ達と出会った頃は自己中な性格であったが、オリハルコン親衛騎団に敗北後は心を入れ替え、ザボエラ戦を通じてロン・ベルクに弟子入りを申し出た。
戦闘能力は高く、剣技のほかに呪文も得意で、ルーラとヒャドを使い2つの黒のコアを凍結させた。
>バーン
公式サイトより引用
魔界の王。
限りなく永遠に近い生命を得るために、叡智と魔力のみを残した本体の肉体と若さと力をもつ肉体を分離させ、皆既日食の都度、凍れる時間の秘法を使い、若き肉体を封印しミストバーンに預けていた。
ミストバーンに預けていた自身の若き肉体と融合したことで、魔界最強の戦闘力を取り戻した。
老バーンと比較して煽り耐性だけは弱くなっており、ポップの挑発に乗って天地魔闘の構えを取り、ダイとポップの反撃で片腕を斬られ、さらにはダイのライデイン連発でダメージを受けた。
地上殲滅計画は冥竜王ヴェルザーとの一種の賭けであることが判明した。
>冥竜王ヴェルザー
新アニメ96話より引用
かつてバーンと対立していたが『神々が憎い!』という共通の想いから対立を止めた。
バーンと異なり地上も征服する野望を持っていたが、バランとの戦いに敗れ、天界の精霊に封印された。
バーンの数千年にわたる計画の達成に一声かけるために思念体が登場した。(本体は魔界に封印中)
キルバーンの主でもある。
ダイの大冒険アニメ96話で登場した呪文・技
>ヒャド
使用者:ノヴァ
ヒャド系【氷】の初級呪文。
ドラクエ3で初登場の呪文。
黒のコアを凍結させて作動を止めるために使用。
>ルーラ
使用者:ポップ、ノヴァ、フォブスタ―
イメージした場所に瞬間移動する呪文。
ただし、高速移動の一種であることから障害物があると移動できない。
原作でも洞窟で使用すると天井に頭をぶつけて失敗となり、ポップもバーンの結界によってルーラを遮られた。
ダイの大冒険アニメ96話の原作との変更点・カットシーン
- ヴェルザーがバランに討伐され天界の精霊に封印される場面が追加。
- ロン・ベルクが黒のコアはヒャドで凍ることをフローラたちに伝える場面が追加。
- 原作ではバーンがロン・ベルクに悪あがきと伝えたとき、爆発まで5分足らずと具体的な数値で表現していたが、アニメでわずかな時間と抽象的な表現に変更。
- 原作ではエイミがルーラが使えないことに嘆いていたが、アニメではバダックがルーラを使えないことに嘆いている。
- ゴメスのロモス城での声掛けやノヴァのオーザムへ向かう姿を描いた場面が、原作ではダイが立ち上がった後だが、アニメでは前に描かれている。
ほぼ原作通り進みました。
ルーラが使えないことに嘆くのがエイミからバダックに変わったのは、おそらく賢者でルーラが使えないのはおかしくないか?という声を避けるためでしょう。
きっとダイの大冒険の世界では、ルーラはベギラマ同様に高度な呪文だったのでしょう。
ダイの大冒険アニメ96話のネットの口コミ・感想
ダイの大冒険アニメ96話感想まとめ
96話では冥竜王ヴェルザーが初めて登場したり、メルルたちが生き残って足掻いていたりと盛りだくさんでした。
ポップの閃光にように生き抜くセリフでダイも再び立ち上がることができました。
戦力面ではまだまだバーンのほうが優位ですが、ダイ達がどのように抗うか今から楽しみですね。
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